投稿

3月, 2019の投稿を表示しています

40代メンズはヘア スタイリング剤を混ぜてセットする

イメージ
40代を迎えたオシャレな皆様にとっての頭髪のセットは需要な課題となります。一般的に40代の男性は女性と違ってヘアスタイルに無頓着な方が多い印象で、高級スーツをお召しの方であっても頭髪がボサボサであったりします。 私の場合は30代の頃からヘアスタイルを頻繁に変えておりまして、現時点においては長髪を試している段階でございます。ちなみに50代の髪質ともなれば、スタイリング剤無しでは荒野の枯れ草も同然であります。 さてスタイリング剤でございますが、私は2種類の違うブランドのものを混ぜて使っております。スタイリグの容易さと髪の毛のツヤの観点からは水溶性ポマードを使いたいのですが、髪が長いと使う量も増えて頭髪がかなりベタつきます。そういった理由から今はヘア クリームと混ぜて使っています。 ベースとなるヘアクリームは水溶性のルシードでございます。無香料でコストパフォマンス的に優れていますが、単体で使用するとセットする力が足りない印象です。これを2:1程度の比率でグリースと混ぜます。 クール グリースGはセットする力の違いで3種類販売されています。ヘアクリームと混ぜるので、どの種類でも大きな違いはありません。これも水溶性なので洗い落としが簡単で、それほど香りも強くありません。現在はこれを混ぜて使用しています LIPPS メンズグリースも水溶性で単体でのホールド性に優れていますが、長髪に使うと時間の経過とともに髪の毛がバラける場合があります。一般的な40代の頭髪スタイルであれば、こちらを混ぜたほうがベタつかずに楽にスタイリングできると思います。 スタイリング剤に限らず、日本は安価で高性能なコスメティックス製品に関しては恐らく世界最高レベルであると思います。その分選択肢が多すぎるので、場合によっては種類の違うスタイリング剤を混ぜることによって好みのヘアスタイルにセットできるかもしれません。 【関連記事】 白髪メンズの長髪はアリかと思います 50代メンズのオシャレは顔回りを整えないとはじまらない Furyのブラッド・ピット氏の髪型説明図

BREUER(ブリューワー)のオレンジ ネクタイ

イメージ
BREUER (ブリューワー @breuer_official )はフランスのブランドでございますが、タグに記載されているようにイタリアで生産されているとのことです。国内においては主にネクタイなどの小物類を中心に展開していますが、その他のアパレル製品も精力的に製造しています。 同ブランドのネクタイは中心価格帯が17,000円前後と比較的お手頃な価格で、各セレクトショップなどで取り扱いがあります。またベーシックなデザインで剣幅も8cmと使いやすいタイプのネクタイです。そして今回はセールでオレンジ色のネクタイを購入いたしました。 ネクタイを揃える場合は国内ではレジメンタルストライプの柄などに偏りがちですが、私ははネイビー次にボルドーといった感じで無地の単色から揃えることをオススメしています。そしてこれらはヨーロッパのビジネス スタイルとしても通用するので持っていても損はございません。 このオレンジ色に関しては茶系のジャケットと合わせることを前提として選択しました。私は過去にオレンジ色のネクタイを2本購入しているのですが、いずれもセレブな方へのご贈答品であったためにこのネクタイが初めての自分用オレンジ ネクタイとなります。 【関連記事】 BREUER(ブリューワー)のベルト

J.W.Brineのホワイト コーデュロイ パンツ

イメージ
先日セール会場で J.W.Brine (J.W.ブライン @jwbrine )を初めて購入いたしました。同ブランドの存在は存じておりましたが、国内では取扱店舗や取扱量が少ない関係で目にする機会はそれほど多くありませんでした。 国内ではIncotexとPT01がイタリアン パンツの2大ブランドと言っても差し支えないと思います。しかしイタリアにはその他にも数多くのパンツ専業ブランドが存在し、J.W.ブラインも創立30年を超えるブランドでございます。 国内における同ブランドの中心価格帯は2万円前後と、イタリアン パンツ ブランドのなかではお手頃なお値段となっております。またシルエットは比較的緩めであり、テーパーもそれほど強くありません。したがって緩めのイタリアン パンツをお探しの方には良いかもしれません。 今回購入した白のコーデュロイパンツはストレッチ素材でございます。他にもコーデュロイ素材のパンツは持っていますが、これはそのパンツと比較してかなり緩めであります。しかし臀部は綺麗で、後ろポケットのブルーのパイピングがアクセントになっています。 これは私にとって7本目となる白パンツとなりましたが、白パンツは何本あっても困らないのでこれからも購入する機会はあると思います。また履き心地が緩めでストレッチすることから、電車や飛行機などの移動時の着用も考えております。

パラブーツが大雨で浸水したので純正グリースを塗りました

イメージ
去年購入して特に手入れもせずに雨天用として使用してきたパラブーツのキャッスルですが、先日土砂降りの中を歩き回ったところ浸水が認められました。パラブーツは防水シューズでは無いので浸水はしますが、言い方を変えれば上記の4箇所以外は浸水していないので大雨に良く耐えたと言えるのかもしれません。 浸水が認められたのは上記の4箇所でした。まず指の根元の部分の2箇所ですが、これは歩行時に最もストレスがかかる部分です。恐らく繰り返し折り曲がった際にソールの縫い目、または伸びて薄くなった皮革から浸水したと思われます。この部分の浸水は他のブーツでも経験しているので、特に水に弱い箇所かもしれません。 外羽の根元部分の浸水は構造上の問題であって皮革の防水性能には無関係です。この靴は特に靴紐が太めなので根元部分には隙間ができやすく、この部分から水が入ってくるのは仕方がないと思います。普段は緩めに紐を結んでいるのですが、これから雨の日にはキツく締めるつもりです。 とりあえずまったくお手入れをしていないかったので、純正保革グリースをGINZA SIXのパラブーツ銀座店で購入しました(税込み:2,376円)。ミンクオイルでも代用可能とは思ったのですが、皮革への浸透性などを考慮して純正にしてみました。 指の体温で溶けるほど柔らかいグリースは塗布したあとに24時間放置するとの説明でしたが、念のために48時間放置しました。ちなみにあまり長時間放置すると、茶色などの皮革の場合はシミができる可能性があるとのことです。またこのグリースは年に1回程度の塗布で十分との説明でした。 そしてこのあとにグリースを拭き取り、通常の黒の靴クリームを軽めに塗布しておきました。グリースが浸透しているのかどうかは目では確認できませんが、次回の雨の日には浸水した4箇所に防水スプレーを塗布して再挑戦でございます。 【関連記事】 パラブーツのCASTEL(キャッスル)を個人輸入しました パラブーツのブルームの正体は単なる純正グリースか?

グレースーツとネイビー ネクタイのコーディネート

イメージ
グレーとネイビーはありそうであまり見かけない組み合わせでございます。一般的にグレー スーツやネイビー ネクタイは汎用性が高いアイテムなので、両方をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。そしてこの組み合わせが比較的エレガンテに見えるのであります。 上記の写真の場合はダメ押しとしてブルー シャツを組み合わせていますが、普通の白ワイシャツでも大丈夫です。ただしボタンダウンなどの飾りがあるシャツはNGで、シンプルなシャツが適切です。スーツはダークグレーのほうがネイビー ネクタイに合わせやすいと思いますが、スーツとネクタイの質感を合わせれば明るいグレーでもイケる感じです。 またストライプ スーツはストライプの色がブルーなので、ブルー シャツと合わせています。そして仮にスーツの柄の色が白の場合は白シャツのほうが良いと思います。いずれにしろグレーとネイビー(ブルー)の2色に限りなく絞ることで、このコーディネートが完成すると思います。 【関連記事】 Tom Fordのサングラス(LOUIS)を購入しました E.Marinella(マリネッラ)の東京限定ネクタイ

ルカ グラッシアご兄弟のナポリ ファッション

イメージ
ルカ グラッシアはナポリ発祥のブランドでございます。近年はアメリカや日本国内でも積極的にトランクショーを行うなどして知名度が上昇しております。Luca Grassia氏(左:兄)Salvatore Grassia氏(中央:弟)。そしてご兄弟のブランド パーティーが新宿伊勢丹メンズ館において先日開催されました。 パーティーではルカ氏のフリーハンドによる生地裁断の実演もありまして、興味深く拝見させていただきました。ルカ氏によれば現時点でナポリの縫製担当従業員が14名(恐らく家族経営の親族の方々)、氏の裁断から仕上がりまでは約72時間を要するとのことです。また同ブランドのオーダー価格帯はジャケットが30万円前半~、スーツが30万円台後半~といったところです。 この投稿をInstagramで見る Lucagrassiaofficialさん(@lucagrassiaofficial)がシェアした投稿 - 2019年 8月月20日午前5時25分PDT 各国でトランクショーを行っているご兄弟は旅先で歓待を受けることが多く体重が増えたとおっしゃっていましたが、スーツ姿にはその気配がまったく感じられませんでした。つまり常に体にジャストフィットするようにご本人が修正または新調しているわけでございます。そして上記のご兄弟のファッションは純正ナポリスタイルであります。 ご兄弟がお召しのスーツのジャケットは、大きいラペル(下襟)が特徴的です。肩は胴体部分のアームホールより大きい袖のアームホールを立体的に「いせ込む」ことにより、ルカ氏の袖の付け根部分には「雨振り袖」と呼ばれる縦シワが入っております。 また肘を90度曲げたときの袖のシワに高級感がございます。生地の種類にもよりますが、スーツのような薄い生地を腕にキッチリ合わせることでこのような立体感が出ると思われます。袖ボタンはナポリ スーツ スタイルのこだわりである4個ボタンです(カジュアル ジャケットは1個または3個)。 ルカ氏のジャケットの肩から背中にかけてのフィットも綺麗です。ちなみに私のジャケットは肩パッドが入っていないアンコンと呼ばれる形状ですが、ルカ氏のジャケットにはパッドが入っていると思わ

ボタンダウンシャツの襟ボタン外しについて

イメージ
近年ボタンダウンシャツの襟ボタンを外すイタリア人の手法が日本国内でも知られるようになってまいりました。しかしこのスタイルは一般的とは言えず、すべてのボタンダウンシャツでカッコ良くなるわけでもないのであまりオススメできません。 上記の写真のボタンダウンシャツは、襟の面積が広過ぎてボタンを留めると襟が高くなるので襟ボタンを外して襟の高さを下げています。私はボタンダウンシャツはほとんど着用しないのですが、一般的に襟が低いボタンダウンシャツのほうが高いものより使いやすいと思います。 参考までに襟が高いボタンダウンシャツは、ネクタイを締めると襟部分がトンネル状になって見栄えが良くありません。逆に襟が低いシャツは前から見た襟の角度が狭いので、ネクタイを締めると胸元が窮屈な印象になります。いずれの場合にせよ、ボタンダウンシャツとネクタイの組み合わせはあまりエレガンテには見えません。 もしネクタイを着用して襟ボタンを外すのであれば襟が小さいデニムシャツとニットタイのスタイルとか、色柄シャツ単体のスタイルなどが適切であると思います。そして普通のスーツ スタイルで襟ボタンを外すと、襟ボタンの留め忘れにしか見えないので注意が必要です。 ちなみに国内で見かける白の生地に黒のボタンなどを組み合わせたシャツは、やり過ぎで安っぽく見えるので生地の色と同じ色のボタンが付いたシャツをオススメいたします。 【関連記事】 ボタンダウン シャツは40代にはあまり似合わない シャツの胸ポケットはカッコの良し悪しでは無く実用目的

ビジネス アタイアで指定された服装とは

イメージ
外資系企業のパーティーなどのドレスコードとして指定されるビジネス アタイア(Business Attire)はあまり耳にする言葉でありませんが、ビジネスの服装という意味でございます。欧米(特にアメリカ)ではパーティーのみならず、面接の場面などでも使用される言葉であります。 北米系の企業などでこの服装が指定される背景には、一般的にアメリカ人が服装に対して無頓着であることが挙げられます。日本では考えられませんが、服装の指定がなければ就職面接にTシャツとデニムで望む若者さんも数多くいらっしゃいます。したがってアメリカではTシャツやデニム姿で面接に行ってはいけないと、しつこいくらいに言われるわけです。 ビジネス アタイアは日本人ビジネス パーソンにとってはそれほど難しくはありません。特に服を新調する必要も無く、上下が揃ったスーツ スタイル+保守的なデザインのネクタイ+紐革靴の組み合わせを基本とすれば問題ありません。 一方でビジネス アタイア指定では、以下のようなアイテムは避けたほうが無難です: ・ブラック スーツ ブラック スーツはビジネス向けではありません。 ・レジメンタル ストライプ ネクタイ 面倒くさいイギリス人には心証が良くありません。 ・ストライプ柄などのシャツ 柄物シャツはカジュアル色が強くなります。 ・ボタンダウン シャツ カジュアル スタイル丸出しのシャツです。 ・ダウンジャケット アウトドア ウェアなので、コートのほうが適切です。 ・ローファーやモカシンなどの革靴 ビジネス スタイルの革靴は紐革靴と決まっております。 結局のところビジネス アタイアの指定とは「ラフな服装はNG」と解釈すれば良いので、日本のビジネス パーソンの場合は神経質に考える必要は無いと思います。しかし最低限でもスーツはクリーニングに出し、革靴は磨き上げたほうがよろしいかと存じます。 【関連記事】 メンズ ドレス コードの意味はオシャレをすることでは無い【写真】 令和時代の40代向けネクタイの選び方【ブランド&柄】 革靴のフォーマル度について(図解) スーツポケットのフラップ(ふた)は必ず外に出す

40代メンズのカーゴパンツの着こなしは難しい

イメージ
カーゴパンツはエレガンテに着こなすことがほぼ不可能と言っても良いアイテムであります。また40代の方が下手にベージュやグレーのカーゴパンツをお召しになると、親方の作業着と化す危険性がございます。 本来緩めのワークパンツであるカーゴパンツに、近年細身のシルエットのイタリアのブランドが加わりました。さらにテーラードジャケットなどと合わせる方法も提案されてまいりました。そういった流れもあったので私も試してみましたが、サイドポケットの存在感がコーディネートを難しくしている印象です。 一般的にサイドポケットは飾りと言っても良いと思います。特に細身のデザインのパンツの場合、ポケットも薄くマチも狭いので物が入りません。さら歩くと大腿部も動くので、サイドポケットに物を入れると中で動いて不快と感じることもあります。 そしてサイドポケットによって脚部が太く見えるので、テーラードジャケットと合わせる場合はなるべく細いシルエットが望ましいと思います。しかしそれであれば、サイドポケット無しのパンツで十分であるとの結論に到達するわけであります。 View this post on Instagram Aeronautica Militareさん(@aeronautica_cristianodithiene)がシェアした投稿 - 2018年12月月26日午前4時04分PST 参考までにイタリアン カジュアル風のカーゴパンツの着こなしは上記のようなスタイルがカッコ良いと思います。上半身は可能な限り細く短いシルエットのアイテムを着用し、原色よりくすんだ色を選ぶと良い感じです。 View this post on Instagram Aeronautica Militareさん(@aeronautica_cristianodithiene)がシェアした投稿 - 2018年12月月15日午前2時04分PST また大腿部の前面にポケットを配置したフライト パンツは、横幅が太くならないので太めの足の方でも似合うかもしれません。ちなみに上記のフライトパンツの前面ポケットは、着座姿勢でポケットの中身が出せるように上下が逆に配置されています。 結局のところカーゴパンツをカッコ良く着こなすために最も重要な要素は体型であると思います。身長が高く足が細い方以外は、カジュアル
当ブログの内容の流用はご遠慮ください

© 2023 やさぐれスタイリスト

過去記事

もっと見る