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イタリア人と日本人の足型の比較
私はこのブログで自分の足が幅広でイタリア製の革靴やスニーカーが合わないなどと何回か書いておりますが、説明より写真で見た方がわかりやすいので、最近TVCMなどでご活躍中の料理研究家・実業家であられるベリッシモ フランチェスコ氏にご協力していただきました。
料理研究家ベリッシモ・フランチェスコ オフィシャルブログ Powered by Ameba
参考までに氏は一般的なイタリア人男性の足型とのことです。一方私は一般的な日本人を代表しているとは言えませんが、日本人によく見られる幅広で踵(かかと)が細い足型であるようです。
写真の右側が私で左側が氏であります。日常履く靴は私がEUサイズで40(25cm)、同じく氏は42(27cm)です。この写真だけを見ると私の足のほうが大きく見えますが、実際には私の足幅が広くて全長は氏の方が長いことになります。靴のサイズは足の全長で大小が決まりますが、足の接地面積は私のほうが広いかもしれません。
後ろから見た写真で私が右側です。私の踵は細くて足幅が広いのでこの角度からでも指の一部が確認できますが、氏の踵は太くで足幅も狭いので指は完全に隠れています。
参考までに上記はイタリアのポンペイ遺跡で発掘された約2000年前のローマ人を模した銅像の足です。当時の彫刻や銅像は実物と同じように作られ、これからもイタリア人の足は当時から日本人の足より長方形に近かったことがわかります。
加えて日本ではあまり注目されていませんが、イタリア人は意外と甲高です(上記と同じ銅像の足)。日本ではイタリア人のダブルモンクストラップ シューズの上のストラップを外す履き方がオシャレなどと言われていますが、単に甲高でキツくて外して履いていたのが実際の理由と思われます。
日本製の服が一般的な日本人の体型に合わせて作られるように、イタリア製の靴は一般的なイタリア人の足型に合わせて作られるわけであります。これにはもちろん例外もありまして、小規模なイタリア靴メーカーの中には靴デザイナー本人の足型を基準に製造している場合もあります。そして残念ながらイタリア製の靴が日本人向けに修正されて出荷されているというお話はほとんど聞いたことがありません。
そういったわけで私が細身のイタリア製の靴を履いた場合、小指が圧迫されて痛くて踵が抜けやすくなります。さらに甲高でもある私は甲の痛みも追加されることもあります。また同様に幅広・甲高・小踵の足型の女性が外国製ヒール靴を履くと、外反母趾や同じく踵が抜けやすいといった状態になるかもしれません。
結論といたしましては素直にイギリス製やアメリカ製などの靴を履けば良いのですが、どうしても私は見た目を優先してイタリア製を購入してしまうのです。しかし最近は靴紐である程度調整が可能であることに気が付きました。具体的には紐の通し方を変えるのであります。特に甲の痛みについては試行錯誤の結果、靴の種類や通し方によっては痛みが緩和されるようです。
ちなみに上記は靴のフィッティングに関する一般的な靴紐の通し方のアドバイスであります。左から槌趾(つちゆび)や爪の問題を軽減したい場合、真ん中は踵が滑らないように固定したい場合、右は甲のキツさを回避したい場合であるとの説明です。必ず効果があるとは限りませんが、試されてみても良いかもしれません。
【書評】 ビジネスパーソンの誘う技術 - ベリッシモ・フランチェスコ著
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参考までに氏は一般的なイタリア人男性の足型とのことです。一方私は一般的な日本人を代表しているとは言えませんが、日本人によく見られる幅広で踵(かかと)が細い足型であるようです。
写真の右側が私で左側が氏であります。日常履く靴は私がEUサイズで40(25cm)、同じく氏は42(27cm)です。この写真だけを見ると私の足のほうが大きく見えますが、実際には私の足幅が広くて全長は氏の方が長いことになります。靴のサイズは足の全長で大小が決まりますが、足の接地面積は私のほうが広いかもしれません。
後ろから見た写真で私が右側です。私の踵は細くて足幅が広いのでこの角度からでも指の一部が確認できますが、氏の踵は太くで足幅も狭いので指は完全に隠れています。
参考までに上記はイタリアのポンペイ遺跡で発掘された約2000年前のローマ人を模した銅像の足です。当時の彫刻や銅像は実物と同じように作られ、これからもイタリア人の足は当時から日本人の足より長方形に近かったことがわかります。
加えて日本ではあまり注目されていませんが、イタリア人は意外と甲高です(上記と同じ銅像の足)。日本ではイタリア人のダブルモンクストラップ シューズの上のストラップを外す履き方がオシャレなどと言われていますが、単に甲高でキツくて外して履いていたのが実際の理由と思われます。
日本製の服が一般的な日本人の体型に合わせて作られるように、イタリア製の靴は一般的なイタリア人の足型に合わせて作られるわけであります。これにはもちろん例外もありまして、小規模なイタリア靴メーカーの中には靴デザイナー本人の足型を基準に製造している場合もあります。そして残念ながらイタリア製の靴が日本人向けに修正されて出荷されているというお話はほとんど聞いたことがありません。
そういったわけで私が細身のイタリア製の靴を履いた場合、小指が圧迫されて痛くて踵が抜けやすくなります。さらに甲高でもある私は甲の痛みも追加されることもあります。また同様に幅広・甲高・小踵の足型の女性が外国製ヒール靴を履くと、外反母趾や同じく踵が抜けやすいといった状態になるかもしれません。
結論といたしましては素直にイギリス製やアメリカ製などの靴を履けば良いのですが、どうしても私は見た目を優先してイタリア製を購入してしまうのです。しかし最近は靴紐である程度調整が可能であることに気が付きました。具体的には紐の通し方を変えるのであります。特に甲の痛みについては試行錯誤の結果、靴の種類や通し方によっては痛みが緩和されるようです。
ちなみに上記は靴のフィッティングに関する一般的な靴紐の通し方のアドバイスであります。左から槌趾(つちゆび)や爪の問題を軽減したい場合、真ん中は踵が滑らないように固定したい場合、右は甲のキツさを回避したい場合であるとの説明です。必ず効果があるとは限りませんが、試されてみても良いかもしれません。
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経歴:FerrariやRolls-Royceなどの高級輸入車の整備解説書・取扱説明書の翻訳者を経て、 政治家・芸能人・弁護士などのパーソナル スタイリングを担当。1966年生まれ。【言語:TOEIC840・初級イタリア語】
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