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5月, 2019の投稿を表示しています

標準的な40代のビジネス スーツ スタイル

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これからオシャレを始める方であっても、すでにオシャレにどっぷりと浸かっている方であってもビジネス スーツ スタイルは必須項目でございます。このスタイルにおいては、それぞれのアイテムを強調することなくバランスが取れた基本に忠実な着こなしが求められます。 スーツは無地または細いストライプのダーク スーツが国際標準でございます(黒は不可)。襟はノッチドラペルで、細すぎないほうが40代の皆様には適切であります。3つボタン スーツはあまり一般的では無いので、2つボタンが基本となります。またジャケットのポケットのフラップは、いかなる場合でも外に出しておきます。 シャツは素材を問わず装飾無しの白で、襟は真面目さより堂々とした印象を与えるワイドスプレッドが良いと思います。シャツの袖はジャケットの袖の長さも影響しますが、ジャケットの袖から最低でも1.5cm程度は見せる必要があります。私は左手の袖ボタンを常に外し、腕時計が袖の先端を止めないようにしています。 パンツに関してはビジネス スタイルの場合は座ることも多いので、座った姿勢でくるぶしが完全に見える程度の裾上げの長さが良いと思います。したがって立ち姿勢になると少々長めに見えますが、カッコの良し悪しの問題ではないので短すぎないほうがビジネス向きでございます。 足元は黒の紐革靴で内羽根式のストレート チップまたはプレーン トゥのいずれかとなります。靴底はラバーでも問題はありませんが、靴先はブラッシングなどである程度の輝きを出してエレガントさを演出したほうがよろしいかと存じます。 参考までにスーツスタイルには2つに大別することができます。ひとつはオシャレなスタイルでパーティーなどで着用し、他人の目を気にする必要が無いものです。もうひとつはビジネスのスタイルで、職場環境や対人にも配慮をする必要があります。そしてオシャレな方々はこれらを必ず使い分けております。 例えばTVアナウンサーの方々は後者であり、あらゆるニュースに相応しい服装が求められるのでオシャレなスタイルはNGでございます。仮にオシャレなスタイルで突然の悲惨なニュースを伝えた場合、仕事に対する良識を疑われます。それ故に世界中のTVアナウンサーは常に普通のダーク スーツ スタイルなのでございます。 【関連記事】 令和時代の40代向けネクタイの選び方【ブ

Fortelaのライダースジャケットを購入しました

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今年はじめての真夏日を記録した先日、 fortela (フォルテーラ @fortela_ )のライダーズジャケットをセールで購入してまいりました(定価税抜き:145,000円)。ちなみにレザー ライダーズジャケットは流行がほとんど無いので、セール品となる夏あたりに購入するとお買い得品に巡り会えるかもしれません。 フォルテーラはアレッサンドロ スクアルツィ氏が立ち上げたブランドで、私はこれまでに同ブランドのパンツを6本購入しております。今回購入したライダーズジャケットは2018年秋冬モデルで、重厚な牛革を使用した総重量は2.1kgとなっております。 この投稿をInstagramで見る Fortela Fatto a Manoさん(@fortela_)がシェアした投稿 - 2018年10月月9日午後11時24分PDT ダブルブレストのレザージャケットはアメリカ様式とイギリス様式に大別することができます。アメリカ様式は胸肩周りが大きく作られ、短めの着丈に太いレザー ベルトが付けられています。一方でイギリス様式は全体的に細身の作りで着丈も長めで、ベルトはサイドアジャスター式になっています。 そしてこのライダーズジャケットはアメリカ様式で、アメリカン ビンテージ スタイルを得意とするアレッサンドロ スクアルツィ氏の意向と思われます。サイズ感としては私は普通の方より胸囲は大きいほうですが、通常サイズの46は少々オーバーサイズであったので44サイズを選択しました。 またこのモデルはイタリア製としては珍しく、正統派アメリカン スタイルのダブルブレスト レザー ジャケットとなっております。恐らくこのデザインはBUCO(ブーコ)のビンテージ レザー ジャケットにかなり近いと思われます。 D字型をしたポケットは1950年代に流行したアメリカン スタイルの象徴でございます。現代では実用性はあまり無いので飾りでございます。 サイドポケットはハンドウォーマー用途であると思われます。ベルト ループは取り付けられていますが、ベルト無しの仕様です。またブランド アイコンであるオレンジ色のほつれ糸によってフォルテーラであることがわかります。 ビンテージ仕様の千鳥格子の内張りはかなり目立ってカッコ良い感じです。また中綿も入っているので、都会の冬であれば問題な

オシャレ サングラスに偏光レンズは必要ありません

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最近はサングラスを購入する際に偏光レンズ(Polarized Lenses)の選択肢を目にする機会が増えてまいりました。偏光レンズは主に太陽光線の反射光を軽減する目的で採用されております。そういった用途のサングラスの多くは実用向けであり、また太陽光線そのものの眩しさを防ぐものではありません。 釣りの用途であれば水面のギラつきを軽減するので水中が見えやすくなります。車の運転時であれば雨上がりの道路の反射光を軽減したり、高速道路の道路案内標識がクリアに見えたりいたします。一方で街ナカではビルのガラス窓の反射光が軽減されるとか、外から自動車の車内が見えやすくなる程度であります。 そういった理由もあり、多くのオシャレ向けサングラスでは偏光レンズは採用されておりません。それでもオシャレな服装で自動車を運転するために偏光レンズを選択する方法もありますが、実際は普通のレンズのサングラスでも特に問題はありません。 個人的には偏光レンズは少々目が疲れやすい傾向があるので長時間の着用は避けております。また偏光レンズは通常レンズより2,000~3,000円ほど高いため、サングラス本体の価格も上昇します。したがってお好みのサングラスが偏光レンズしか選択肢が無いなどの場合を除き、オシャレ向けサングラスでは偏光レンズにこだわる必要性は無いと思います。 【関連記事】 クリアフレーム サングラスはクセが強すぎて服装に合わない

「やさぐれスタイリスト」を独自ドメインに移行しました

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当ブログの運営も6年を超えておりますが、その間にブログホストであるBloggerでは様々な変更が行われておりました。特に昨年の.comへの統合や常時SSL化のオプションなどは、これからのブログの運営に変化をもたらすものであると考えております。 そういった環境の変化に対応するために、当ブログは独自ドメイン+常時SSL化に踏み切りました……と真面目に書いておりますが当ブログをご覧の皆様には特に影響はございません。ただしFeedlyなどをご利用の場合は変更が必要になるかもしれません。 旧:https://sulkystylist.blogspot.com/ 新: https://www.stilistadimoda.com/ 新しいドメイン名のstilistadimodaはイタリア語でファッション スタイリストを意味する「stilista di moda」から命名しました。同時にサイトのロゴもイタリアと日本を混合したようなデザインで作りました。はい、仰る通りのイタリアにかぶれのオッサンでございます。 現時点ではすべてのページやサイトの仕様の移行が終了していないので、閲覧しにくいなどの不具合でご不便をおかけする場合もあるかと思いますが、今後ともやさぐれスタイリストをよろしくお願いいたします。 また当ブログを中心として他のSNSがリンクするように、 Pinterest には当ブログとInstagramの写真などを集中させ、 Instagram には最新の写真を掲載し、 Twitter はInstagramの画像やブログの更新情報などを掲載しているので、そちらもフォローしていただければ幸いでございます。

白髪メンズの長髪はアリかと思います

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40代のメンズの方々がオシャレをゼロから始める際には、最初は頭部からスタートすると良いと思います。それはオシャレを服装から始める方であっても、どこかの時点で髪型とアイウェアを変える必要性が出てくるからです。特に髪型は人物の印象を大きく左右するので重要であります。 頭髪は年齢とともに質感や量などが変わってきます。したがって10年前は似合っていた髪型であっても、今では似合わなくなることもあります。また美容室などでセットすればカッコ良くても、自分でセットできなければ意味がありません。そういった意味においては短いヘアスタイルが最も簡単であります。 一方で長髪にするためには様々な困難を乗り越えなければなりません。まず1年以上は伸ばし続ける必要があります。次に伸ばす過程の髪型はお世辞にもカッコ良いとは言えません。それに普段の生活で髪が下に落ちて邪魔になるので髪留めなどで対応しなければなりません。 そういった困難を乗り越え、ある程度の長髪になれば人物の印象が激変いたします。ちなみに私は今、人生で最長レベルの髪の長さでございます。そして髪の毛もまったく染めていないので、3割程度は白髪となっております。その長髪が似合っているかどうかは別にしても、玄人さんっぽく見えるので満足しています。 そして海外に目を向けますと白髪で長髪のファッション関係の方々を比較的多く見かけます。それは特にアメリカ大陸よりヨーロッパ大陸のほうが多い印象です。そのような方々は髪型と服装もマッチしているので、余計にカッコ良く見えるのでございます。 若い頃であれば肌の質感も良いので、服装が悪くてイケて見えることもあるかと思います。しかし30代後半になると、身体の劣化が加速する時期でもあります。そこからイケてるメンズになるためには服装以外の要素も必要になります。そういった意味においては長髪は有効な手段であると思います。 個人的には白髪は染めるより、伸ばして強調したほうがカッコ良く見えると思っております。特に髪の毛を茶色に染めると、ファッション的には痛々しく見える場合もあります。一般企業にお勤めの方々ではそう簡単に長髪することはできないとは思いますが、長髪はファッションを変えたい何かのきっかけ作りとしては有効な方法であると思います。 【関連記事】 40代メンズはヘア スタイリ

NOVE25のイタリア製シルバー リングを購入しました

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サングラスと指輪はオシャレを目指す40代メンズの皆様が一度は通る道でございます。サングラスは近視などの関係もあるので、すべての皆様がお召しになれるわけではありません。しかし指輪は万人向けであり、手元の印象を劇的に変化させるアイテムなのであります。 NOVE25 (ノーヴェ ヴェンティ チンクエ @nove25 )はスターリング シルバーを示す925をもじって命名されたと思われるイタリアのブランドでございます(9=NOVE)。同ブランドはイタリアを中心として芸能関係の方々にも人気があるブランドのようで、スティーブン タイラー氏も顧客の一人であるとのことです。 購入の動機は最近見たイタリアのドラマや映画の中で、イタリア人のカッコ良い俳優さんが太いシルバー リングを付けていたことにあります。日本国内ではインディアン ジュエリーやクロムハーツをはじめとしたアメリカン デザインのシルバー リングが多く、それとは違ったデザインのイタリアン製リングが欲しかったのでございます。 同ブランドはネットを徘徊中に発見し、同サイトから注文可能でしたが(イタリア語のみ)偶然 Yoox.com (商品:Nove925) においても取り扱いがあったのでそちらで購入いたしました(送料無料中で18,400円)。またYooxでもNOVE25の本国サイトでも購入価格に大きな違いはありませんでした。Yooxでの購入は指輪の種類やサイズは限られるものの、日本語が使えることや返品も容易なことから便利であると思います。 この指輪は錨とロープをモチーフとしておりますが、基本的にはカレッジリング(英名:Class Ring)のデザインであります。カレッジリングは大振りでありながら使いやすく、世界中で認知されているデザインです。そして周辺部に刻印されている文字は「NOVE25 SILVER JEWELLERY」となっています。 NOVE25は現時点において国内の販売店は存在しない模様です。サイズに関してはYooxで表記されていたイタリアサイズと日本サイズはまったく同じでした。私は右手人差し指&中指が20サイズ・薬指が18サイズなので、薬指を想定して18を選択したところジャストサイズでした。またピンキーリングとしては大きすぎるデザインであると思います。

GERBA(ジェルバ)のイタリア製ブレスレットを購入しました

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皮革を使用したブレスレットが壊れた関係でしばらく金属製のブレスレットを着用していましたが、もう少し緩めのイタリア製のブレスレットが欲しくなりまして GERBA (ジェルバ @gerbajewels )のブレスレットを購入いたしました。 指輪や財布チェーンなども販売しているナポリ生まれの同ブランドは、3年ほど前から国内で販売が開始された模様です。天然石を使用したブレスレットの石の直径は6mmまたは8mmから選択可能で、ゴムまたはドローコードで手首に装着いたします。そしてブレスレットの価格帯は9,000~12,000円で、今回は8mmの石を使用したゴム製(税込9,720円)のものを購入いたしました。 6mmの石は外見が少々地味な印象で装着時に腕の毛を巻き込む場合があったので、大きめの8mmを選択しました。ゴム製は装着が楽な反面、劣化で切れやすい特徴があります。逆にドローコード製は装着と調整が面倒ですが、耐久性があります。どちらの場合にせよ、購入する場合はお好みの石の種類や色を中心に選択されるとよろしいかと存じます。

H Tokyoのリネン ポケット チーフを購入しました

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近年存在感を増しているポケット チーフですが、私のお気に入りは縁取りされたパイピング タイプのチーフであります。パイピング チーフはフォーマル シーンでは使いにくいのですが、カジュアルなスタイルにおける胸元のアクセントとしては有効なアイテムでございます。 チーフのデビューをされる場合は白から始めるのが最も一般的ですが、その次には白+パイピングのチーフをおすすめいたします。時々パーティー シーンなどで見かける赤や派手な柄のチーフは目立つものの、コーディネートのバランスを崩すことがあるので注意が必要です。 今回購入した ハンカチ専門店 H TOKYO のパイピング ポケット チーフはリネン素材です。同ブランドはハンカチ専門店としてKITTE丸の内などに店舗があり、刺繍などのカスタマイズにも対応しています。ちなみに私は同ブランドのハンカチを4枚持っております。 ポケットチーフは写真で見ると大きく見えるのですが、ハンカチと比較すると約3分の1の大きさです。縁取りは4色なので折る位置を変えることによって服装に合わせることが可能です。またリネンは春から秋にかけて使いやすい素材でもあります。 今回は同時にカモフラージュ柄パイピングのハンカチも購入いたしました。このようなマニアックなハンカチを他人様にお見せるする機会はまず無いとは思いますが、もしお持ちになれば積極的に使いたい気分にはなるので悪くはないかと存じます。
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