投稿

2024の投稿を表示しています

腕時計の日付表示は便利ではあるが機械式では不要

イメージ
エクスプローラIIを購入して5~6年は、腕時計を見て日付を確認しておりました。しかし老眼が訪れた頃から数字が見えにくくなり、毎日使うわけでもないので売却する頃には日付合わせは省略して日付はズレたままで着用していました。 その一方で日付の確認は、現代のスマホより腕時計のほうが素早く行うことが可能です。その便利さから過去には日付・曜日表示機能が搭載されるようになり、今でも半数以上の腕時計には日付機能が付いております。 しかし機械式腕時計に限れば、日付機能は現代において不要であると私は考えています。それは私のみならずROLEXが最も輸出されているのアメリカでも、デザイン上美しく無いなどの理由で日付表示を嫌う人々が数多く存在します(ちなみに同国の愛好家に最も嫌われているブランドはHUBLO)。 例えば機械式腕時計のストップウオッチ機能は使用しなくてもデザインとしての役割がありますが、日付機能は使わなければ(見にくくなれば)無用の長物です。それでも必要と感じられるのは単に見慣れているからであり、実際は日付表示無しのほうがバランスが取れたデザインになります。 とは言っても腕時計に関するこのような話題は、国内ではあまり見かけません。それは腕時計をファッションアイテムとして扱う人々と、趣味やステータスとして扱う人々の考え方には大きな隔たり存在するからです。 特に趣味の方向性が強い方々とは意見が平行線をたどります。例えば腕時計を止めてしまうと時間を合わせるのが面倒(自動巻き上げ機を使う)、日付が見にくい(拡大レンズ付きを買う)、大きくて重い(それは我慢)といった具合になります。 これは腕時計に対する考え方の違いであり、良し悪しの問題ではありません。ただ、腕時計に対する感情を排除して工業製品として見た場合、機械式腕時計に日付表示は不要ではないかというお話でございます。 この観点からは、文字盤のデザインを容易に変更できるスマートウオッチは非常に優秀です。さらに通信可能などの機能面では従来の腕時計を圧倒しているので、例え頻繁に着用しなくても2号機として使い方には慣れたほうが得策であると思います。 参考までに換金性が高い宝飾品は別としても、骨董品や車などは家族に残したところで迷惑なケースがほとんどなので、自分が始めた趣味は自分の代で終わりにするのがベストであ

冬のメンズ カジュアル スタイルは3枚の重ね着で乗り切る

イメージ
カジュアル スタイリングにおける重ね着は難易度が高く、重ねる枚数を少なくしたほうが外観が向上する傾向があります。それはまた実用面において、動きやすさや服の脱ぎ着にも影響します。 また地下街を歩いたり地下鉄などで移動する機会が多い場合、その場所における温度も考慮したスタイルが必要です。それは東京などの冬でも温暖な地域では、本気の防寒対策をすると屋内で暑すぎる結果となるからです。 私のカジュアルスタイルにおける上半身の重ね着は、春・秋は2~3枚、夏は1枚、冬は3枚といった感じになっております。なかでも冬は長袖の肌着+ニットウエア+アウターの3枚で過ごしております。 ウィンター スタイルにおいては上下をウール素材で揃えると実用性が高く、スタイリングも容易です。特にウール素材パンツは必須アイテムであり、チノパンなどのコットン素材パンツは寒々しいので避けたほうが無難です。 トップスは厚手のセーターが使いやすく、首が寒い場合はスカーフを巻いたりタートルネックを着用すると良いと思います。この場合もまた、コットン素材のスウエットなどはストリート スタイル感が強いのであまりオススメできません。 個人的な試行錯誤の結果としてはダウンジャケットは、薄手のタートルネックとの組み合わせが最も使いやすい印象です。このスタイルは気温が低い屋外と暖房が効いた屋内の両方に対応し、長袖シャツよりはエレガンテな外観になります。 その一方で体型の薄い方々に人気があるトラッド風のジャケパン スタイルは厚着になりがちです。特に長袖シャツとテーラードジャケットは防寒性能が低いので、どちらかを使うと最低でも4枚の重ね着が必要になります。 そもそも冬のカジュアル スタイルに長袖シャツ(特にドレスシャツ)とテーラードジャケットは必要ありません。長袖シャツは寒いからといって薄手のセーターを着用すると、肌着と合わせてそれだけで3枚になります。 さらにセーターを着るのであれば、長袖シャツは襟しか見えないのでスタイリングにおける意味がありません。かと言ってセーターから長袖シャツの裾を出して見せると、絶滅した昭和スタイルが完成してしまいます。 テーラードジャケットも単体では寒いので、その上からコートを着用する必要があります。そしてコートをテーラードジャケットの代用とすると、コートを脱

ストリート スナップでは太陽が眩しいのでサングラスを使います

イメージ
私が常にサングラスを着用しているのは概ねファッション目的ではありますが、撮影時の眩しい顔の表情を防ぐ効果があるからです。とは言ってもサングラスに関する知識も必要なので、それも踏まえて全身のスタイリングも考えています。 一般的に昼間の屋外の撮影では太陽は前方にあるので、裸眼では目を細めないと眩しく感じます。すると頬の筋肉も上がるので、普段とは違った表情になります。その表情はしかめっ面に近いものがあり、場合によってはブサイクと言われることもあります。 一方でサングラスを着用すると目を開けることができるので、普段の表情に近くなります。またポージングを維持している間も、眩しさをあまり感じないので苦痛ではありません(太陽光線が直接目に入り続けるのは結構苦痛)。 それでもサングラスで目は隠れるので普段の顔ではありませんが、少なくとも眩しそうな表情よりはマシであります。またサングラスの種類を変えることにより、顔の印象も変化させることができます。 ちなみにストリート スナップは服装を見せるための写真と勘違いされている方もいらっしゃいますが、背景や撮影場所も重要な要素です。そして全身撮影が前提なので、顔も入れないと写真の魅力が半減します。 その観点からも裸眼よりサングラスをかける利点のほうが上回ります。しかしサングラスは実際に服装に合わせてみないとわからない部分もあります。したがってサングラス単体で紹介している情報はあまり参考になりません。 いずれにしても日本はサングラスに対して根強い偏見があるので、現時点においてサングラスの着用が急激に普及するとは思えません。しかしながら晴天の日はサングラスを着用すると目が楽なので、そこから始められてもよろしいかと存じます。 【関連記事】 サングラスは眉毛が隠れるデザインが良いと言う謎ルール

ニット ウエアはどーしても大人に必要なウィンター アイテム

イメージ
タートルネックやセーターはウィンター カジュアル スタイルにおいて重要なアイテムでございます。特に40代の皆様がオシャレを目指す場合、それらは避けては通れない道でもあります。しかしながら国内における普及率は今ひとつといった感じです。 その理由のひとつとして「チクチクする」といったものがあります。実際のところ、ひと昔前のようにチクチクして不快なニットウエアはかなり少数です。加えて最初はチクチクしたとしても、着用しているうちに慣れます。 それは冬に街で見かける多くの女性が、タートルネックなどのニットウエアを着用していることもで証明できます。そして「チクチクして嫌い」と着用を避けている方で、スタイリッシュな方はあまりお見かけしません。 また長袖シャツの上にセーターを着るといった過去のスタイリング方法も変化し、現代では長袖肌着の上に直接セーターを着用する手法も増えています。特にタートルネックは保温性に優れているので、肌着と2枚の組み合わせでも防寒性は確保できます。 ウールコート+タートルネックは最も容易で実用性も高い組み合わせです。厚手の素材のタートルネックであれば防寒性も高く、10℃以下の外気温でも対応できる場合がありす。また一撃でスタイリッシュな外観に変化させることも可能です。 ウールコート+セーターの組み合わせもタートルネックと同様です。しかし首部分が寒いので、気温が低い場合はマフラーやスカーフを巻くと良いと思います。むしろ巻物を使う場合はタートルネックよりセーターのほうが首部分がスッキリして見えます。 中綿ジャケットなどのライトダウンジャケットは、首が露出すると安っぽく見える傾向があります。またそれらのジャケットは防寒性も高くないので、厚手のタートルネックと合わせる方法などが有効かと思います。 ダウンジャケットは薄手のタートルネックと合わせることをオススメします。特にフロントジッパーを開けたときのスタイルが、他のどのインナーよりエレガンテな外観になります。そしてなにより首の脂分が付着しないので、首周りの汚れや劣化を防ぐことができます。 ちなみにダウンジャケット+長袖シャツ+ジーンズ+スニーカーの組み合わせは、イケていない部類のアメリカン スタイルなので40代の方々は避けたほうが無難です。特にチェック柄などの柄物シャツは、シニ

冬限定のグレー(灰)×レッド(赤)のメンズ コーディネート

イメージ
先日購入したレッド セーターは、その前に購入したヘリンボーン コートに合わせるためのものでした。無論それぞれ単体でも着用可能ではありますが、どーしてもグレーのウール コートとレッド セーターの組み合わせを試したかったのでございます。 一般的にレッド アイテムはメンズ ファッションでは取り扱いが難しく、帽子・マフラー・靴下などの小物で使われる程度です。私も過去にレッド パンツやレッド シャツなどを試したこともありましたが、それらは目立ちはしてもカッコ良く見せることが困難でした。 それでもセーターであればなんとかなりそうな気がしたので、レッド セーターを購入いたしました。そしてそれに合わせるアウターとして、グレーのウールコートを事前に想定していました。 そして先日初めて試したのが上記のコーディネート写真です。カジュアル スタイルのメンズ ファッションにおいてグレーとレッドの組み合わせはほとんど見ないので、ある意味新鮮と言えるかもしれません。 評価は分かれるとは思いますが、グレーとレッドの相性はそれほど悪くはない印象です。とりわけキラキラ成分の減少がはじまる50代以上の男性の場合、派手めの差し色を有効活用すると華やかな外観になります。 またこのコーディネートはコートを脱ぐと突然と目を引くので、オシャレなレストランでのお食事や、高級ホテルにおける催し物会場を訪れる際などに有効な手法であると思われます。 【関連記事】 Saint Laurentのプルオーバー(セーター)を購入しました Dolce & Gabbana(ドルチェ&ガッバーナ)のウールコートを購入しました

モロー・パリのメガネケースを購入しました

イメージ
私のようにサングラスを10本以上所持している人間は、サングラス ケースが悩みのタネです。多くの場合、純正ハードケースは綺麗なのですが持ち運びにかさ張る欠点があります。加えて意外と耐久性が低く、2~3年で劣化する場合もあります。 そしてソフトケースが付属していないので(選択可能な場合もあり)、結局別途購入することになります。それでもプラスチックなどの硬い素材をフレーム使用したサングラスであれば、直接胸ポケットに入れることも可能です。 しかし変形しやすい細いフレームのサングラスは胸ポケットの収まりも悪く、外したときに収納場所に困ります。また安価な汎用品のソフトケースは外観がチープなので、胸ポケットに入れるのを躊躇することもあります。 そういった状況で先日、おおむね私の希望通りのソフト メガネケースを、モロー・パリの店頭において購入しました。このメガネケースは今シーズンからの4色展開で、胸ポケットに入れた際に最も合わせやすそうな上記の色を選択しました。 MOREAU PARIS(モロー・パリ)公式オンラインブティック モロー・パリは日本初上陸から約10年と日が浅いのですが、140年の歴史を誇るフランスの革小物ブランドでございます。現時点において実店舗は少なく、オンライン店舗の取扱商品も少なめな印象です。しかし時折セールなどでオトクな商品を見かけることもあります。 このメガネケースは店頭のみの限定数で販売されており、現時点においてすべての色が残っているかは不明です。素材は柔らかいレザー製で、同ブランドのアイコン模様が特徴的なデザインとなっております。 Valextra ヴァレクストラ メガネケース V2L64 028 SGNL0064028 メンズ レディース レザー めがね 眼鏡 カラー10色 posted with カエレバ 楽天市場 Amazon Yahooショッピング 参考までに同様のデザインのメガネケースはValextraでも取り扱いがあります。そして最新シーズンのモデルの定価は7万円を超えますが、メガネケースにレザー ストラップが付属しているので、バッグの取っ手などに付けると非常にエレガンテでございます。 MOREAU PARIS モローパリ カードケース PORTE CARTE PLINT GOUSSE レディース レザー 名

スーツやジャケットのDROP(ドロップ)表記はヨーロッパと日本では意味が違う

イメージ
欧米製スーツやジャケットのサイズは基本的に大雑把に表記されています。例えばヨーロッパの場合はXS(または44)S(同46)M(同48)L(同50)のように表示されています。さらにブランドによってシルエットやデザインが異なるので、サイズが合っても体型に合わないケースがあります。 一方で国産ビジネススーツは身長と体型を組み合わせた国内独自のJIS表記が採用されています。身長は2~9号・体型はY~E体といったように細かく分類されています。例えば身長170cmで標準体型より筋肉質の私の場合は5号YA体となります。 この細かいサイズ表記はメンズスーツのみに適用され、他の衣服は比較的大雑把なサイズで表記されています。したがってスーツは細かく体型に合わせることが可能である一方で、多様なサイズ展開を必要とするために非効率的と言えば非効率的です。 これは過去において男性用仕事着であるスーツは、購入してすぐに着用できる必要性などがあったためと思われます。その反面、ヨーロッパでは購入後に体型に合わせて修正するのが一般的なので、そこまでサイズが細分化されていません。 ちなみにこのJIS規格は第二次大戦後、各国産メーカーのサイズ表記のバラつきが大きく、消費者にわかりやすくする目的で制定されました。その後国民の体型の変化により改定されてはいますが、規格に強制力は無いので採用は各メーカーに一任されています。 そして近年、そのJIS規格の体型表記にDROP表記が導入されはじめた模様です。DROP表記は立体的なデザインが特徴のイタリア製スーツなどで散見され、(胸囲cm-胴囲cm)÷2の数値で表記されます。 このDROPはスーツやジャケットのシルエットの絞りを数値化したもので、数値が大きなるほどウエストが絞られたデザインになります。しかしウエストの絞りの位置はブランドによって異なるので、ある程度の目安とも言えます。 例えばDROP7と表記されている上記のスーツ ジャケットの場合、胸囲とウエストの差が14cmです。また一般的にヨーロッパ(特にイタリア)におけるDROP表記は6~8を多く見かけます(むしろその数値以外はほとんど見たことがありません)。 DROP7は比較的ウエストが絞られているので、前ボタンを留めると窮屈に感じられる場合もあります。加えて胸が薄い体型の方は胸

ラルフローレンのスーツを購入しました

イメージ
先日、ベラボーな値引き率となっていたラルフローレン パープルレーベルのウール フランネル スーツを購入いたしました(Made in Italy)。ラルフローレンの高級ラインということもあって高品質素材が使用されていますが、ビジネス用途には厳しいのでお安くなっていたと思われます。 一般的にダブルブレスト スーツはビジネス向きとは言い難く、ネイビー+金ボタンのダブルジャケットであっても威圧的な印象を与える場合があります。また前ボタンを留めるスタイルで着用するため、胸が薄い方々はそれが強調される傾向もあります。 加えてチェック柄も一般企業に勤務される方々には使いにくい柄です。しかしカジュアル用途においてそれらは圧倒的な存在感となります。そしてこのスーツはカジュアル スーツのなかでも、ウインタースタイルを代表するような外観に仕上がっております。 パンツはベルトレス仕様となっています。ベルトレス パンツはジャストフィットが理想であり、このパンツは私のウエスト サイズでジャストでした。また裾はお直し屋さんと話し合った結果、最も綺麗に見えるシングルで仕上げることにしました。 スーツサイズはUS38S(EU46相当)です。Sはショートの略で、他にR(レギュラー)タイプも存在します。Sは着丈や袖丈が短めで、私のような日本人にはレギュラーよりショートのほうが似合うと思います。 この投稿をInstagramで見る Kazuhide Araki(@k__araki)がシェアした投稿 後付の袖ボタンは本切羽にせず、冬向けの生地なので通常のボタンホール+重ねボタンで仕上げていただくことにしました。また袖は詰める必要が無かったので、パンツの裾上げを含めてお直し料金は1万円でした。 【関連記事】 ラルフローレンのリネン ショーツ(短パン)を購入しました

ダウンベストはオシャレ着なのかい?そうじゃないのかい?どっちなんだい?

イメージ
結論から言えばオシャレ着ではありません。世の中には身につけるとカッコ良く見えるアイテムも存在しますが、ダウンベストはそれには該当しません。それでも多少はスタイリッシュな外見に仕上げることも可能ですが、基本的には実用品といった位置づけが適切かと思われます。 またアウターとして使用する場合、腕の防寒ができないので真冬には着用できません。したがって春先や秋口などの限られた季節しか使えないアイテムでもあります。加えてインナー ダウンは防弾チョッキ風の外観になるので、お世辞にもカッコ良いとは言えません。 ダウンベストとデニムブルゾン(Gジャン)の組み合わせは、アメカジ ファッションで見かけるコーディネートです。これも外気温が10℃以下になると首や腕が寒いので、12月~2月は避けざるを得ません。 参考までにデニムブルゾンをウィンター スタイルで使うのであれば、タートルネックと合わせることをオススメします。このスタイルでは肌着と合わせて3枚の長袖を着ているので、ダウンベストよりは全体的な防寒性が高くなります。 防寒性を考慮するのであれば、肉厚のニットウエアと合わせる方法もあります。ただし、風が強い場合は腕が寒い欠点があります。また暖房が効いた地下道を歩くと暑く感じられ、ダウンベストを脱いだほうが快適と言えます。 上記のコーディネートであれば、ダウンベストの代わりにコートを着たほうがエレガンテな外観になります。さらにダウンベストがジャストフィットの場合、ニット素材が厚いと少々窮屈に感じられます。 いずれにしてもダウンベストは他のアウターで代替可能なので、無理をしてまで着用する必要はありません。しかしながら一日の寒暖差が大きい季節に、屋外で行動する場合は比較的有効なウエアであると思います。 【関連記事】 SAVE THE DUCK(セーブ・ザ・ダック)のシンセティック ダウンベストを購入しました

FILIPPO DE LAURENTIIS(フィリッポ デ ローレンティス)のセーターを購入しました

イメージ
ブラウン系のセーターは持っていなかったので先日、 YOOX「広告・PR」 においてフィリッポ デ ローレンティスのセーターを購入いたしました(送料別16,720円)。そしてこのセーターも、中厚ニットと呼ばれる厚手の生地が使われております。 Filippo De Laurentiis フィリッポ デ ローレンティスは2012年にイタリアで設立され、ニットウエアを中心に展開をしているブランドです。国内においても各セレクトショップなどで取り扱いがあり、中心価格帯は3万円前後といった印象です。 このセーターはウール・コットン・アルパカの混合素材で構成されており、比較的固めの着心地となっております。アーム部分も細めであり、タイトなシルエットが特徴と言えます。 いや、むしろ日本製セーターでは見られないボディースーツ風の着心地でございます。日本製のウエアは肌触りや動きやすさなども考慮されている一方で、このセーターに限ればシルエットが優先されている感じです。 また首部分はセーターとモックネックの中間といったデザインです。上記の写真のように首部分を折り返すとセーターですが、折り返さないとモックネックなので二通りの着こなしが可能となっています。

ファッション誌の記事は真に受けない

イメージ
先日イタリア人の先生とイタリアのファッション誌の記事を題材にお話をしておりました。記事の題名は「この春に流行するファッション アイテム」といったもので、数種類のアイテムの色や形状が細かく説明されていました。 「おおよそこの記事の内容はわかりましたが、取り上げるアイテムが細かすぎませんか?さらにイタリアの他のファッション誌では、まったく違うアイテムが流行するとか書いてますよね?これってイタリアでは普通なのですか?」 「あなたの言うことは正しいと思います。そんなアイテムを指定されても探すほうが大変です。しかし問題はありません。ファッション誌の記事を真に受けるイタリア人はいません。私達は好きな服を着るだけです」 アメリカのファッション誌も似たようなものです。そもそも同国はファッションに関心が無い人々が日本より多く、肥満大国ということもあって購入可能なスタイリッシュな服も限られています。 この投稿をInstagramで見る Elder Ordonez(@elderordonez1)がシェアした投稿 それでもハリウッド スターのストリートスナップ写真が日本のメディアでも取り上げられたりしますが、それは私服ではなくて事前に用意された服の場合があります。そしてその服の提供元が中華系詐欺サイトのケースがあり、私は昨年見事に騙されました。 一方で日本のファッション誌は世界唯一とも言える、ファッションブランド側から提供を受けた新商品を使用したコーディネートを紹介する方式を採用しています。したがって各雑誌で取り上げるファッションアイテムはどれも同じになりがちです。 加えて自前でモデルさんを用意して多くのコーディネート写真を掲載してはいますが、撮影用のファッションなので実用性が低いことは否めません。また多様性などと言いながら、白人モデルを多用するのは大きな疑問でもあります。 実際のところハイブランドは雑誌広告の有無に関係なく、商品は飛ぶように売れます。しかも新作商品の発表より雑誌の発売は遅れるので、雑誌を見て問い合わせても掲載商品がすでに売り切れてしまっていることも問題と言えます。 いずれにしても衣服は見るのと実際に着るのは大違いです。特に初心者の方々はファッション メディアを鵜呑みにせず、実際の店舗で着心地な

Saint Laurentのプルオーバー(セーター)を購入しました

イメージ
去年末にアウトレット モールでサンローランのセーターを購入いたしました。今シーズンはニットウエアを中心に買い揃えており、特に中厚ニットと呼ばれる比較的厚手の生地に注目しております。 私は主にイタリアのブランドの商品を中心に購入していましたが、近年はフランスのハイブランド品も時折セールなどでも購入しています。それはフランスのブランドのデザインはシンプルで合わせやすい面があるからです。 今回購入したセーターはトナカイがデザインされたクリスマス仕様と思われます。色は黒・青・赤の3色展開で、グレーに赤を合わせたかったのでこの色を選択しました。ちなみにクリスマス時期以外でも着用する予定です。 肉厚のウール素材は保温性が高くタイトなフィット感であり、10℃程度であれば肌着と2枚で対応可能と思われます。逆にダウンジャケットを着ると腕の部分が汗ばむので、薄手のアウターのほうが適切な印象です。 【関連記事】 Saint Laurentのホワイト スニーカーを購入しました

ピーコートのメンズコーディネート【写真】

イメージ
ピーコートは冬になると定期的に話題になるアイテムですが、どちらかと言えば若者さん向けのアイテムであります。着丈は上記のような長めのデザインも存在しますが短めが主流です。またネイビー以外の色はピーコートに見えません。 そしてボックス型の細長いデザインは体型を選ぶアイテムでもあり、細い体型や胸が薄い方々はそれが強調されるので避けたほうが無難です。逆に筋肉質やがっしりとした上半身を持つ方々にとっては、着心地が多少窮屈ではありますがお似合いになります。 加えて数多く販売されているピーコートはアームホールが狭く、スーツ ジャケットの上から着用することが困難なのでインナー選びが重要になります。その理由から、一部メディアで言われているようなビジネススタイルでの使用は不可となります。 ネイビーまたはダークカラーのプルオーバー(セーター)+ホワイト パンツ(ジーンズ)+黒革靴は、世界的に多く見かける定番のコーディネートになります。これは青+白の2色コーディネートを基本としています。シューズはブーツでも問題ありませんが、黒色以外は合わない印象です。 長袖シャツやジーンズとの組み合わせは少々ハード ボイルド風の外観になります。とは言っても若者さんであれば特に問題が無いコーディネートになります。問題は40歳を過ぎるとミリタリー由来のアイテムの使い方が難しくなる点にあります。 パーカーを着こなせる方であれば、比較的穏やかな外観のカジュアル スタイルが完成します。40代以上の方々の場合、ピーコートのインナーはパーカーが最も合わせやすくオシャレっぽく見えると思われます。 ピーコートはダブルブレストのデザインなのでインナーが見える胸元の面積が狭く、この部分の見せ方で外観が大きく変わります。一般的にはホワイトやネイビーのニットウエアなどと合わせるとよろしいかと存じます。 【関連記事】 SEALUP(シーラップ)のロング ピーコートを購入しました

今年の冬は都内でモンクレールを見かけない

イメージ
今年はコロナ禍が終息して最初のウィンターシーズンですが、都内の繁華街ではモンクレールを着用している方々をあまり見かけません。特に女性の場合はそれが顕著なように思われます。 コロナ禍中は外出が制限されていたこともあり、私もそれほどモンクレールを注視していたわけではありませんでした。それでもコロナ禍以前よりはモンクレールの着用率が減少している印象です。 考えられる要因としてはまず、モンクレールが大好きな中国人観光客の減少が挙げられます。中国ではROLEXと同様にモンクレールが富の象徴として扱われ、日本国内からも中古のモンクレールが輸出されるほどの人気ぶりでした。 加えてコロナ禍以降の価格の上昇も影響していると考えられます。現在同ブランドの中心価格帯は20万円台後半といった感じで、ダウンジャケットの価格としては高すぎる印象です。 またイタリアに本拠地を移した頃から、スタイリッシュで都会的なデザインを取り入れはじめました。しかし同時期に多くのダウンジャケットのブランドが低価格で、同様のデザインの採用を始めたので差別化が難しくなりました。 実際のところダウンジャケットは価格帯による機能差はほとんどありません。また外見を高級にすればするほどアウトドア ウエアの特徴が強調され、暖房が効いた屋内の移動が多い都市部では使いづらくなります。 最近のセール会場でも、モンクレールの一角は閑散としておりました。街角で時折見かけるモンクレールも、劣化や汚れが目立ちやすいブランドワッペンの影響にもより、着古した外観の2~3シーズン前のモデルが多い感じです。 そして今シーズンはカナダグースも見かけなくなりました。これは価格の上昇に加えて同ブランドの外見上の特徴となっていたコヨーテのファーが、2022年末で廃止されたことが大きく関係していると思われます。 ちなみにコヨーテは生息数の減少が危惧されてはいますが、同時に家畜を襲う害獣として北米では駆除の対象にもなっています。したがって多くの毛皮は副産物であり、アパレル ブランドが使用を中止したところでそれらは廃棄されるだけでございます。 いずれにしても外出の機会が奪われたコロナ禍において、高級ダウンジャケットはその影響を大きく受けたアイテムのひとつと言えると思います。その一方で国内では、去年からBarbour(バブア

GUCCIのローファーとスカーフを購入しました

イメージ
先日アウトレット モールに出かけた際に、セール価格となっていたグッチのビット ローファーとスカーフを購入いたしました。ちなみに同ブランドはクリエイティブ ディレクターが2023年から交代した関係で、アウトレット専用商品に加えて正規販売店で取り扱っていた多くの商品も現在アウトレット店舗に並んでいる模様です。 ホース ビット ローファーはグッチを代表するデザインの革靴であり、いつかは購入しようかと考えている間に定価が10万円を超える事態となっていました。参考までにHorse Bitはその名の通り馬の口に噛ませる馬具の名称で、ファッション界においても世界的に認知されている装飾です。 国内においてはアイビー ファッションが流行していた頃に、定番の革靴となっておりました。それはブランドの知名度やデザインもさることながら、履きやすさも影響していたと考えられます。特に踵が比較的細いデザインは、日本人の足にも合っていたと思います。 今回購入したローファーは2022年モデルと思われ、シボ革仕様でカジュアル色が強い印象です。したがってスーツ スタイルでは使用しませんが、ジャケット+パンツをはじめとした様々なスタイルおよび季節を問わないシーンで活躍すると予想されます。 同時に購入したスカーフも、ひと目でグッチと判別できるブランドアイコンがデザインされています。素材はウール100%で全長は194cmとの表記ですが、フリンジ部分を除けば実質170cm前後です。またリバーシブル仕様なので、表裏を組み合わせた巻き方も可能です。

ブラック ダウンジャケットはコーディネートを考える意味がない

イメージ
ブラック ダウンジャケットは、冬になるとラーメン屋さんをはじめとした飲食店の壁一面を黒く染め上げる風物詩でございます。その人気の一方でダウンジャケットは元来防寒着であり、膨張した丸いシルエットのウエアはカッコ良く見せることが困難であります。 したがってダウンジャケットはオシャレ着の範疇から外れるのですが、それを言ってしまうと元も子もないファッション メディアに騙され、多くの皆様がカッコ良いと思いこまされているのが現状であると思われます。 また初対面の方とお会いする際もダウンジャケットやダウンコートはカジュアル過ぎる外観から、男女を問わずお相手からの印象がよろしくありません。そういった観点からも私はコートをオススメしているわけでございます。 加えてブラックのテーラードジャケットが人気が無いのと同様に、一般的にブラックは他の色と合わせるのが難しい欠点があります。そしてブラック ダウンジャケットはこれらのことを考慮してコーディネートを考える必要があります。 パンツに関してはジーンズは基本的にNGです。ブラックとブルーは色彩的に合わないことに加え、あまりにもカジュアル過ぎる外観となるので、どんなに高価なダウンジャケットであってもご近所着スタイルにしか見えません。 ホワイトパンツは比較的合わせやすいものの、一般の方々は冬にホワイトパンツを履く習慣が無いのであまり現実的とは言えません。またチノパンなどのコットン パンツは外観が冬向きでは無いので、ダウンジャケットと合いません。 そうなりますとウールパンツなどの冬向けの外観を持つアイテムと合わせる方法が安全な選択肢となります。特に入手しやすいグレーのフランネルパンツはブラックと相性が良いのでオススメではあります。 ちなみにブラック ダウンジャケットを着用している方々の多くは、ファッションにそれほど興味をお持ちではない印象です。そういった方々のパンツは、履き古したものやデザインが古かったり裾丈も長すぎたりすることが原因で全体の外観が悪化しています。 インナーは多少なりともカッコ良く見せたいのであれば、ニットウエアが唯一の選択肢になります。Tシャツはダウンジャケットを脱いだ際に知性的に見えませんし、長袖シャツはあまり冬向きのウエアとは言えません。 寒冷地域であれば長袖アンダーウエア+タートルネ

Dolce & Gabbana(ドルチェ&ガッバーナ)のウールコートを購入しました

イメージ
新春初回のお買い物記事はウールコートでございます。しかしそんじょそこらのコートではありません。ドルチェ&ガッバーナのコートです。さらにオーバーサイズ デザインのコートです。 ヘリンボーン柄の厚い生地で長めのデザインのコートは3年くらい探していました。しかしその条件に合うものは少なく、仮にフルオーダーするとなると30万円以上の価格帯でありました。 そして去年の年末に希望に近いコートを YOOX「広告・PR」 で発見し、私のYOOXのお買い物史上最高額となる約16万円の大勝負に出ました。参考までに定価は50万円を超えていた模様です。 私は試着もせずにそのような価格のウエアを購入したことは無いのですが、今後さらなる価格の上昇が予想されるハイブランドということも理由で購入に至りました。またオーバーサイズのデザインを試すという目的もありました。 この投稿をInstagramで見る Kazuhide Araki(@k__araki)がシェアした投稿 到着したコートは予想通りに大きいサイズ感で、生地は厚手のウールで分厚い外観です。着用すると重量感がありますが、ラグランスリープということもあって動きやすい印象です。 そして何より高級感があります。しかし腕と裾は予想以上に長く、詰めたほうが私の体型に合うと判断したので修理をすることにしました(上記の写真は修理後)。
当ブログの内容の流用はご遠慮ください

© 2023 やさぐれスタイリスト

過去記事

もっと見る