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Giannetto(ジャンネット)の長袖シャツを購入しました
Giannetto (ジャンネット @giannettoportofino )は1979年に創業したイタリアのシャツブランドでございます。近年になって国内で取り扱いが増え、中心価格帯は25,000円前後で各セレクトショップなどで販売されております。商品構成はカジュアル寄りのシャツが多く、襟の形状はカッタウェイを中心としている印象です。 同ブランドは少々気にはなっていましたが購入する機会に恵まれませんでした。しかし、先日セール品となっていたカジュアルシャツをようやく購入いたしました。このシャツは唯一残っていた38サイズであり、私にはジャストフィットでした。なお、袖丈はピッタリですが首周りはキツイ着用感となっております。 同ブランドのサイズ感は素材やデザインの違いなどによってワンサイズ程度のバラつきがあるとのことです。したがって試着が必須かと思われます。今回の長袖シャツはスリムフィットであり、比較的タイトな作りになっております。シルエットは他のイタリア製のシャツと同様にスッキリとしているので、シャツ単体でもカッコ良く決まるかと思います。
近年におけるイタリア製パンツの裾幅や長さ
40代にかぎらずイタリアかぶれの皆様が好むパンツの裾は、狭くて短めが規定値となっております。これはデニムや一般的なパンツ、さらにはスーツに至るまで定番化しております。下記はその先駆けとなったと言っても良いアレッサンドロ・スクアルツィ氏の足元でございます。 View this post on Instagram Alessandro Squarziさん(@alessandrosquarzi)がシェアした投稿 - 2017年10月月28日午後12時07分PDT このスタイルを実践する場合、長さは何が何でもくるぶし丈であります。正確にはくるぶしに半分程度かかる長さであり、上記のようにロールアップでも対処は可能です。とにかく靴とパンツの間で足が見える必要があります。また靴下より足首を見せたほうが色で悩む必要が無いので楽です。 一昔前はストレート型のパンツが多かったので、裾幅が狭くなると腰回りもキツかったのですが、近年はテーパードパンツの出現によって腰回りは比較的ゆったりとしています。パンツの長さはワンクッションといったように決められている方も多いかと思いますが、現時点では迷ったら短い長さに挑戦するとよろしいかと存じます。特にテーラード ジャケットとパンツのスタイルにおいては、くるぶし丈で細めのパンツを推奨いたします。 裾幅の一般的な目安としては18cm前後がオシャレなパンツの主流となっていますが、スーツのパンツに関しては20cmが多いと思われます。そして18cm未満になるとふくらはぎが入らない可能性が出てきます。またコットン100%のパンツは伸縮性が少ないので試着が必須となります。 【関連記事】 スリム/テーパード/テーラード パンツ(トラウザーズ)の意味
SettefiliCashmere(セッテフィーリ カシミア)のカーディガン
SettefiliCashmere (セッテフィーリ カシミア @settefilicashmere )は2009年にイタリアのフェラーラで設立されたニット ブランドでございます。国内では伊勢丹新宿店をはじめとした各セレクトショップにおいて展開しており、また男性ファッション誌などでも紹介されております。 ちなみにニット類はどちらかと言えば上級者向けのアイテムでございます。ニット カーディガンであればブルゾンで代用できますし、ニット ベストであればジレで代用が可能です。アウター ウェアの場合は素材が固めのほうがスタイリングが容易であり、柔らかくなるほど体型が直接反映されるので難しくなります。 このカーディガンはアルパカをはじめとした混合素材を使用しており、素肌に直接触れてもチクチク感がありません。またサイズ感は着丈が若干短くタイト目であったため、普段46の私は48を選択いたしました。
オット (8)のニット ポロシャツを購入しました
8 (オット)は以前から気になっていたブランドでございます。同ブランドは Yoox (ユークス・ドットコム: @yoox )がプロデュースしている模様で、イタリアで製であります。しばらく前に私の飼い主(妻)が同ブランドのTシャツ類を購入し、気に入って着用していたので私も購入した次第です。 8(オット)の製品は比較的安価であり、シャツやバッグや靴なども製造しております。ただし購入はYooxからのみでございます。そして頻繁にセール価格になるので、ある意味お買い得のブランドかもしれません。 このポロシャツは黒地に白のパイピングが入っており、それが気に入って購入いたしました。最初の定価は14,000円であり、半年ほど放置しておりましたら5,000円まで下がり、さらに送料無料の30%オフの3,500円で購入しました。着用した印象は日本のセレクトショップ オリジナルの15,000円台のポロシャツといった感じです。 縫製もしっかりしており、デザインもイタリアらしく安価な感じはありません。同ブランドの今後の展開は不明ですが、しばらく様子をみながら次回はデニムあたりを狙ってみようかと考えております。 追記:2018年にオット(8)がYooxの正式なプライベート ブランドであるとの発表があり、8 BY YOOXと名称が変わりました 【関連記事】 8 BY YOOXの迷彩柄パファージャケットを購入しました
革靴のフォーマル度について(図解)
日本における革靴のスタイルについては欧米ほど厳しくは無く、ビジネスにおいても黒の革靴であればデザインの許容範囲はかなり広くなっております。理由としては革靴に関する西洋のルールに興味がある方々が少なく、また社会に出る前にファッション スタイルの定義を学ぶ機会も少ないことなどが挙げられます。 欧米では10代の頃には否応なくスーツ スタイルに接する必要があり、また社会に出てからもパーティーに出席するなどの機会が多いので自然とファッション スタイルが確立されます。こういったスタイルとは場面に適切なファッションであり、他の人々と同様にする必要があるので知識も身につくわけであります。 とは言っても現在の日本で西洋における革靴のスタイルを厳密に踏襲する必要はありません。いくつかの基本的な事項を知っていれば問題は無く、日本人しかいない場所においては論じること自体に意味がないかもしれません。参考までに下記はアメリカにおける革靴のフォーマル度を図解としたものです。またデザインの呼称は日本と異なる場合もあります。 色に関しては黒の単色が最もフォーマル度が高く、茶色の単色がそれに続きます。2色以上の革靴はどちらかと言えばカジュアルなパーティー用と言えると思います。またソールに関しては通勤通学はラバー ソールが推奨され、レザー ソールはパーティーまたはこだわる方向けであると考えます。 スーツに合わせるフォーマルな革靴としては上記のような黒の内羽根式のストレート チップ(またはプレーン トウ)が適しております。特に大手金融機関にお勤めの方または金融機関で無理な融資をお願いする場合、もしくは会社における重要な会合の席などには必須の革靴でございます。パーティーの場面でも問題はありません。 アメリカではこの内羽根式はオックスフォードと呼ばれ、多く見かけるデザインです。硬めの外資系の企業にお勤めの方、またはそういった企業と接する機会がある方にもオススメです。いずれにしても最初に購入する革靴はこのデザインが適切であると存じます。 同じ黒のストレート チップであっても、上記の外羽根式はフォーマル度が3段階程度下がります。どちらかと言えばジャケット+パンツのスタイルに合わせることが多く、ビシッとしたスリー ピースのスーツには合わせられません。それでも黒の単色であれば、一般的...
スーツポケットのフラップ(ふた)は常に外に出す
ときおり就職面接のファッション指南サイトなどでジャケットのポケット フラップはもともと雨やホコリを防ぐためのものなので、屋内ではフラップをポケットの中に入れるのがマナーといった説明が見受けられます。そしてそれらのマナーを唱えている方々は、スーツは西洋の服にもかかわらず英語で調べることもしていないと思われます。 参考までに西洋におけるポケット フラップの機能説明は中に入れた物が飛び出ないようにとか、物を盗まれないようにといったものを多く見かけます。この意味において、フラップを中に入れると機能を果たさないことになります。 日本おいてファッション マナーと呼ばれるものには国内ローカル ルールが多く、このマナーも西洋では聞いたことがございません。したがって外資系の会社でこれをやると、それは何故???といった事態になる可能性があります。 スーツに限らず衣服の多くは、購入時の状態で使用することが前提となっております(しつけ糸は外す)。したがって国内で販売されているスーツの大多数はフラップが最初から外に出ているので、外に出して着用することが望ましいと思います。 ポケット関しては以下が簡単な注意点です: 1) ポケット フラップは、状況に応じて出し入れするものでは無い 現代では単にデザインの一部なので、出し入れのメッセージ性はありません。 2) 片方だけ出ているのはNG 全世界共通ですが、ポケットから物を取り出した場合などに起こります。 3) 基本的にジャケットの両方のポケットには何も入れない スーツの形状が崩れる理由からあまり推奨されません。 ちなみにに西洋においてはポケットの形状に関して以下のように大まかなルールがございます。左端のパッチポケットはカジュアル系で多く見られる形状で、右端のジェット ポケットはフォーマルウェアで見ることができます。 右から2つめまでがスーツを含めたフォーマル ウェアで多く使用される形状です。またジェット ポケットは最初からフラップが付いていないのですが、フラップ付きスーツのフラップを中にを入れても代用とはなりません。 外国製のテーラードジャケットは外側のポケットにしつけ糸が縫い付けてある場合があります。私はポケットを使用しないので、しつけ糸は外しません。理由はジャケットの形状をできるだけ保つためです。た...
現在までに購入した6本のFortelaのパンツ
最初に国内のセール会場で購入したフォルテーラのパンツはミリタリー グリーンでありました。当時はあまり有名なブランドでは無く、また巷で言われるほど使い易くないミリタリー色ということもあって売れ残っておりました。 FORTELA - Fatto a mano fortela(フォルテーラ)はAlessandro Squarzi(アレッサンドロ スクアルツィ)氏が近年立ち上げたイタリアのブランドでございます。現時点においては、イタリアン カジュアル テイストのパンツやジレなどの展開を主としておられるようです。 【注:Fortelaは公式インスタグラムの表記に準じて『フォルテーラ』としました】 日本に30年近く通われている氏は日本各地を回られており、岡山のデニムはもちろんのこと様々な日本の素材にご興味があるようです。ちなみに30はサイズ表記であります。 この糸は間違いなくデザインの一部でありますが、糸がほつれていますよとのご指摘を受ける予感がしております。縫製に関してはかなり丁寧で頑丈そうです。 fatto a mano(英訳:handmade)の名の通り、このパンツはテーラード パンツでございます。正直なところ試着するまでは、良くあるイタリアのカジュアルパンツで……とナメておりました。ところが履いてみると素材やフィット感が異次元でありました。はっきり言えば量産品のPT01やIncotexでは、この仕上がりは不可能であると思われます。 裾は最初から3cmのダブル仕様になっており、裾を詰める場合は少々面倒な作業となって跡が残る可能性があります。幸いにも私は詰める必要がありませんでした。このパンツは恐らく30インチからの展開と思われますが、46サイズでデニム29~30インチの私の場合は30インチでジャスト+ウェスト2cmのサイズ感でした。 向かって右側が前になるのですが、後ろ部分のほうが面積が大きくデザインされております。恐らくこれも影響して比較的ゆったりとした腰周りのフィット感となっていると思われます。また右足外側の膝部分には西部開拓時代に使用されていたナイフ ポケットが取り付けられています。 さて、これだけ素材やデザインにこだわった一級品のパンツの定価は税込み49,680円であります。いやいやオジサンもう少し何とかなりませんかね?と...
Etroのニット ネクタイ
先日、セールにおいて ETRO (エトロ @etro )の新品のニット タイを購入いたしました。恐らく2年以上前の製品かと思われますが、当時の定価は24,000円程度とのことであります。同ブランドのネクタイは数本持っておりますが、ニット タイは初めてでございます。 最近はニット タイを着用される方々が増えてきたような印象です。しかしウィンザーノットでネクタイを巻いている方の場合、ノットが大きすぎたり全長が短くなるのでプレーンノットなどに変更する必要があります。そういった意味において、普段からプレーンノットで巻いている方は容易に着用することができるかと思います。 またネクタイに関しては新品でも中古品でもそれほど大きな違いは無いので、初めてニット タイに挑戦されるようであれば中古品でもよろしいかと存じます。
E.Marinella for Drumohrのニットタイ
Yoox (ユークス・ドットコム: @yoox )が送料無料キャンペーン中であったため、 Drumohr (ドルモア @drumohr )のニット ネクタイを3,225円で購入いたしました。同ブランドは200年以上の歴史があるイギリスのニット ブランドでございます。またこのネクタイはイタリアの E.Marinella (マリネッラ @emarinella )とのコラボ企画である模様です。参考までに日本における定価は13,824円(税込み)とのことです。 ニット タイの着こなしはそれほど難しいものではありませんが、幅が一定で細いので長さには注意する必要があります。最長でもベルトが見える程度の長さにしたほうが良いと思います。場合によっては小剣の方が長くなっても構いません。また結び目をしっかり逆三角形にすると、棒状の印象を避けることができるかと存じます。 【関連記事】 マリネッラの小紋柄オーダー ネクタイ(2本め)
SPEKTRE(スペクトレ)のサングラスを購入しました
SPEKTRE (スペクトレ @spektresunglasses )は2009年創立のイタリアのアイウェア ブランドでございます。同ブランドのアイウェアはデザイン性が高く、レンズも含めて特徴的な外観となっております。国内においては伊勢丹やBEAMSやTomorrow Landを始めとした各セレクトショップ取り扱いがあります。そして中心価格帯が2万円台前半ということもあり、イタリア製のサングラス デビューには適している印象です。 今回購入した大きな理由はグレーのレンズでございます。これまでに良い感じのグレーのレンズは探すことができず、レンズを交換して対応したこともあるのですが希望の見た目とはなりませんでした。また定価21,000円のところ、半額程度で販売されていたのも見逃せない理由であります。 このモデルはSEMPER ADAMASという名称で、現行品においては眼鏡のフレームのみと思われます。また幅が少々狭いので、ワイドなお顔の方にはキツいかもしれません。またこのモデルも含めてノーズパッドが低いモデルがあるので、購入にあたっては試着をされたたほうが良いかと存じます。
イル ブセットの財布を海外通販で購入しました
Il Bussetto (イル ブセット @ilbussetto_jp )はイタリアで革小物を製造しているブランドでございます。特に特徴的な形状のコインケースは人気があるようです。また日本国内にも販売代理店が存在し、比較的容易に購入することが可能です。したがって同ブランドの海外通販サイトから直接購入する必要は無いのですが、国内で販売されていないモデルとなればお話が別であります。 今回購入したのは二つ折り財布のコインケース付きのモデルですが、コインケースが縦に配置されています。私は過去10年以上にわたって縦置き型にこだわっておりまして、ここ数年は英国製のEttinger(エッティンガー)の財布を使用してまいりました。しかしそのEttingerの縦置き型のモデルが生産終了となった関係で、Il Bussettoの財布を購入したわけであります。 参考までにIl Bussettoを含め、国内で縦置きコインケース付きの皮革製二つ折り財布を探すのは困難です。特にボタン留めのフラップが付いた縦置き型コインケースはほとんど存在せず、多くは横置きタイプとなっております(大きく開くボックス型の縦置きコインケースは存在します)。 価格は90ユーロ(付加価値税免除)+25ユーロ(送料)で合計115ユーロ(約14,300円)でございました。そして注文から到着まで約1週間を要し、追加の関税などは発生しませんでした。ちなみに左利きの方がコインケースのフラップを開けるとコインが落下するので、このモデルは右利きの方用と思われます。またこの財布は緑色ですが、他の色もあるのでご興味のある方は以下をご参照ください。 Coin Bi Fold with snap closure 【関連記事】 IL BISONTEの財布を購入しました
狩猟用ハンティング ウェアのブランドなど
私、狩猟を行っていた時期がありました。現在はは目の手術による視力の低下および千発撃って2回しか鳥に当たらなかったことなどが理由で、猟銃の所持許可証と猟銃は返納してフィールドへも出ることもなくなりました。 私が目指したのはエレガントな服装による狩猟でございました。お手本としたのは英国スタイルでしたが、日本の場合は英国のような平原ではなく山間部が多いこともあってそのようなスタイルは適しませんでした。そしてカッコ良いハンティング ウェアを探しは以下のような経緯をたどりました。 猟友会に入会すると、もれなくいただけるハンティング ベストであります。テレビで見かけた方もいらっしゃると思います。作りは薄く視認性は非常に高いのですが、あまりイケていないデザインとなっております。スタイリストとしてはこのベストを着用するわけにはいかなかったので、他で探すことにしました。 最初に購入した米国のColumbia(コロンビア)のハンティングウェアでございます。国内では販売されておらず、アメリカから海外通販で購入しました。弾薬入れポケットや背面のゲーム ポケットおよびデザインなども良かったのですが、とにかく重いので長時間フィールドで使用することが苦痛でした。 コートでも大丈夫かと思い、古着屋さんで購入したラルフローレンの消防士風のコートです。薄すぎて防寒性が無いのでまったく実用性に欠けました。 最終的にはこのベストが最も使いやすく、安価で購入することもできました。脱着やサイズ調整も楽で猟場に到着したときのみに着用しました。ダウンジャケットの上からも着用できます。 偶然見つけて購入したParajumpersのキャップは、ハンティング目的としても実用的でした。 狩猟時には仲間からの誤射を防ぐためにハンティング オレンジ色のウェアの着用が強く推奨されております。しかしながらオレンジ色は遠くの獲物からも良く見えて逃げられるため、迷彩色のウェアを好んで着用される方もいらっしゃいます。また初心者の方がグループに参加して狩猟される場合、そういった理由からオレンジ色のウェアが嫌われることもあります。 View this post on Instagram Filsonさん(@filson1897)がシェアした投稿 - 2018年 8月月31日午前9時20分...
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