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難易度が高いシアサッカー スーツのメンズ コーディネート
夏になりますと定期的に取り上げられるシアサッカーのアイテムですが、スーツは難易度が高くなっております。とは言ってもシアサッカースーツは外見が華やか過ぎて着用する場所が限定されるので、一般の方々にはあまり関係が無いお話でもあります。 そしてその原因となっているのがパンツでございます。シアサッカー生地のパンツは単体で着用する場合は使いやすいアイテムです。しかしスーツのパンツとしては、下半身のシルエットがモッサリとしすぎています。 加えて伸縮性があるので裾はダブル仕上げにはあまり向いておらず、パンツ丈が長いとモッサリ感が強調され、短いとカジュアル色が強くなりすぎてジャケットとのバランスが崩れてしまいます。 参考までにシアサッカー生地に代表される細かいストライプ模様は、映像で見ると直線が歪んで見えるモアレノイズが発生しやすいので写真やテレビ映りがよろしくありません。 それでも華やかを強調する方向のコーディネートにすれば、夏季のランチパーティーや避暑地の優雅なディナーなどにおいては威力を発揮すると思います。特にストライプ模様は高身長の方々にお似合いになります。 スーツということもあってコーディネートのバリエーションも少ないのですが、Tシャツよりは華やかなシャツと合わせたほうが良い感じです。あるいは暗色系や花柄のシャツなども、華やかさを強調することができます。 ちなみにポロシャツと合わせる方法もありますが、襟の形状や質感に注意しないとポロシャツが浮いて見える場合があります。そしてカジュアル スタイルと言えども、ボタンダウンポロシャツはまったく合いません。 白シャツと派手なネクタイのコーディネートは王道スタイルとなります。逆に言えば最も簡単で見栄えがするコーディネートです。ただしデートの場合、女性側もある程度華やかなファッションにしないと男性のそれと合わない可能性があります。
PENINSULA(ペニンスラ)のリネン半袖シャツを購入しました
半袖シャツの第二弾として YOOX「広告・PR」 において柄物を購入いたしました(送料別11,400円)。一見するとアロハシャツのように見えますが、素材がリネンという点とシルエットがかなり細身という点で異なります。 PENINSULA Swim&Wear | Official Website PENINSULA(ペニンスラ)はイタリアのブランドですが、どちらかと言えば同国のローカル ブランドと考えられます。そしてビーチウェアを中心に展開しているといった印象ですが、日本国内における取扱店舗は確認できておりません。 トビウオは同ブランドのアイコンと思われ、シャツは上記の布袋に入っておりました。個人的にはこういった細かい部分までブランディングを行っている点が、イタリアのブランドの特徴であると考えております。 この投稿をInstagramで見る Kazuhide Araki(@k__araki)がシェアした投稿 このシャツの着用感はタイト フィットでシルエットが綺麗です(Sサイズ)。またこのようなリネン半袖シャツは国内ではあまり見かけないので、他人と差別化する場合には有効なアイテムになると思います。
シャツの胸ポケットはカッコの良し悪しでは無く実用目的
国内では長袖シャツの胸ポケットについて不毛の議論が繰り返されております。個人的にはお好きなようにどうぞといった意見ですが、どうやらカッコの良し悪しで語られているのも終わらない議論の理由と思われます。 一般的胸ポケット付きのシャツはアメリカ由来で、無しはヨーロッパで主流となっております。アメリカの場合は実用的な用途(practical uses)が目的です。そしてヨーロッパ由来のシャツの多くにはポケットがありません。 日本のビジネススタイルはアメリカの影響を強く受けているので、ビジネス シャツは胸ポケット付きが主流と言えます。これはデザインというよりは実用性であり、実際に使用している方々も多くいらっしゃいます。 参考までにどちらかと言えばボタンダウンシャツ(これもアメリカの影響)のほうが問題視される場合があります。そしてボタンダウンシャツの多くは、ポケットが付いているデザインです。 ファッションの観点からはアメリカン スタイルの方はポケット有りを好まれ、ヨーロピアン スタイルの方は無しを好まれるようです。以上のような観点から、ポケットの有無はそれほど重要では無いと言えるわけです。 その一方でカッコ良いシャツの行き着く先は、ヨーロッパで主流の胸ポケット無しのドレスシャツになります。それらは肥満大国のアメリカの寸胴なシルエットのシャツとは異なり、体型にフィットするデザインが採用されています。 加えて生地も縫製も高品質なので、価格帯が高めでございます。逆に胸ポケット有りのシャツの多くはアメリカで主流ということもあり、それほど高価そうには見えない欠点があります。 装飾目的の胸ポケットの例としてはウエスタンシャツが挙げられます。カジュアルシャツの場合は胸ポケットの有無で外観に大差は無く、特に柄シャツはポケットが目立たないので装飾とも呼べないことがあります。 いずれにしても胸ポケットを使用しないのであれば、無いほうがドレッシーな外観になります。そしてこれは単なる慣れの問題なので、両方を試してお好きなほうを選ぶとよろしいかと存じます。
CANALI(カナーリ)のリネン半袖シャツを購入しました
今年の夏は半袖シャツを何とか攻略しようと考えておりまして、第一弾としてCANALI(カナーリ)のものをセールで購入いたしました。素材はリネン100%で、定価は4万円ほどであった模様です。 Men's suits, casual and formalwear, Made in Italy | Canali US CANALIは比較的歴史が長いイタリアのブランドで、私は国内に店舗が存在した10年ほど前にテーラードジャケットなどを購入しておりました。そして近年日本に再上陸し、主にスーツ類を中心に展開しています。 同ブランドのスーツは、元アメリカ合衆国大統領のオバマ氏が在任中にお召しになられたことで有名になりました。国内でも著名な方々がお召しになられていますが、長身の方々にお似合いのスーツ ブランドといった印象です。 この投稿をInstagramで見る Kazuhide Araki(@k__araki)がシェアした投稿 今回購入した半袖シャツは高品質の素材を使用した開襟タイプのもので、シルエットはタイトなイタリアン スタイルでございます。裾のラインは直線的なので、裾出しのスタイルで着こなす予定です。
カッコは良くてもあまり現実的では無いメンズファッション
上記は先日ピンタレストに投稿した画像でございます。ピンタレストは日本ではそれほど認知度が高くありませんが、主に画像や動画のアイディアを投稿するSNSです。そしてこの画像は海外からのアクセスも多い人気の画像となっております。 このコーディネートは、難易度が高いミリタリー シャツ(アウター)を着こなすために試行錯誤した結果でございます。そしてアクセスが多い理由は、海外では人気が高いミリタリー ウエアという点と写真の構図であると思われます。 とは言っても一般の方々にとっては着こなしが難しいので、現実的ではないコーディネートと言えます。それはファッション誌のスタイル写真も同様で、写真と同じアイテムを揃えたところで一般の方々がカッコ良くなることはありません。 このコーディネートの場合、前を開いてミリタリー シャツを着こなすために胸元の工夫が必要となりました。その過程でヘンリーネック長袖シャツとジレを組み合わせたのが上記の写真となります。 そしてその2つのアイテムの組み合わせは一般的では無く、このスタイルで外出するには悪目立ちする場合もあります。無論アウターを着用すれば問題ありませんが、モデルさん以外は着こなすことが難しい印象です。 加えて試行錯誤には組み合わせに使用する多様なアイテムを所持している必要もあるので、これは完全な玄人さん向けであります。とは言っても色や素材の組み合わせなどは参考にはされても良いかと思います。 Pinterest ちなみにPinterestの私のアカウントには、現在までに投稿した記事の写真がアップロードされています。当ブログの写真のみをご覧になられたい方は、こちらから参照されるとよろしいかと存じます。
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