投稿

1月, 2024の投稿を表示しています

FILIPPO DE LAURENTIIS(フィリッポ デ ローレンティス)のセーターを購入しました

イメージ
ブラウン系のセーターは持っていなかったので先日、 YOOX「広告・PR」 においてフィリッポ デ ローレンティスのセーターを購入いたしました(送料別16,720円)。そしてこのセーターも、中厚ニットと呼ばれる厚手の生地が使われております。 Filippo De Laurentiis フィリッポ デ ローレンティスは2012年にイタリアで設立され、ニットウエアを中心に展開をしているブランドです。国内においても各セレクトショップなどで取り扱いがあり、中心価格帯は3万円前後といった印象です。 このセーターはウール・コットン・アルパカの混合素材で構成されており、比較的固めの着心地となっております。アーム部分も細めであり、タイトなシルエットが特徴と言えます。 いや、むしろ日本製セーターでは見られないボディースーツ風の着心地でございます。日本製のウエアは肌触りや動きやすさなども考慮されている一方で、このセーターに限ればシルエットが優先されている感じです。 また首部分はセーターとモックネックの中間といったデザインです。上記の写真のように首部分を折り返すとセーターですが、折り返さないとモックネックなので二通りの着こなしが可能となっています。

ファッション誌の記事は真に受けない

イメージ
先日イタリア人の先生とイタリアのファッション誌の記事を題材にお話をしておりました。記事の題名は「この春に流行するファッション アイテム」といったもので、数種類のアイテムの色や形状が細かく説明されていました。 「おおよそこの記事の内容はわかりましたが、取り上げるアイテムが細かすぎませんか?さらにイタリアの他のファッション誌では、まったく違うアイテムが流行するとか書いてますよね?これってイタリアでは普通なのですか?」 「あなたの言うことは正しいと思います。そんなアイテムを指定されても探すほうが大変です。しかし問題はありません。ファッション誌の記事を真に受けるイタリア人はいません。私達は好きな服を着るだけです」 アメリカのファッション誌も似たようなものです。そもそも同国はファッションに関心が無い人々が日本より多く、肥満大国ということもあって購入可能なスタイリッシュな服も限られています。 この投稿をInstagramで見る Elder Ordonez(@elderordonez1)がシェアした投稿 それでもハリウッド スターのストリートスナップ写真が日本のメディアでも取り上げられたりしますが、それは私服ではなくて事前に用意された服の場合があります。そしてその服の提供元が中華系詐欺サイトのケースがあり、私は昨年見事に騙されました。 一方で日本のファッション誌は世界唯一とも言える、ファッションブランド側から提供を受けた新商品を使用したコーディネートを紹介する方式を採用しています。したがって各雑誌で取り上げるファッションアイテムはどれも同じになりがちです。 加えて自前でモデルさんを用意して多くのコーディネート写真を掲載してはいますが、撮影用のファッションなので実用性が低いことは否めません。また多様性などと言いながら、白人モデルを多用するのは大きな疑問でもあります。 実際のところハイブランドは雑誌広告の有無に関係なく、商品は飛ぶように売れます。しかも新作商品の発表より雑誌の発売は遅れるので、雑誌を見て問い合わせても掲載商品がすでに売り切れてしまっていることも問題と言えます。 いずれにしても衣服は見るのと実際に着るのは大違いです。特に初心者の方々はファッション メディアを鵜呑みにせず、実際の店舗で着心地な

Saint Laurentのプルオーバー(セーター)を購入しました

イメージ
去年末にアウトレット モールでサンローランのセーターを購入いたしました。今シーズンはニットウエアを中心に買い揃えており、特に中厚ニットと呼ばれる比較的厚手の生地に注目しております。 私は主にイタリアのブランドの商品を中心に購入していましたが、近年はフランスのハイブランド品も時折セールなどでも購入しています。それはフランスのブランドのデザインはシンプルで合わせやすい面があるからです。 今回購入したセーターはトナカイがデザインされたクリスマス仕様と思われます。色は黒・青・赤の3色展開で、グレーに赤を合わせたかったのでこの色を選択しました。ちなみにクリスマス時期以外でも着用する予定です。 肉厚のウール素材は保温性が高くタイトなフィット感であり、10℃程度であれば肌着と2枚で対応可能と思われます。逆にダウンジャケットを着ると腕の部分が汗ばむので、薄手のアウターのほうが適切な印象です。 【関連記事】 Saint Laurentのホワイト スニーカーを購入しました

ピーコートのメンズコーディネート【写真】

イメージ
ピーコートは冬になると定期的に話題になるアイテムですが、どちらかと言えば若者さん向けのアイテムであります。着丈は上記のような長めのデザインも存在しますが短めが主流です。またネイビー以外の色はピーコートに見えません。 そしてボックス型の細長いデザインは体型を選ぶアイテムでもあり、細い体型や胸が薄い方々はそれが強調されるので避けたほうが無難です。逆に筋肉質やがっしりとした上半身を持つ方々にとっては、着心地が多少窮屈ではありますがお似合いになります。 加えて数多く販売されているピーコートはアームホールが狭く、スーツ ジャケットの上から着用することが困難なのでインナー選びが重要になります。その理由から、一部メディアで言われているようなビジネススタイルでの使用は不可となります。 ネイビーまたはダークカラーのプルオーバー(セーター)+ホワイト パンツ(ジーンズ)+黒革靴は、世界的に多く見かける定番のコーディネートになります。これは青+白の2色コーディネートを基本としています。シューズはブーツでも問題ありませんが、黒色以外は合わない印象です。 長袖シャツやジーンズとの組み合わせは少々ハード ボイルド風の外観になります。とは言っても若者さんであれば特に問題が無いコーディネートになります。問題は40歳を過ぎるとミリタリー由来のアイテムの使い方が難しくなる点にあります。 パーカーを着こなせる方であれば、比較的穏やかな外観のカジュアル スタイルが完成します。40代以上の方々の場合、ピーコートのインナーはパーカーが最も合わせやすくオシャレっぽく見えると思われます。 ピーコートはダブルブレストのデザインなのでインナーが見える胸元の面積が狭く、この部分の見せ方で外観が大きく変わります。一般的にはホワイトやネイビーのニットウエアなどと合わせるとよろしいかと存じます。 【関連記事】 SEALUP(シーラップ)のロング ピーコートを購入しました

今年の冬は都内でモンクレールを見かけない

イメージ
今年はコロナ禍が終息して最初のウィンターシーズンですが、都内の繁華街ではモンクレールを着用している方々をあまり見かけません。特に女性の場合はそれが顕著なように思われます。 コロナ禍中は外出が制限されていたこともあり、私もそれほどモンクレールを注視していたわけではありませんでした。それでもコロナ禍以前よりはモンクレールの着用率が減少している印象です。 考えられる要因としてはまず、モンクレールが大好きな中国人観光客の減少が挙げられます。中国ではROLEXと同様にモンクレールが富の象徴として扱われ、日本国内からも中古のモンクレールが輸出されるほどの人気ぶりでした。 加えてコロナ禍以降の価格の上昇も影響していると考えられます。現在同ブランドの中心価格帯は20万円台後半といった感じで、ダウンジャケットの価格としては高すぎる印象です。 またイタリアに本拠地を移した頃から、スタイリッシュで都会的なデザインを取り入れはじめました。しかし同時期に多くのダウンジャケットのブランドが低価格で、同様のデザインの採用を始めたので差別化が難しくなりました。 実際のところダウンジャケットは価格帯による機能差はほとんどありません。また外見を高級にすればするほどアウトドア ウエアの特徴が強調され、暖房が効いた屋内の移動が多い都市部では使いづらくなります。 最近のセール会場でも、モンクレールの一角は閑散としておりました。街角で時折見かけるモンクレールも、劣化や汚れが目立ちやすいブランドワッペンの影響にもより、着古した外観の2~3シーズン前のモデルが多い感じです。 そして今シーズンはカナダグースも見かけなくなりました。これは価格の上昇に加えて同ブランドの外見上の特徴となっていたコヨーテのファーが、2022年末で廃止されたことが大きく関係していると思われます。 ちなみにコヨーテは生息数の減少が危惧されてはいますが、同時に家畜を襲う害獣として北米では駆除の対象にもなっています。したがって多くの毛皮は副産物であり、アパレル ブランドが使用を中止したところでそれらは廃棄されるだけでございます。 いずれにしても外出の機会が奪われたコロナ禍において、高級ダウンジャケットはその影響を大きく受けたアイテムのひとつと言えると思います。その一方で国内では、去年からBarbour(バブア

GUCCIのローファーとスカーフを購入しました

イメージ
先日アウトレット モールに出かけた際に、セール価格となっていたグッチのビット ローファーとスカーフを購入いたしました。ちなみに同ブランドはクリエイティブ ディレクターが2023年から交代した関係で、アウトレット専用商品に加えて正規販売店で取り扱っていた多くの商品も現在アウトレット店舗に並んでいる模様です。 ホース ビット ローファーはグッチを代表するデザインの革靴であり、いつかは購入しようかと考えている間に定価が10万円を超える事態となっていました。参考までにHorse Bitはその名の通り馬の口に噛ませる馬具の名称で、ファッション界においても世界的に認知されている装飾です。 国内においてはアイビー ファッションが流行していた頃に、定番の革靴となっておりました。それはブランドの知名度やデザインもさることながら、履きやすさも影響していたと考えられます。特に踵が比較的細いデザインは、日本人の足にも合っていたと思います。 今回購入したローファーは2022年モデルと思われ、シボ革仕様でカジュアル色が強い印象です。したがってスーツ スタイルでは使用しませんが、ジャケット+パンツをはじめとした様々なスタイルおよび季節を問わないシーンで活躍すると予想されます。 同時に購入したスカーフも、ひと目でグッチと判別できるブランドアイコンがデザインされています。素材はウール100%で全長は194cmとの表記ですが、フリンジ部分を除けば実質170cm前後です。またリバーシブル仕様なので、表裏を組み合わせた巻き方も可能です。

ブラック ダウンジャケットはコーディネートを考える意味がない

イメージ
ブラック ダウンジャケットは、冬になるとラーメン屋さんをはじめとした飲食店の壁一面を黒く染め上げる風物詩でございます。その人気の一方でダウンジャケットは元来防寒着であり、膨張した丸いシルエットのウエアはカッコ良く見せることが困難であります。 したがってダウンジャケットはオシャレ着の範疇から外れるのですが、それを言ってしまうと元も子もないファッション メディアに騙され、多くの皆様がカッコ良いと思いこまされているのが現状であると思われます。 また初対面の方とお会いする際もダウンジャケットやダウンコートはカジュアル過ぎる外観から、男女を問わずお相手からの印象がよろしくありません。そういった観点からも私はコートをオススメしているわけでございます。 加えてブラックのテーラードジャケットが人気が無いのと同様に、一般的にブラックは他の色と合わせるのが難しい欠点があります。そしてブラック ダウンジャケットはこれらのことを考慮してコーディネートを考える必要があります。 パンツに関してはジーンズは基本的にNGです。ブラックとブルーは色彩的に合わないことに加え、あまりにもカジュアル過ぎる外観となるので、どんなに高価なダウンジャケットであってもご近所着スタイルにしか見えません。 ホワイトパンツは比較的合わせやすいものの、一般の方々は冬にホワイトパンツを履く習慣が無いのであまり現実的とは言えません。またチノパンなどのコットン パンツは外観が冬向きでは無いので、ダウンジャケットと合いません。 そうなりますとウールパンツなどの冬向けの外観を持つアイテムと合わせる方法が安全な選択肢となります。特に入手しやすいグレーのフランネルパンツはブラックと相性が良いのでオススメではあります。 ちなみにブラック ダウンジャケットを着用している方々の多くは、ファッションにそれほど興味をお持ちではない印象です。そういった方々のパンツは、履き古したものやデザインが古かったり裾丈も長すぎたりすることが原因で全体の外観が悪化しています。 インナーは多少なりともカッコ良く見せたいのであれば、ニットウエアが唯一の選択肢になります。Tシャツはダウンジャケットを脱いだ際に知性的に見えませんし、長袖シャツはあまり冬向きのウエアとは言えません。 寒冷地域であれば長袖アンダーウエア+タートルネ

Dolce & Gabbana(ドルチェ&ガッバーナ)のウールコートを購入しました

イメージ
新春初回のお買い物記事はウールコートでございます。しかしそんじょそこらのコートではありません。ドルチェ&ガッバーナのコートです。さらにオーバーサイズ デザインのコートです。 ヘリンボーン柄の厚い生地で長めのデザインのコートは3年くらい探していました。しかしその条件に合うものは少なく、仮にフルオーダーするとなると30万円以上の価格帯でありました。 そして去年の年末に希望に近いコートを YOOX「広告・PR」 で発見し、私のYOOXのお買い物史上最高額となる約16万円の大勝負に出ました。参考までに定価は50万円を超えていた模様です。 私は試着もせずにそのような価格のウエアを購入したことは無いのですが、今後さらなる価格の上昇が予想されるハイブランドということも理由で購入に至りました。またオーバーサイズのデザインを試すという目的もありました。 この投稿をInstagramで見る Kazuhide Araki(@k__araki)がシェアした投稿 到着したコートは予想通りに大きいサイズ感で、生地は厚手のウールで分厚い外観です。着用すると重量感がありますが、ラグランスリープということもあって動きやすい印象です。 そして何より高級感があります。しかし腕と裾は予想以上に長く、詰めたほうが私の体型に合うと判断したので修理をすることにしました(上記の写真は修理後)。
当ブログの内容の流用はご遠慮ください

© 2023 やさぐれスタイリスト

過去記事

もっと見る