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4月, 2022の投稿を表示しています

テーラードジャケットとTシャツの組み合わせが不人気な理由

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クールビズのなどの影響により、一部のファッション関係者の間ではテーラードジャケットとTシャツのコーディネートの提案が見受けられます。しかしながら、それらは今ひとつ一般の方々には受け入れられておりません。 その理由のひとつとしては、ビジネススタイルにTシャツが適さないことが挙げられます。いくらクールビズとは言え、オフィスでTシャツのスタイルが許容されている一般企業はごく少数でございます。 仮に許容されていたとしても社員が一斉にTシャツを着用しない限り、ご自分ひとりでTシャツのスタイルを通すことは困難です。このあたりのことがドレスコードが緩いファッション業界の方々には理解ができていません。 そして一番の問題点はジャケット襟の汗汚れであります。これはオシャレに敏感な方は必ず気になるポイントであり、染み抜きでも対処が難しいことも知っております。 作業着であれば汚れたら洗濯するという考えにもなりますが、仮にもオシャレ着の範疇に入る衣服を汚れを前提として着ることはできません。さらに汗汚れが理由で、テーラードジャケットを頻繁にクリーニングする気にもなりません。 例えば上記のスタイルは夏でも通用しそうですが、首に汗をかいたら襟が変色して逆に暑苦しい印象になります。また汗をかいた状態でジャケットを着用する際には必ずハンカチで首の汗を拭き取る必要もあります。 それでもTシャツと組み合わせたい方々は、汗汚れを防ぐために首にネッカチーフを巻いております。しかし真夏にネッカチーフを巻くと暑いので、季節感がよくわからないスタイルとなります。 一方で上記のようなニット素材のジャケットは汗汚れが目立たないので、Tシャツと合わせても汗を気にする必要が無いので安心感があります。そして現時点においては、汗汚れが目立たず丸洗いできるインディゴブルーのデニムジャケットが最も適していると思います。

グリーン シャツのメンズ コーディネート【写真】

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グリーンのウエアは難しい部類に入ります。また特に無くても問題ありませんし、グリーンだからカッコ良くなるわけでもありません。とりわけグリーン シャツのコーディネートをカッコ良く決めることは困難です。 一般的にグリーンのコートやブルゾンのコーディネートはそれほど難しくありませんが、テーラードジャケットやミリタリーの雰囲気が強くなるパンツやシャツは難しい傾向があります。 ちなみにミリタリー ウエアは男性の憧れアイテムであり、女性にモテる要素はまったくありません。例えばグリーンのカーゴパンツは、女性から見れば単なる作業用パンツでございます。 その点に気が付かない国内のファッション メディアは平時ならまだしもウクライナで大規模な戦闘が続いている現時点でも、ミリタリー ウエアがモテるなどと配慮に欠ける記事を掲載しています。 グリーン シャツに限らずシャツのコーディネートを考える際には、最初に上記のようにシャツ単体で色のバランスを見る必要があります。これでまったく合わなければ、アウターを着ても何をしても合わないことになります。 そしてグリーン シャツとホワイト パンツの組み合わせは許容範囲であったので、上記ではオレンジのレザージャケットを合わせました。この場合は暗色のアウターを合わせるとグリーンが沈んでしまうので、それより明るい色のほうが適切であると思います。 同様にグリーンより明るいボルドー色のテーラードジャケットを合わせると、これはこれで玄人風のコーディネートとなります。一般の方々は通常これらのアイテムはお持ちではないので、どちらかと言えばショービジネス関係の方々向けのスタイルであります。 一方でブルゾンに近いグリーンのワークシャツは、長袖シャツよりは合わせられる範囲が広くなります。特にチノパンと合わせることにより、ご家族の休日でも使える比較的優秀なスタイルになると思われます。 参考までにワークシャツは春や秋のみならず、冬にはタートルネックと合わせることも可能です。生地が厚ければ防寒効果もあるので、見た目ほど寒さは感じません。

ZERO HALLIBURTONのIPhone ケースを購入しました

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3年以上経過したAndroid端末の調子が悪くなってきたので、先月IPhoneに乗り換えました。そしてケースに関してはIPhoneのほうが充実しているのは知っておりましたが、IPhone13 mini用のブランド物ケースが少なかったのは誤算でした。 ZERO HALLIBURTON - ゼロハリバートン それでも汎用ケースよりはスタイリッシュなものを希望していたので、miniに対応しているゼロ ハリバートンのケースをオフィシャル サイトで購入しました(3色展開:¥5,830)。色はアルミニウムっぽい雰囲気のシルバーを選択しました。 同ブランドは比較的高価格帯のスーツケースなどで知名度が高いのですが、IPhoneケースも同様の外観でありながらお手頃な価格となっております。加えて最新のIPhone 13シリーズおよび過去のモデルもラインナップされています。 米軍軍事規格衝撃試験の認証を取得しているので落下時の心理的安心感があり、MagSafe充電器にも対応しております。またIPhoneもZERO HALLIBURTONも同じアメリカのブランドなので外観の相性は良さそうな印象です。 スマホケース iPhone13 ケース ゼロハリ ゼロハリバートン 携帯ケース ZEROHALLIBURTON iPhoneケース for iPhone13 mini 5.4インチ|ポリカーボネート ブラック シルバー ブルー 81231 posted with カエレバ 楽天市場で探す Amazonで探す Yahooショッピングで探す

アルベルト ブレーシ(Alberto Bresci)のデニムジャケットを購入しました

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セール会場でなかなかエレガンテな感じのハイドロゲン(HYDROGEN)ブランドのアルベルト ブレーシ レーベルのデニム ジャケット(Gジャン)を購入いたしました(定価74,800円)。ちなみに過去20年間において、Gジャンの購入は初めてでございます。 この投稿をInstagramで見る Kazuhide Araki(@k__araki)がシェアした投稿 ハイドロゲンを率いるCEOのAlberto Bresci氏の名前を冠したレーベルは、同ブランドのなかでも高級ラインに属します。特に材質にはこだわっており、このGジャンも6%のカシミアを含むストレッチ素材のコットンが使われております。 シルエットは比較的細身のイタリアン デザインといった印象です。またボタンも一般的な金属製では無く、水牛の角を模したプラスチックが使われているところもイタリアっぽい雰囲気ではあります。 Alberto Bresciレーベルのサイズ感は比較的タイトであると思われます。このジャケットはSサイズ(46相当)ですが、肩周りが若干キツイ感じです。したがってシャツのように着こなすことも考えております。

長袖ポロシャツをカッコ良く着こなすのはかなり難しい

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長袖ポロシャツは半袖ポロシャツと長袖シャツの中間に位置する、ある意味中途半端なファッション アイテムでございます。あまり脚光を浴びることもありませんし、特に使い勝手が良いわけでもありません。 それでも近年長袖ポロシャツをウエブなどで時折見かけるようになったのは、ネタ切れに苦しむファッション メディアがビジネス カジュアル スタイルなどで取り上げるようになったことも影響していると思われます。 加えてリモート会議でも活躍~などとも言われますが着脱のたびに髪型は乱れますし、袖がリブ編みのデザインではカジュアル スタイル丸出しな上に休日の中高年といった印象が拭いきれません。 私も長袖ポロシャツに関しては試行錯誤をしていますが、未だにこれといった着こなし方法にはたどり着いていません。しかし厚手の生地だけは何をどうやってもカッコ良くならないので、袖ボタン付きの薄手の生地が良いと考えています。 薄手の生地はパンツに裾をインしても違和感が少ないのですが、体型が強調されやすいので腹部が出ている方や痩せ型の方は注意が必要です。その観点からはスポーツ体型の方々にお似合いになるかと思います。 色に関してはタートルネックと同様にブラック・グレー・ボルドーなどが合わせやすく、逆にホワイトは全身タイツの一部のように見えてしまう場合もあるので避けたほうが良いかもしれません。 とは言ってもシャツの裾をアウトしてテーラード ジャケットなどを着る場合は、Tシャツや長袖シャツよりカジュアルになり過ぎない利点があります。その点を上手に活かせる方であれば上手に着こなせるかと存じます。 【関連記事】 ERAL55のカジュアル テーラード ジャケットを購入しました Costanza(コスタンザ)のコットンストレッチポロを購入しました

ウエスタン デニムシャツのメンズ コーディネート

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私はウエスタン デニムシャツの裾はインでもアウトでもOKという考え方でございます。一般的にもどちらが正解というわけでもありません。しかしブルゾンやテーラードジャケットを着用する場合はインを推奨しております。 近年のウエスタン デニムシャツはデザインや素材などが多様化しております。とは言ってもそれらの多くはジーンズと同じ素材なので、耐久性に優れたカジュアル シャツであることには変化はありません。 そして本家のアメリカでは薄いブルー(スカイブルー)の比率が高いのですが、イタリアンやフランスを含む数多くのブランドでは他色の展開も多いので下記のようにジーンズとの組み合わせを試してみました。 上記のスタイルにウエスタンブーツを合わせれば、アメリカン カウボーイの着こなしに近くなると思います。乗馬することが多いカウボーイは、裾は邪魔なのでジーンズにインをします。また腕を保護するために腕まくりをせずに袖ボタンも留めています。 加えてアメリカでは作業着としてもよく見かけるファッションですが、それらは動きやすさを優先するためにシャツとジーンズのシルエットは緩めとなります。昔の映画の刑務所の囚人スタイルとしても印象に残っている方もいらっしゃるかと思います。 ちなみに上記に暗色系のブルゾンやレザージャケット、あるいはブルー系のテーラードジャケットと組み合わせると上級者向けとなります。そしてブルー系の色で全身を統一したい場合には有効なスタイルとなります。 アメリカ人はあまり着用しないホワイト ジーンズは、多くのイタリアのファッション関係者が好むアイテムです。そして上下デニムであっても、この組み合わせはイタリアン スタイルと呼べると思います。 さらにこの色の組み合わせは、近年のイタリアにおいてサマー スタイルとして時折見かけるようになりました。しかし湿度が高い日本の夏季では暑すぎるので、どちらかと言えば避暑地に適している印象です。 無地のホワイトやベージュのシャツは白シャツの代替ともなり得ます。これは挑戦的なスタイルなので難しい感じですが、ジャケットと合わせればそれなりの外観となります。 ブラックのシャツとジーンズの組み合わせはモードであり、ロックでもあります。特にこのスタイルは長身の方や長髪の方にお似合いになります。その際には黒ブーツなどの革靴

スーツとブルーシャツの組み合わせはどちらかと言えば40代向け

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スーツとブルーシャツのスタイルは新しいものではありませんが、ビジネスシーンにおいても薄いブルーのシャツであれば許容されております。しかしながら巷では、それをオシャレ目的で語られることが多いのが残念でございます。 ホワイトシャツとブルーシャツの2種類の無地シャツは、欧米でも最も広く使われています。ホワイトとブルーの色はまったくの同等ではありませんが、ブルーであってもホワイトと同様の位置づけといった認識です。 またブルーは責任感を印象付ける色なので、ビジネス スタイルにおいては管理職向きと言えると思います。したがって新入社員や肩書が無い一般職の方々、あるいは就職面接時などは着用を避けたほうが無難です。 加えてブルーシャツに合わせるネクタイは、ホワイトシャツのそれより種類が限られてきます。赤・緑・黄などのネクタイはブルーシャツと合わせにくいので、青・茶・灰などを中心とした柄に限定されます。 その一方で王道のホワイトシャツは、あらゆる種類のネクタイとスーツに対応しております。とは言っても特徴が少ないので、多くの方々が変化を付けるために色柄シャツを試されるわけです。 しかしながらビジネススーツ スタイルにおけるシャツは、柄シャツなどでこねくり回してもご自分でお考えになるほどカッコ良く見えません。そしてビジネス スーツ スタイルの玄人さんたちが行き着く先は、無地のホワイトシャツになることが多い印象です。 【関連記事】 Tagliatore(タリアトーレ)のスーツを購入しました ミナミシャツをオーダーしました(2枚目)
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