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5月, 2023の投稿を表示しています
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ホワイトジャケットのコーディネートは生地やパンツを工夫する
ホワイトジャケットは日本では人気が無いようで、日本語で画像検索をしてもファッション玄人の西洋人ばかりが表示されます。それは英語で画像検索をしても同様なので、西洋でもホワイト ジャケットは人気が無いのであります。 恐らく国内でもホワイトジャケットを着用された方々は少数であり、結婚式のホワイトタキシードなどが最初で最後の経験であったりします。しかしホワイトジャケットは組み合わせ方によっては劇的にカッコ良く……とはなりません。 それはジャケットの質感やそれに合わせるアイテムの選択が難しいことが主な原因です。それでも注意すべきポイントを押さえれば、人気が無いことを逆手にとった差別化されたスタイルとなります。 基本的に白い生地は光線を強く反射してゴージャスに見える反面、そればかりが目立って他のアイテムが合わせにくい欠点があります。それを回避するために純白では無いアイボリー色や、リネン混合素材などの柔らかい生地を選択すると良いと思います。 白色は実際より膨張して見える傾向があるので、細身のパンツを合わせるとバランスがあまり良くありません。またブルージーンズなどのカジュアル色が強いパンツも、華やかに見えるホワイトジャケットとそれほど合わない印象です。 シルエットが緩いシアサッカー素材やリネン素材のパンツは、カジュアル過ぎないので相性が良い感じです。またサマースタイルの場合は、足首が見える長さに詰めた裾の長さが適切です。 日常生活においてホワイトジャケットを着用する場面はパーティー程度しか思いつきませんが、実は人目を気にする必要が無い旅行先のほうが気分も高揚するのでオススメであります。 それはホワイトジャケットに限らず、旅行先では普段着よりは華やかなスタイルのほうがエレガンテな場所に気兼ねなく入ることができます。そういった観点からは、軽めの華やかなジャケットをお持ちになられてもよろしいかと存じます。 【関連記事】 Gabriele Pasiniのテーラードジャケットを購入しました La Martinaのボンバージャケットを購入しました
DIKTAT(ディクタット)のヘンリーネックTシャツを購入しました
何気なく通販サイトのGILTを見ていたところ、国内の店舗では販売されていないDIKTAT(ディクタット)のTシャツを見つけたので購入しました(送料込4,010円)。同ブランドのアイテムは過去に何回かYOOXで購入していますが、今回はそれよりも値引き率が高く送料も安かったので即決いたしました。 Italian Fashion Style イタリア発祥の同ブランドはニットウエアを中心に展開しております。それらのアイテムは、比較的低価格帯のイタリアのカジュアル ファッションといった印象です。特にタートルネックやセーター類はタイトなデザインで、スッキリとしたシルエットです。 この投稿をInstagramで見る Kazuhide Araki(@k__araki)がシェアした投稿 今回購入したヘンリーネックTシャツはオレンジの発色が鮮やかであり、前と後ろで異なる生地が使用されています。前面の生地には刺繍のような模様が施されており、夏を感じさせるデザインとなっています。 【関連記事】 DIKTAT(ディクタット)のホワイト タートルネックを購入しました
サンダルに靴下を履くのかそれとも素足か
近年夏になりますと、サンダルに靴下を履いている方々をお見かけすることがあります。それがオシャレ目的なのかどうかは不明なのですが、私個人的にはサンダルは素足で履くことにしております。 そもそもサンダルの特徴は物理的や見た目の涼しさであり、靴下を履くとそれが失われることになります。また上記のようなサンダルの形状では、あまり一般的ではない先割れ靴下を着用する必要があります。 加えて日本は家屋では靴を脱ぐ文化なので、サンダルに白い靴下を履くと屋内では汚れが目立ちます。さらに雨が降ると靴下が濡れた雑巾のようになるので、履き心地も見た目もかなり悪化します。 その一方で靴下を履くと靴ずれが起きにくいことや、冷房の効いた屋内では足が冷えるのを防ぐことができます。しかしサンダルから見せる靴下がオシャレであるという概念はメンズファッションからは外れています。 ちなみに近年におけるこのスタイルの発祥は英語圏であると思われます。特にアメリカの場合は、年間通してTシャツ+短パン+サンダルの三点セットで世界中に出かけていくほどサンダル好きの文化であります。 そのスタイルに肥満も加わってダサいファッションとして世界中で嘲笑されているわけですが、それに靴下(とりわけハイソックス)が追加されたことによって評判にとどめを刺す結果となっている模様です。 その反面アメリカ国内でもサンダルに靴下を履いているのはシニア世代・オタク・ドイツ人観光客(ダサいと思われている)などと言われ、決して一般的なファッションスタイルとは言えない印象です。 いずれにしても40代の皆様がサンダルに靴下を履いた場合、あらゆる方面から抗議を受けることが予想されます。そして特に試す必要も無いので、素直に素足でサンダルを履いたほうがよろしいかと存じます。 【関連記事】 革サンダルは擦れて痛い場合がある
プリント柄Tシャツは柄の一部とパンツなどの色を合わせる
プリント柄Tシャツは体型の凹凸を隠す効果もあり、デザインによっては中高年の方々でも比較的使いやすいアイテムでございます。ただしブルージーンズと合わせる場合、体型に依存する部分があるので難しい場合があります。 一般的にプリント柄は色数が多い傾向があり、中でも写真などがプリントされたTシャツは難易度が高めとなります。それを考慮すると、英文などのレタード(文字)Tシャツのほうが使いやすいと思います。 そしてTシャツの柄の一部の色とパンツなどの色を合わせると、上下で統一された印象を与えることができます。これはTシャツに限らず、柄物のトップスとボトムスを合わせるときに使われる手法でもあります。 上記は一般向けとは言えませんが、パンツの色と英語の文字の色を合わせてあります。他のパターンとしてはパンツの黒ストライプと、黒系の柄のTシャツを合わせる方法もあります。 この場合はTシャツのグレーとパンツのストライプの色を合わせています。この観点においては、ストライプ柄のパンツは柄物Tシャツとの相性に優れているかもしれません。 いずれにしてもプリント柄Tシャツを購入される場合、合わせるパンツの色も考慮されたほうがよろしいかと存じます。また、書かれた英文などの内容にも注意をする必要があります。
DOPPIAA(ドッピア アー)のサファリジャケットを購入しました
久しく購入していなかったテーラードジャケットを、通販サイトのGILTで購入しました(約70%オフ)。ちなみにこのジャケットのデザインはサファリジャケットに近いので、便宜上その名称を使用しています。 Doppiaa | Timeless Menswear made in Italy. イタリア生まれのDOPPIAA(ドッピア アー)は、近年日本でも各セレクトショップなどで取扱数が増えてきた印象です。同ブランドのテーラードジャケットは比較的タイトなシルエットであり、逆にパンツ類は大きめな感じがあります。 今回購入したサファリジャケットは100%リネン素材であります。巷ではリネン素材は涼しげと言われておりますが、涼しいわけではありません。特にジャケット類は重量感があるので、暑さはある程度我慢する必要があります。 この投稿をInstagramで見る Kazuhide Araki(@k__araki)がシェアした投稿 このジャケットは購入時に袖を詰める代金も考慮しましたが、実際は私の通常サイズの46(S)でジャストサイズでした。ただしウエストが細いので、腹部が大きめの方の場合は前ボタンが留められないかもしれません。 購入の決め手となったのは価格の他に、合わせやすいベージュ色であったことも挙げられます。参考までにリネン素材は経年によって退色することがあるので、特に黒色には注意が必要です。 【関連記事】 DOPPIAA(ドッピア アー)のテーラードジャケットを購入しました
リネンパンツは使いやすいが入手が難しい
リネンパンツは選び方が重要なアイテムでございます。例えば国内で安価に販売されているサルエルパンツのようなゆるいシルエットは、若者さん向けと言えます。それは対外的な外見も必要となる40代以上の方々には不適格です。 またリネン素材の性質上シワができることは避けられないので、シワを許容できる方々向けでもあります。近年ではシワを避けるために混紡素材が使用されることもありますが、リネンのシワの風合いは独特でカッコ良く見えます。 リネンパンツはポロシャツの素材とも相性が良く、ニット素材とも合わせることが可能です(逆にドレスシャツやナイロン素材などの光沢があるトップスは合わせにくいので注意が必要です)。 しかしながら40代の皆様が使いやすいリネンパンツは、あまり取扱量が多くないので入手に難点があります。さらに近年の価格改定により、海外製のパンツは3万円を超える価格帯となっています。 そのような理由から私は YOOX のような海外通販で、リネンパンツを常に探しています。とは言っても現物が見られないので、購入時に質感までは良くわからない問題点もあります。 したがってご予算に余裕がある場合は、国内セレクトショップなどでイタリア製のものを購入するのがベストであると思います。その際には素材が薄いものは透けるので避けたほうがよろしいかと存じます。 BERWICH ベルウィッチ SCOTCH スコッチ リネン クロップド パンツ 2プリーツ サンド ベージュ 麻 無地 メンズ イタリア ブランド 国内正規品 posted with カエレバ レ・アッカ Yahooショッピングで探す Amazonで探す 楽天市場で探す 【関連記事】 OFFICINA36(オフィチーナ・トレンタセイ)のリネンパンツを購入しました
あまり一般的では無いグレー(灰)×ブルー(青)のメンズコーディネート
グレーとブルーの組み合わせは、それほど一般的なコーディネートではありません。それはこの組み合わせで使うアイテムの種類が限られていることが主な原因です。また劇的にカッコ良くなることが期待できない一面もあります。 この組み合わせの代表的なスタイルは、ブルー(特にネイビー)のテーラードジャケットとグレーのサマーウールパンツになります。これはビジネススタイルとして認知度が高く、アイビースタイルがお好きな方に人気があります。 とは言ってもこの組み合わせが唯一であり、ジャケットやパンツの色を変更するとバランスが崩れます。そういった意味においてはスーツ スタイルと同様なので、このスタイルを維持し続ければコーディネートに悩むこともありません。 グレー スーツとネイビー ネクタイは外れない組み合わせなので、私はネクタイに迷ったときはネイビーと決めております。ただしボタンダウン シャツやクレリックシャツなどの装飾シャツは、これを邪魔するので避けたほうが良いと思います。 冬季の定番アイテムであるピーコートは、ネイビー アウターの代表的存在です。そしてグレーのタートルネックが良く合う印象です。白や黒のタートルネックも試してみましたが、グレーが最も良さそうです。 参考までに単体で着用するピーコートは、合わせるインナーの選択が意外と難しいアイテムです。国内ではシャツ類を合わせるスタイルを見かけますが、ピーコートは防寒性が低いのでタートルネックをおすすめいたします。 グレーとブルーのシンプルな組み合わせとして、ブルーシャツとグレーパンツが挙げられますが、これも一般的なスタイルではありません。結局のところグレーとブルーのスタイルは、無理して試すようなものでは無い印象です。 【関連記事】 冬に使える40代向けのグレー(灰)×ホワイト(白)のメンズ コーディネート 秋・冬にお似合いのブラウン(茶)×ホワイト(白)のメンズコーディネート イタリア風味のブルー(青)×ホワイト(白)のメンズ コーディネート イタリアでもあまり見かけないブルー(青)×ブラウン(茶)のメンズ コーディネート
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