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難易度MAXのチェック柄パンツのメンズコーディネート
世の中のファッションアイテムには着こなすことが難しいものが数多く存在します。それらは素材やデザインや柄が特殊であったり、ミリタリーウエアのように発祥がオシャレ着では無く実用着であることが原因の場合もあります。 それでもファッションメディアでは「難しい○○の着こなし方」などのネタ切れ記事を見かけることがあります。しかし難易度が高いアイテムは最終的には着用しなくなるので、特に入手する必要は無いと考えています。 なかでも難しいチェック柄と、さらに難しい柄パンツの組み合わせは最強の部類に入ります。ちなみに上記は数年前にセールで購入したPT01のパンツでございます。何故購入したのかは覚えていませんが、恐らく値引き率が高かったのであろうと思います。 このパンツは脚長効果があるシルエットが綺麗で、涼しげなリネン素材ということもあって何度かコーディネートを試しています。しかしながらチェック柄がどうにも攻略が難しく、ここ数年は放置していたので合計で10回程度しか着用しておりません。 スニーカーが合わないのはわかっていたのですが靴の選択が難しく、いや靴どころかシャツにするのか上記のようにニットTシャツにするのかなど様々な試行はしてみました。しかしどうにもならなかったので最近までクローゼットに埋もれていました。 そして先日、良い具合のリネンシャツを購入したので久しぶりにコーディネートを試してみました。すると遂にこの難しいパンツの攻略が完成……とはなりませんでしたが、ある程度は見栄えがしそうな気もしないでは無いかもしれない印象です。 とりあえずシャツとベルトと靴の色味は合わせたので、そこまで奇抜なコーディネートでは無いと思われます。そしてこのようなスタイルは、テニスやレガッタなどの英国由来のエレガンテなスポーツの観戦には良いかもしれません。 ちなみに場合によってはゴルフ場でも映えると思いますが、格式が高いゴルフ場では難しいと思われます。また職場の高級スーツと同様に御本人の実力が伴わないと、服だけはカッコ良い人に見られがちではあります。
40代以上のメンズ リネンシャツの選び方やコーディネート
ここ数年の夏は耐え難い暑さに見舞われておりまして、選ぶ服装の悩みが尽きることはありません。しかしそれも外気温30度がひとつの境目であり、その温度を超えるとオシャレどころのお話ではないので快適さを優先することが重要となります。 トップスに関して私はTシャツ・ポロシャツと試してはみたものの、どちらもエレガンテに着こなすことは難しいと考えています。それらは若者さん向けには良いのですが、体型が崩れやすい40代以上の男性向けとは言えない部分があります。 そういった経緯から近年は半袖シャツやリネンシャツの着こなしを試しており、現時点においてリネンシャツは最有力候補となっております。ただし、リネンシャツはチノパンやスニーカーとは合わないので初心者向けではありません。 リネンシャツはリネンパンツやシアサッカーパンツ、あるいはリネン同様の外観を持つウールパンツなどと合わせます。シューズはカジュアルな革靴やレザーサンダルと合わせると良いと思います。 リネン カプリシャツのメンズコーディネート またリネンシャツは裾をパンツにインをする着こなし方法が基本であり、逆にアウトをする場合はカプリシャツのようなタイプのリネンシャツが適切です。加えて下着を着用するとリネン素材の意味が無くなるので単体で着用します。 バンドカラーのリネンシャツは首元が涼しいのが特徴です。しかしジャケット類を羽織ると、ジャケットの襟が汗で痛むので単体で着用します。この襟のリネンシャツは着こなし法が少々難しいので、無理をして試す必要は無いと思われます。 生地は厚手のほうがシルエットが綺麗に出るので街ナカ向けです。上記のように薄い生地は海辺などには良いのですが、街ナカではカジュアル過ぎる外観になります。また襟も薄いので、テーラードジャケットと合わせるとシャツの襟が落ち着かない場合があります。 真っ白なシャツは、素材には関係なくカジュアルスタイルでは合わせにくい傾向があります。リネンシャツの場合も同様で、可能であればオフホワイトやベージュといった色を選択したほうが合わせやすいと思います。 ネイビーは玄人さん向けですが、白パンツと合わせればそれほど難しくはありません。ちなみにブラックのリネンシャツは太陽光を吸収し、暑すぎるのでオススメできません。さらに黒リネン素材は色褪せが早く、色移り...
伊勢丹新宿店メンズ館でオーダーシャツを作りました(3、4枚目)
去年に引き続きリネンシャツを伊勢丹新宿店でオーダーいたしました。と言うのもベージュ色のリネンシャツがあまり販売されておらず、最終的にオーダーをしたほうが確実であると判断したからです。 今年の春頃からメデイアではリネンアイテムの紹介が増加し、去年までのポロシャツのゴリ押しは終息した模様です。なかでもホワイトリネン シャツを取り上げているようですが、経験上ホワイトは難しい印象です。 この投稿をInstagramで見る Kazuhide Araki(@k__araki)がシェアした投稿 ホワイトリネン シャツはその素材の性質上、透けやすく輪郭があまり明瞭では無いのでボヤケた外観になります。それがパンツ用の厚い生地であれば良いのですが、シャツ用の生地は薄いので羽衣のように見える場合もあります。 この投稿をInstagramで見る Kazuhide Araki(@k__araki)がシェアした投稿 今回オーダーしたシャツは去年と同じ寸法で、生地以外は特に変更点はありません。そして同時にネイビー色もオーダーしました。こちらは発色が鮮明で、なかなかの外観となっております。 ちなみにリネンシャツはコットンシャツと違い、ドレスシャツの範疇なので胸ポケットは不要です。むしろ胸ポケットが付くと安価な外観になるので、可能な限り胸ポケット無しのシャツを選択されると良いと思います。 【関連記事】 伊勢丹新宿店メンズ館でオーダーシャツを作りました
40代メンズは衣服よりアクセサリ類にお金をかけるほうが満足度が高い
ファッションにおける服とアクサリ類はセットで考える必要があります。例えば高価な衣服に合わせるアクセサリ類は、同じく高価なものでないとバランスが良くありません。逆もまた然りなので、特にアクセサリ類の購入には悩むところであります。 実際のところ衣服はアクセサリ類より寿命が短いので、同じお金をかけても費用対効果が低いことは否めません。加えてスーツを含めて価格と比例して外観が向上する上限は20万円といったところで、それ以上になっても外観上の違いはあまり感じられません。 それでも衣服が趣味の方々は、ご家族に嫌な顔をされながらスーツやテーラードジャケットなどを数多く購入されます。そして購入することが目的化し、1回しか袖を通したことが無いスーツなどがクローゼットに溜まっていくのは良く聞くお話でございます。 そのような趣味の方々は、アクセサリ類にお金をかけないことも特徴であったりします。高価なスーツに安価なナイロン製バッグや、同じくNATOストラップの腕時計を付けているのをお見かけすることもあります。そして結婚指輪以外の指輪は付けていらっしゃいません。 端的に言えば衣服が趣味の方々は、衣服以外のアイテムにご興味が無い印象です。例えば20万円のスーツは購入されても、20万円の指輪は購入されません。したがって、全体的に何か物足りないスタイルになりがちです。 その点においてアクセサリ類は多くのスタイルに対応できるので、汎用性が高いアイテムと言えます。特にアイウエアや指輪やベルトなどにより、コーディネート全体を昇華させることが可能です。 ただしメンズファッションにおける腕時計は他のアクセサリ類と性格が少々異なります。とは言っても服装に合わせるのであれば、直径39mm以下のドレスウオッチが最適な選択肢でございます。 加えて腕時計は年間を通して袖に隠れていることが多く、1本しか着用できません。その点において指輪は同時に複数本を着用可能で、年間を通して露出しているので腕時計よりスタイリング向上効果が高い場合があります。 いずれにしてもエレガンテなファッション コーディネートは、最終的には衣服では無くアクセサリ類の使い方で差が出ます。またそれらは衣服と違って収納場所を必要とせず、資産価値を持つ場合もあるので購入を検討されても良いかと思います。 ちなみに「将来は...
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