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7月, 2025の投稿を表示しています

Finamore(フィナモレ)のマスタード色シャツを購入しました

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去年から長袖シャツのスタイリングを試しているのですが、国内ではあまり見かけないマスタード色のものを先日セールで購入いたしました。ちなみに黄色系のシャツはこれで3枚目となりますが、一般向けとしては難しい部類のアイテムです。 Finamore 1925, artigiani napoletani di camicie sartoriali fatte a mano フィナモレはイタリアのシャツ専業ブランドで、国内でも百貨店をはじめとした各セレクトショップで取り扱いがあります。私も以前に購入したつもりになっていたのですが、どうやら今回がはじめてであった模様です。 同ブランドのシャツは、襟が180度開いているカッタウェイと呼ばれるデザインが特徴的です。このタイプの襟は国産シャツではあまり見かけず、第一ボタンを外すと襟が左右に綺麗に開きます。 その一方で第一ボタンと留めると襟の面積が少なくなるので、ネクタイを締めるスタイルにはあまり適しません。その意味においても、カジュアル寄りに振り切ったデザインのシャツと言えると思います。 この投稿をInstagramで見る Kazuhide Araki(@k__araki)がシェアした投稿 このシャツは生地の密度が予想以上に高かったため、日本の夏には暑すぎる印象でした。しかしSサイズ(46相当)であっても腕が長すぎず、日本人の体型に合っている感じです。

2cm幅と3cm幅のメンズベルトの違いとは

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メンズベルトはコーディネートの脇役どころか靴下と同等の扱いとなっております。それは素材の種類も少なくデザインや色もほぼ統一されていることに加え、着用時に隠れてしまうことなども原因と考えられます。 それでもエレガンテなスタイルを目指すのであれば、ベルトは必須アイテムとなります。またパンツのウエスト部分のサイズ調整をベルトで行うことにより、パンツの種類に依存しないウエスト位置を維持することも可能となります。 そしてベルト幅は2~4cmが一般的で、近年は3cm前後を多く見かけます。この幅の違いはスタイル全体の印象を変える場合があるので、購入の際には試着をすることをオススメいたします。 ビジネス用途で多く見られる3cm幅は、エレガンテなスタイルにも対応する汎用性が高い特徴があります。ちなみに意外と難しいのがチノパンで、ビジネス用途のベルトを合わせると作業用パンツに見えたりします。 2cm幅はあまり一般的ではありませんが、カジュアル サマー スタイルでは活躍いたします。特に夏季はベルト部分に汗をかきやすく、ベルト幅を3cmから2cmにするだけでそれを低減することができます。 両先端部分が2cm幅で本体が3cm幅のデザインのウエスタンベルトは、カジュアルスタイルの王道的アイテムと言えます。しかしながら一般の方々には受け入れにくい印象で、都内の街角でも見かけることはほとんどありません。 編み込みベルトやホワイトパンツと合わせやすい白ベルトは2cm幅が使いやすいと思います。加えて編み込みベルトは穴でサイズ調整をする必要が無いので、長めのサイズにするとオシャレな感じの外観となります。 参考までに革ベルトは革靴と同様に、劣化を遅らせるためにローテーションで着用する必要があります。とりわけビジネス用途は劣化が進みやすく、気分を変える目的も含めて最低2本はお持ちになるとよろしいかと存じます。 ROOSTERKING & CO. ルースターキング&カンパニー 【 Western Belt BLK / ウエスタンベルト ブラック 】[ 正規品 ] レザーベルト 革ベルト ウエスタンベルト 本革 黒 バックル メンズ レディース 人気 ブランド おしゃれ プレゼント ギフト 【 送料無料 】 posted with カエレバ 楽天市場 Am...

PT TORINOのセーターを購入しました

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来年は私の生誕60周年であり、また60年に一度という丙午(ひのえうま)の記念の年でもあるので真っ赤なアイテムを探しておりました。しかしながらスタイリッシュな赤のアイテムを見つけるのは容易では無く、最終的にYOOXにおいてPT TORINO(ピーティートリノ)のセーターを購入しました(17,350円)。 PT TORINOはパンツ専業としてイタリアで誕生したブランドでございます。国内では百貨店やセレクトショップなどで必ず見かける知名度が高いブランドでもあります。そして近年はパンツ以外の分野にも進出をはじめた模様です。 今回購入したセーターもそういったアイテムのなかのひとつですが、国内ではまだパンツ以外のアイテムの展開は少ない印象です。加えて、それらのアイテムも革新的なデザインが多い感じです。 このセーターは左下のポケットによって左右非対称のデザインとなっています。一般的にセーターは素材が柔らかいので、付属ポケットにスマホや財布などを入れると重さで垂れ下がって外観が悪化します。 しかしサングラスなどの軽量アイテムとなるとお話が別であります。むしろこのセーターのポケットにサングラスを入れ、ツル部分を外側に出すと非常に良いアクセントになると考えております。

なかなか人気が出ない40代以上のメンズ半袖シャツのコーディネート

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半袖シャツはTシャツやポロシャツとは異なり、比較的エレガンテな外観を持つアイテムです。とは言っても国内ではあまり人気は無く、ダサいなどと言われることもあります。しかしながら風通しが良いので夏には活躍いたします。 人気が無いのはスタイリッシュなデザインが特徴のヨーロッパのブランドは、気候の関係で半袖シャツの取り扱いが少数であることも一因です。加えてビジネス用途では、デザイン性が低い国産半袖シャツしか選択肢が無かったりします。 それでも夏には暑くシニア見えするポロシャツや、子供っぽく見えるTシャツなどよりは遥かに大人向けのアイテムと言えます。しかしながらカジュアルスタイルにおいてはアロハシャツなどの柄シャツが多いのが現状です。 そして半袖シャツのコーディネートはパンツが重要な要素を占めます。靴はスニーカーと合わせると高確率で失敗しやすいので、パンツの種類に関係なく革靴や革サンダルをオススメします。 40代以上の皆様のTシャツの上からジャケット代わりに羽織るスタイルは、Tシャツの丸首が見えることによって外観が悪化します。そのため上記のリネンキャンプシャツは1枚で着用しています。 また日本のサマースタイルにおいては快適さを優先する必要があるので、機能性肌着であっても着用はしません。それに肌着を着用しても汗はシャツまで浸透するので、結局肌着とシャツの両方を洗濯することになります。 ホワイトの開襟シャツは最も合わせやすく万人向けです。短足に見えるカーゴショーツを除き、ほとんどのパンツとの相性も良好です。ただし、可能な限りシンプルなデザインを選択する必要があります。 アロハシャツのよう柄物は、短パンと合わせるとカジュアル色が強くなりすぎる傾向があります。40代以上の皆様の場合は、リネンやサマーウール素材のエレガンテなパンツと合わせるとコーディネートが一気に昇華します。 半袖シャツの裾をパンツにインする場合、可能な限り細身のデザインが適切です。これは半袖シャツが腰付近でダブつくと、長袖シャツより外観が悪化しやすい理由からです。また、ベルトは必須となります。 ビジネススタイルにおける半袖シャツは、袖の太さがダサいと言われる一因です。長袖シャツの場合は袖先端がボタン留めで、手首が細いデザインです。しかし半袖シャツの袖は開放したままなので、胴...

Incotex(インコテックス)のシアサッカー パンツを購入しました

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シアサッカーパンツは数本持っているいるのですが、ピンク系は持っていなかったので常に探していました。ちなみに一般的なシアサッカーのストライプは白地に青が多く、それらは国内でも入手可能です。 このパンツは国内通販のセールで約7割オフで販売されており、恐らく3シーズンほど前の商品と思われます。そして値引き率が高かったのは、ピンク系のパンツは人気が無かったことが一因であると推察されます。 Incotex | パンツとバミューダ | Slowear インコテックスは国内で知名度が高いイタリアのパンツブランドです。同ブランドは国内では多くの店舗や通販で入手可能で、近年ではビジネスパンツとして購入される方々も多いと伺います。 この投稿をInstagramで見る Kazuhide Araki(@k__araki)がシェアした投稿 個人的に同ブランドのパンツのデザインは、PTなどと比較して腰回りがタイトな印象があります。今回購入したパンツも46サイズ(S相当)でジャストフィットですが、ウエストは結構タイトな感じです。 ちなみにイタリアン ブランドのサイズ感はパンツに限らず不揃いなので、ワンサイズ上下して購入するのは一般的です。したがってサイズ表記にこだわり過ぎると、着心地が悪化するので注意が必要です。 【関連記事】 Incotex(インコテックス)のホワイト パンツを購入しました

調光レンズ眼鏡はサングラスの代替とはならない

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国内の眼鏡量販店はスーツ量販店と同様に、日夜様々な流行やルールを作り出して販売促進につなげております。そういったなかで、最近は紫外線に反応してレンズの色が濃くなる調光レンズをよく見かけるようになりました。 調光レンズは新しい技術では無く、私が最初に同レンズを使用したのは今から約40年前でございます。当時眼鏡を使用していた私は、調光レンズを試してはみたのですが今ひとつ使いにくかったので普通のクリアレンズに戻しました。 そして日本では一向に売れないサングラスの代替として、近視用レンズを使用している方々向けに調光レンズを押しはじめた模様です(参考までに現在の調光レンズは当時のものよりは性能や品質が向上しています)。 調光レンズは屋内では透明、屋外では暗色に変化してサングラスとなるので一見すると便利なレンズと思えます。しかし眼鏡用フレームは実用性が優先されているデザインが多く、レンズのみを暗色にしてもサングラスとしてはバランスが良くありません。 さらに近視用レンズは表裏に反射防止コーティングが施され、正面から見てもレンズを通して表情を見ることが可能です。一方でサングラス用レンズの表側には施されていないので、レンズ表面の光反射によってサングラスっぽい外観となります。 したがって近視用レンズを暗色にした場合、正面から目が透けて見えるのでファッション目的よりは医療用サングラスといった外観になりがちです。これが調光レンズがサングラスとしては不自然に見える要因です。 加えて調光レンズは色の濃さを調整できない・変色に要する時間が長い・屋内でも紫外線に反応する・レンズの寿命が短い(2~3年)といった点も考慮する必要があります。これらの理由によって私は同レンズの使用をやめました。 それでも色付きレンズを希望するのであれば、濃度が薄い(15~25%)グラデーションのレンズをオススメします。その濃度であれば屋内でもそれほど不自然ではありませんし、屋外でも透明レンズよりは眩しさを低減することが可能です。 一般的に近視の方がサングラスを使用するのであればコンタクトレンズを装着するか、眼鏡の上からクリップオンタイプのサングラスを装着するか、思い切って近視矯正手術をされたほうが良いかと思います(すべて経験済み)。 ちなみに2通りに使える(兼用)ファッション アイテ...

Saint Laurentのローファーを購入しました

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2019年に購入したトッズの茶色ローファーが、そろそろ劣化が目立ってきました(コロナ禍前に購入したので、ほぼ6年間履き続けました)。その理由もあって新しい茶色ローファーを探していました。 そして先日サンローランの店舗に立ち寄ったところ、ヒジョーに具合が良さそうなローファーを見つけて試着をしました(とは言ってもお値段があまり可愛くないので、購入には躊躇するところではありました)。 「いやーカッコ良いですねー、履き心地も軽いし……」「そーでしょう?ウナギ(イール)ですし」「ウナギぃ!?」「はい。牛革より数倍強いと言われるウナギ皮でございますぅー」「ウナギですかぁ……」 ウナギは日本のみならずイタリアをはじめとしたヨーロッパでも食用として流通しています。またファッションアイテムで使用されているウナギの皮は、ヌタウナギと呼ばれる種類のもので食用としてはあまり人気は無いようです。 「でも何か甲の部分が低くてキツめの履き心地ですよね?」「それは踵を踏んで履く場合に脱げないようにするためです」「え!スリッパみたいな履き方もできるってこと?」「はい。したがってウナギは関係なくワンサイズ上げたほうがよろしいかと思います」 ウナギは細長い形状なので、甲部分は横方向に数枚の皮を使っているとのことです。そして特筆すべきはシワの形状と表面の質感で、これは哺乳類の皮革とは明らかに異なります。 「まあでもエキゾチックレザーはお手入れがねー」「ブラシをかけるだけでもOKです。ウナギですし」「んー……」「もしお気になされるようであれば、牛革のご用意もございますが?」「……ウナギにします」「お買い上げありがとうございます!」 参考までにオススメの41サイズを選択してジャストサイズでした(普段は40・25cm相当)。また将来的にハーフラバー ソールは貼ることになるので、購入後に靴修理店において最も薄いラバーをあらかじめ貼りました。 この投稿をInstagramで見る Kazuhide Araki(@k__araki)がシェアした投稿 このローファーは、ファッション誌が狂喜して記事にするような素材と外観を備えております。折しも今年は革靴の入れ替えを行っていたタイミングであったので購入いたしましたが、今回でそれもほぼ完了した...

グッチのホースビットローファーのハーフラバー修理をしました

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1年半ほど前に購入したグッチのローファーは結構頑丈な作りなのでレザーソールの摩耗も少ないのですが、同ブランドの実店舗で持ち込み修理も受け付けているとのことなのでハーフラバー修理を依頼してみました。 ハーフラバー修理は一般的な修理方法で、最短数十分の4,000円前後で多くの修理屋さんが受け付けています。私も過去には数回ハーフラバー修理を依頼しているのですが、ブランド純正修理は初めてとなります。 そして同ブランドのハーフラバー修理期間は約1ヶ月で費用は税込み6,600円とのことでした。折しも梅雨の季節ということもあり、レザーソールの靴は履かないので気長に修理を待つことにしました。 修理は約3週間で完了し、ソール中心部にはグッチのモチーフである蜂が中央に鎮座しており、さらにGUCCIのブランドロゴまで刻印されています。私は一般修理と大差は無いと考えていましたが、予想以上の仕上がりでございます。 またこのような見えない場所にまでデザインにこだわるところがイタリアっぽい感じがします。いずれにしても6,600円でこの仕上がりであれば、一般の修理屋さんよりは遥かに満足度が高いと思います。 ちなみに私はレザーソールは外観を気にする方以外はこだわる必要は無いと考えております。特にマッケイ製法の革靴はレザーソールの摩耗によって縫い糸も切れると、アッパー部分が分離する場合があるのでラバーソールのほうが安心です。 【関連記事】 GUCCIのローファーとスカーフを購入しました

Briglia(ブリリア)のグレーパンツを購入しました

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普通にビジネススタイルで使えるパンツを探していたところ、先日セールで格安となっていたブリリアのパンツを購入いたしました。その理由は何らかの不良があるいわゆるB品であるためですが、外観からはまったくそれがわからないので購入した次第です。 BRIGLIA 1949〈ブリリア1949〉公式通販|Gente di Mare ONLINE STORE ブリリアはパンツを中心に展開するイタリアのブランドでございます。近年はイタリアン ブランドの価格上昇が著しいのですが、同ブランドは中心価格帯が3万円前後と、比較的購入しやすいお値段となっています。 今回購入したパンツはサマーウール素材の夏仕様でございます。一般的に同素材のパンツは学生パンツに見えがちですが、このパンツは裾に向かって絞られたテーパードデザインなのでそれと明らかに違う外観です。 また腰回りが緩めであり、股上も深めなのでビジネス向きと言えます。サイスは46(S相当)で、最近のイタリアン パンツでありがちなふくらはぎがキツいということも無いゆったりめの履き心地であります。 ブリリア 1949 / BRIGLIA 1949 / WIMBLEDONS / リラックス パンツ / REDA ACTIVE / サマーテクノウール / ウエストゴム / 返品・交換不可 posted with カエレバ luccicare Yahooショッピング Amazon 楽天市場 【関連記事】 BRIGLIA 1949(ブリリア)のパファージャケットを購入しました
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