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9月, 2025の投稿を表示しています

紳士服業界が主導するビジネス用スマートカジュアル

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日本国内におけるファッションの流行というのは、ヨーロッパ(特にイタリア)のそれとは異なる性格を持ちます。国内におけるメンズファッションの流行は主に紳士服業界主導であり、オシャレというよりは業界の都合によるものと考えられます。 その理由は多種多様なファッションアイテムを製造販売するよりは、アイテムの種類数を絞ったほうが効率的であることが挙げられます。加えて近年のビジネススタイルのカジュアル化の影響を受け、売上が減少した同業界ではその傾向が加速しています。 過去を辿れば「冠婚葬祭にも使える」といった謳い文句でブラックスーツを販売しました。しかし冠婚葬祭は頻繁に出席するものでも無く、黒はまったくビジネス向きの色では無いので自然消滅しました。 最近ではクールビズに対応していると、ビジネスポロシャツを推しはじめました。しかしポロシャツは生地の関係で日本の夏には暑く、ビジネスではラフ過ぎるスタイルであることも相まって結局流行らずに終わりました。 それでも満員電車で邪魔者扱いされてもビジネスリュックは一定の成果が出ています。しかし持ち歩くタブレットやPCなどは実際には使用される機会も少なく、不安性で持ち物が多いビジネスパーソン向けといった感じです。 そしてコロナ禍の影響でリモートワークが増え、ウエブ会議用のファッションが新たに登場しました。これは業界にとってまたとないチャンスであり、これをクールビズにも対応するスマートカジュアル ファッションと定義しました。 その代表的なスタイルが上記の写真でございます。簡易デザインのTシャツ・ジャケット・パンツは、生地も薄く複雑な縫製も必要としないので大量生産向きです。このスタイルは本来リモート会議用の上半身仕様ですが、これをビジネス用途として売り出したわけです。 そしてIT業界などの比較的若年層の労働者が多い産業において、コロナ禍以降に人気が出ている印象です。しかしこのスタイルは既存のビジネスファッションを塗り替えるほどの勢いは無く、スマートカジュアルで検索をしても紳士服ブランドばかりが上位に並んでいるのが現状です。 加えてビジネススタイルにおいては清潔感があることは前提ですが、国内においては「信用される服装」と「周囲(相手)に合わせた服装」が重要となります。これら2つの要素を満たす服装はスーツ スタイルで、...

Gabriele Pasiniのストライプシャツを購入しました

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シャツ単体のスタイルで使い勝手が良いストライプシャツを最近購入しており、所持枚数も比較的枚数が多いのですが経年劣化しているものが増えてきたので入れ替えています。そして先日新たにガブリエレ パジーニのシャツをセール価格で購入いたしました(6,610円)。 ガブリエレ パジーニはスーツやジャケットを中心に展開するイタリアのブランドでございます。近年は国内でも知名度が上昇しており、各セレクトショップをはじめとした実店舗および通販でも購入することが可能です。 今回このシャツを購入したのはデザインや価格はもとより、Mサイズ(48相当)を試してみる意図がありました。なぜなら私が頻繁に購入する YOOX をはじめとした通販サイトでは、Mサイズを勧めてくることが多くなってきたからです。 それがどのような理由かは不明ですが、普段Sサイズ(46相当)の私としては確かにタイトな感じは受けていました。特にSサイズのシャツは第一ボタンがギリギリ閉じる感じで、ネクタイ着用は少々厳しい印象でした。 そしてこのシャツはMサイズ(40)であり、当然ながらSサイズのシャツ(37・38・39)よりは作りが大きめになっております。とは言っても身幅は着丈は顕著な違いは感じられず、首は若干余裕があって袖が少々長めといった体感です。 【関連記事】 Gabriele Pasiniのクラシック パンツを購入しました

バンドカラー シャツのメンズコーディネート

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バンドカラー(スタンドカラー)のシャツは、メンズファッションにおいて特に必要としないアイテムでございます。また着用したからと言って劇的にカッコ良くなる可能性は低く、筋肉質の方々にはあまりお似合いになりません。 着こなしに関してはジャストサイズで着こなすと失敗することがあります。またバンドシャツのインナーに丸首Tシャツを着用した場合、丸首+丸首になって外観が悪化します。したがって首元は露出させたほうが無難です。 とは言っても通常の襟よりは若干涼しく、見た目も清涼感があるので春から秋にかけて長い期間着用することが可能です。しかし基本的にはカジュアルアイテムなので、ビジネス用途には向きません。 着丈が極端に短いデザインのバンドカラーシャツは裾をアウトして着こなしても問題ありませんが、一般的には他のシャツと同様に裾をインして着こなします。また、第一ボタンは留めずに外したほうが開放感がある外観となります。 シャツの裾をアウトする場合はカプリシャツ(プルオーバータイプ)が適切です。参考までにバンドカラーに限らずホワイトシャツはカジュアルスタイルでは使いにくく、合わせることが難しい傾向があります。 外気温30度までの夏季限定ではありますが、バンドカラーのリネンシャツと短パン(ショーツ)の組み合わせは比較的エレガンテな外観となります。またこのスタイルは冷房が効いた屋内にも対応するので、実用的な一面も持ち合わせています。 いずれにしてもバンドカラーシャツは、主に音楽を含むアート系の方々に好まれている印象です。ちなみに襟が細くてもヨレていると見栄えがよろしくないので、通常の襟と同様にアイロンがけが必要なります。

長袖シャツのカラーステイ(キーパー)はネクタイ着用時以外は不要

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プラスチック製のカラーステイ( Collar Stays )は、ある程度のグレードのシャツの襟には挿入されています。その主な目的は襟先が曲がらないようにするためで、その対極に位置するのがボタンダウンの襟でございます。 またネクタイを締めるスーツスタイルの場合、カラーステイが無いとシャツの襟先がジャケットの襟から飛び出るなどして外観が悪化することがあります。そういった理由もあって、洗濯時の取り外しが面倒でも私は常にカラーステイを使用しておりました。 しかし近年はネクタイを外したジャケットスタイルで外出することも多く、カラーステイを入れるのが面倒なので外したままで着用しております。そしてカラーステイはネクタイ着用時以外は不要であるとの結論に至りました。 実際カラーステイには欠点もありまして、固いプラスチック製の場合はネクタイ着用時に首が凝ることもあります。加えて襟先端部分の柔軟性が失われるため、シャツ単体のスタイルでは襟全体が大きく開いてしまいます。 シャツ単体のスタイルにおいて襟を立てる必要は無いと私は考えていますが、襟全体が開いてしまうのは問題です。それはカラーステイを入れると襟先部分が点で接するために滑りやすくなるのが原因のひとつと思われます。 上記はカラーステイを挿入していないシャツの例ですが、襟部分が湾曲することによって襟全体は比較的形状を保持しています。無論シャツの襟の長さや素材にも依存しますが、少なくともシャツ単体のスタイルにおいてはカラーステイは不要であると思います。 だからこそボタンダウンシャツが良いとお考えの方もいらっしゃいます。しかしボタンダウンシャツは安価な汎用品であることが一目瞭然であり、ビジネスシーンにおいては格下に見られる場合もあるので選択肢とはなりません。 いずれにしてもシャツの襟を気にされる方々は少数派なので、ドレスシャツを着こなす際の注意事項と言っても良いと思います。また近年のシャツの襟は低く開度もワイドなものが多いので、そこまで襟にこだわる必要も無いとは思います。

DANIELE FIESOLI(ダニエレ フィエゾーリ)のタートルネックを購入しました

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タートルネックは冬季に日常使いしているのですが、シャツと同様に消耗品であるために買い替えが必要でございます。私の場合はグレー色がしばらく欠品していたので、YOOXにおいて購入いたしました(13,065円)。 Daniele Fiesoliはフィレンツェ発のイタリアのニットブランドで、近年はセレクトショップなどで見かけることもあります。とは言っても、クルチアーニなどの他のイタリアン ニット ブランドほど知名度は高くありません。 今回タートルネックを購入した理由は、色の他にサイズを変更したことが挙げられます。これまでは46(S相当)のサイズを購入していましたが、近年のイタリア製ニットウエアはタイトなシルエットが多く少々キツく感じられていました。 例えば着丈が短かったり、袖がタイトであったり(でも長い)、ネックがキツめだったりすることがありました。それでも外観はほとんど変わらないので、通常の46サイズを購入していました。 しかし長い袖は袖口を捲くれば何とかなりますが、着丈が短い場合はベルトが見えるなどして外観が悪化します。その理由もあって今回は48(M相当)サイズを試しに購入しました。 この投稿をInstagramで見る Kazuhide Araki(@k__araki)がシェアした投稿 同ブランドのタートルネックは初めての購入となるので正確な比較はできませんが、着用感としては他のブランドの46サイズとあまり変わりません。多少着丈は長い印象はありますが、伸縮性がある素材なのでそれほど変化は感じられません。 しかしこのサイズ感は日本製のMサイズに近いと思われます。参考までにイタリア製ファッション アイテムのサイズ感はバラツキがあるので、ワンサイズ上下するのは良くあるお話でございます。

BARBA(バルバ)のストライプシャツを購入しました

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先日アウトレット店舗においてBARBAのストライプシャツを購入いたしました(税込9,900円)。このシャツはドレスシャツということもあり、あまり人気が無かったので高い値引き率で販売されていたものと思われます。 BARBA Napoli | Abbigliamento Sartoriale Uomo Donna バルバはイタリアのナポリ発祥のシャツブランドでございます。国内では各セレクトショップをはじめとし、通信販売でも購入可能です。国内では中級者以上の方々向けといった印象で、体のラインが綺麗に見えるので人気があります。 同ブランドのシャツは襟やカフ部分が比較的しっかりと作られています。またワイシャツでは無くてドレスシャツの範疇なので、お仕事用に購入される場合は首周りや袖の長さなどを細かく確認する必要があります。 加えて最近では定価が4万円を超える場合もあり、ビジネス用途としては少々厳しい価格帯となっています。とは言ってもセールで見かけることもあるので、タイミングが合えばお買い得品に巡り会えることもあります。 この投稿をInstagramで見る Kazuhide Araki(@k__araki)がシェアした投稿 一般的にストライプ柄のシャツは、シャツ単体のスタイルにおいて使いやすいアイテムです。ラインの太さや色にも依存しますが、そのスタイルが得意な方であれば上手に着こなすことが可能です。 このシャツは上質のコットン素材を使用していると思われ、かなりエレガンテな質感となっています。サイズは38と39で迷ったのですが(どちらも第一ボタンはギリギリで閉じる)、体にジャストフィットする38を選択しました。 【関連記事】 BARBA(バルバ)のリネンシャツを購入しました BARBA バルバ シャツ メンズ ドレスシャツ クラシックモデル セミワイドカラー I1U73-36000 長袖 ホワイト イタリア ブランド 国内正規品 posted with カエレバ Le.accaヤフーショッピング店 Yahooショッピング Amazon 楽天市場

40代50代メンズの都会風サマースタイルは緩めのパンツと革靴

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結局のところファッションはお好きなように着こなせば良いのですが、40代を過ぎますと対外的に年相応の着こなしが求められることも多くなります。そしてご自身が、他人からどのように見られているかを考慮することも必要となってきます。 サマースタイルに関してはアイテム数が少ないので難しいことに加え、体型に依存して見栄えが悪化しやすい傾向があります。さらに近年の日本の夏は砂漠気候並みに暑いこともあるので、極力暑さを回避できる服装も求められます。 短パン(ハーフパンツ)はアウトドア向けの印象が強いスーパーカジュアルアイテムなので、都会にはあまり適さないと言えます。夏には涼しいのは確かですが、大都市圏では日本人であっても観光客に見えてしまったりします。 加えて車や公共機関による移動時や建物の中では冷房がかなり効いているので、短パンでは体が冷えることもあります。したがって映画鑑賞にも適しませんし、そもそもドレスコードがあるレストランなどでは入店を断られる場合もあります。 それでも長いパンツは暑いとお考えの方もいらっしゃると思いますが、実際には緩いシルエットの長いパンツでもそれほど大差はありません。ただしジーンズやチノパンのような厚手の生地は、シルエットが緩くても短パンより暑いことには変わりはありません。 摂氏30度までであれば、涼しくはありませんが長袖シャツでも耐えることは可能です。また長袖シャツは冷房の効いた屋内にも対応することもできます。ただし、余裕で腕まくりができる袖の太さのデザインが適切です。 太めで緩いパンツはスニーカーとの相性が良くないので、どうしても革靴を合わせる必要があります(または革サンダル)。そして夏に革靴を履けるかどうかが、オシャレに見えるか否かの分岐点であったりします。 ちなみに革靴は開口部が大きいローファーなどであれば意外と足は蒸れません。それは足と靴との隙間により、歩行中に靴の中の空気が常に入れ替わることが理由です。ただしスニーカーと違って長距離歩行には適しません。 いずれにしても40代以上の方のサマースタイルは快適性との妥協が必要です。また、どんなに工夫をしても劇的にカッコ良くなることはありません。しかしTシャツ・短パン・スニーカーを除外することより、年相応の外観が完成すると思います。

NINE:INTHE:MORNINGのネイビーパンツを購入しました

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探していたネイビーのサマーウールパンツがお手頃な価格で販売されていたので、YOOXにおいて4年ぶりにNINE:INTHE:MORNINGのパンツを購入いたしました(送料別10,600円)。ちなみにこのようなネイビー サマーウールパンツの購入は、はじめてとなります。 NineintheMorning - Official Site ナイン・イン・ザ・モーニングはイタリアでパンツ類を中心に展開するブランドでございます。そして前回の購入から4年は経過しているのですが、現時点においても国内に取扱代理店は存在していません。 同ブランドのパンツの特徴は、シルエットの細さにあります。それは裾に向かって細くなるテーパードパンツの一種で、モデルによっては裾幅17cmといった非常に細いものとなっています。 この投稿をInstagramで見る Kazuhide Araki(@k__araki)がシェアした投稿 しかしその思い切ったデザインにより、脚長・美脚効果に優れています。ちなみに過去に購入たモデルは全体のシルエットが綺麗ではあるものの、私の場合はふくらはぎ部分が詰まっている履き心地です。 またPTやINCOTEXなどよりさらに美脚デザインに振ったパンツなので、足が細い方には非常にお似合いになる印象です。ただ残念ながら国内での入手は難しいので、YOOXなどの海外通販での購入が主なものとなります。 参考までに同ブランドのサイズ感は腰回りは緩めであるものの、ローライズのデザインが多く見受けられます。私の場合はサイズ46(S相当)でジャストでしたが、ウエストが太めの方であれば48でも問題無いと思います。

海外で短パン(ハーフパンツ)+スニーカーは日本人男性の特徴らしい

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世界の国々は文化が異なるので、国ごとにメンズ スタイルも固定観念化されていたりします。例えば季節に関係なく短パン・Tシャツ・サンダルで旅行するアメリカ人、坊主頭で黒服大好き中国人、サンダルに靴下を履くドイツ人……などが挙げられます。 それらは他国の人々からダサいと嘲笑される場合もありますが、人々の嗜好なので良し悪しで論ずるお話ではありません。では日本人のファッションはどうかと言いますと、個人的にはあまり特徴が無いと考えてはおりました。 とは言っても私は、海外である程度日本人旅行者を見分けることはできます。まず小綺麗ではあるがオシャレではない、太陽が眩しくてもサングラスを着用しない、周囲に注意を払わず無防備に歩いている……などが特徴的です。 そして先日、東南アジアで短パン(ショーツ)でスニーカーを履いているのは日本人男性なので見分けることができるといった記事を目にしました。確かに短パン+スニーカーの組み合わせは近年国内でも良く見かけるメンズ スタイルです。 一般的に東南アジアを含む暑い地域の国の男性は、短パンを履いているようなイメージがあります。しかし実際には現地の男性は長いパンツを履いていることが多く、特に中近東では肌の露出は良しとされないので短パンは避けたほうが無難です。 かと言って30度を超える外気温では、ブルージーンズやチノパンは外観や体感も暑すぎます。したがって緩いシルエットのリネンパンツ、あるいはシアサッカーパンツなどをはじめとした薄い生地の長いパンツなどが相応と思われます。 また海外旅行では歩きやすいスニーカーが好まれ、路面状況が悪い国々では便利なアイテムです。しかしスニーカーでハイブランドが立ち並ぶモールや、グレードが高いレストランに入るというのは現地の社会通念上よろしくないケースが多々あります。 近年(特にコロナ禍以降)の日本では服装に興味が無い方々が増加している印象で、特にファーストファッションでもそれなりに見えれば良いといった風潮が見受けられます(それはそれで流行の一種ではあるので否定するつもりはありません)。 なかでもスニーカーは衣服と比較して寿命が長く、歩きやすいことに加えてファッショナブルなデザインのものが多いので人気があります。しかしオシャレな服装とは相性が悪く、どちらかといえば普段使いのアイテムと言えま...
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