Saint Laurentのローファーを購入しました

2019年に購入したトッズの茶色ローファーが、そろそろ劣化が目立ってきました(コロナ禍前に購入したので、ほぼ6年間履き続けました)。その理由もあって新しい茶色ローファーを探していました。

そして先日サンローランの店舗に立ち寄ったところ、ヒジョーに具合が良さそうなローファーを見つけて試着をしました(とは言ってもお値段があまり可愛くないので、購入には躊躇するところではありました)。

「いやーカッコ良いですねー、履き心地も軽いし……」「そーでしょう?ウナギ(イール)ですし」「ウナギぃ!?」「はい。牛革より数倍強いと言われるウナギ皮でございますぅー」「ウナギですかぁ……」

Saint LaurentのLe Loafer
ウナギは日本のみならずイタリアをはじめとしたヨーロッパでも食用として流通しています。またファッションアイテムで使用されているウナギの皮は、ヌタウナギと呼ばれる種類のもので食用としてはあまり人気は無いようです。

「でも何か甲の部分が低くてキツめの履き心地ですよね?」「それは踵を踏んで履く場合に脱げないようにするためです」「え!スリッパみたいな履き方もできるってこと?」「はい。したがってウナギは関係なくワンサイズ上げたほうがよろしいかと思います」

Saint LaurentのLe Loafer
ウナギは細長い形状なので、甲部分は横方向に数枚の皮を使っているとのことです。そして特筆すべきはシワの形状と表面の質感で、これは哺乳類の皮革とは明らかに異なります。

「まあでもエキゾチックレザーはお手入れがねー」「ブラシをかけるだけでもOKです。ウナギですし」「んー……」「もしお気になされるようであれば、牛革のご用意もございますが?」「……ウナギにします」「お買い上げありがとうございます!」

Saint LaurentのLe Loafer
参考までにオススメの41サイズを選択してジャストサイズでした(普段は40・25cm相当)。また将来的にハーフラバー ソールは貼ることになるので、購入後に靴修理店において最も薄いラバーをあらかじめ貼りました。

このローファーは、ファッション誌が狂喜して記事にするような素材と外観を備えております。折しも今年は革靴の入れ替えを行っていたタイミングであったので購入いたしましたが、今回でそれもほぼ完了した感じです。

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