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40代メンズのデニムはお尻のカッコ良さで選ぶ

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ファッションは前からの外見が7~8割で、残り2~3割は後ろからの外見になります。一般の方々は前からの外見しか気にしませんが、玄人さんは必ず後ろ姿もチェックいたします。特に臀部のパンツのゆるみ具合は、男女を問わず入念にチェックします。 40代にもなりますと臀部の筋肉は鍛えていない限り垂れ下がってまいります。その上に臀部が緩いパンツを履きますと、後ろ姿が10歳は老けて見えます。また女性にとって男性の臀部はセクシーさをアピールするポイントでございます。お尻が緩んだパンツはカッコ良く見えないので減点要素にもなります。 デニムのサイズは基本的に通常のパンツと同じサイズを選択いたします。ただしコットン100%は伸びにくいのでウエストがキツい場合はワンサイズ上げたほうが良いかもしれません。ストレッチ素材が入っている場合は通常のサイズで問題無いと思います。 そして前ボタンを閉じて履いた状態で臀部をチェックします。鏡を使ったり他の人に見てもらえれば良いのですが、ご自分でもチェックすることは可能です。最も簡単な方法は立った状態で、以下のように親指・人差し指・中指で臀部の下の余った生地を後ろからつかむ方法です。 ・5本指で鷲づかみできる 残念ながら後ろ姿は相当イケていません。 ・中指が完全に隠れる 臀部の形によっては緩んで見えます。 ・中指の第二関節の長さ このあたりからカッコ良く見えはじめます。 ・中指の第一関節の長さ かなり良い感じの後ろ姿になります。 ・つかめない イヤらしさ全開の玄人さん向けです。 参考までに近年のイタリア製パンツは足もキレイに見えますが、臀部もフィット感があって後ろ姿もキレイなデザインになっております。一方でアメリカ製ジーンズは生地の裁断が直線的であり、お尻の生地が余る傾向があるので後ろ姿はそれほどイケておりません。 【関連記事】 Tom Fordのサングラス(LOUIS)を購入しました Wales Bonner × Chapalのデニム

ヤコブ コーエンJ622のジャージ デニムを購入しました

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JACOB COHEN ( 公式ブログ ・ヤコブ コーエン @jacobcohenjeans )は日本でも人気が高いイタリアのラグジュアリー デニム ブランドでございます。また国内における高級デニムの先駆けといっても良いかと思います。そして香り付きの製品といった特徴があり、この香りで同ブランドのパンツであることがわかります。 同ブランドは日本製の素材や高級感のあるボタンなどを使用し、中心価格帯は3~4万円といったところであります。私は過去に2本ほど同ブランドのパンツを購入しておりますが、今回はセール品となっていたブルー デニムを購入いたしました。 このデニムはストレッチ素材のジャージ デニムということもあり、シルエットや履き心地は男性用スパッツといった印象です。一般的なデニムの形状や素材とは異なるので、セール品となっていたのかもしれません。腰回りのサイズ感は他のブランドと同じですが、裾幅が16cmなのでかなり細身の印象です。 裏地は同ブランドのなかでも珍しい赤色が使われています。そしてダメージ加工により、表面に赤がチラりとカッコ良く見えることになります。今回は裾を詰めることにしたのですが、詰めた裾に自分でダメージ加工を施すかどうか迷うところであります。 参考までに下記の説明書が添付されていましたが、日本語文が無かったので以下に私が翻訳してみました。 細部にわたる事実: ・後部のベルト ループ ラベルは馬革でロゴが刻印されています。 ・リベットとボタンには特別な銀メッキが施されています。 ・裾はダブル チェーン スティッチ処理されています。 ・ポケットの裏地は特殊な素材が使われています。 ・ポケットは柔らかい印象を出すために特別に加工されています。 ・側面の縫い目はヴィンテージ感を出しています。 ・ヴィンテージ感を出すために特別な洗浄と処理が施されています。 ・日本原産の素材が使用されています。 洗い方の説明: ・ジーンズを洗う前に可能な限り多くの回数を着用してください。必ず裏返して30度の水で手洗いしてください。直射日光は避け、できれば夜間に干してください。 ・頻繁に洗わないでください。 ・常に裏返して洗ってください。 ・高温のお湯で決して洗わないでください(最高で摂氏30度)。

パラブーツのCASTEL(キャッスル)を個人輸入しました

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久しぶりにイタリアのEbayで Paraboot (パラブーツ @paraboot_france )の革靴を購入いたしました。パラブーツの革靴は2年半ほど前に同じくEbayで購入しており、今回で2足目となります。この新品箱付きの革靴はCASTEL(キャッスル)と呼ばれるワーカー シューズのモデルであります。 参考までに最初に雨天用として購入したパラブーツのモデルは具合が大変よろしかったので、最近は雨天以外でも着用しております。その関係でカジュアルでも着用できる雨天用のヘビー デューティーな革靴を探していたところ、今回のキャッスルにたどり着きました。 キャッスルは2016年から国内で正規販売が開始された模様です。パラブーツの本国であるフランスでは、郵便配達員さんなどのお仕事用の革靴らしく幅広でシンプルなデザインです。またウィリアムやシャンボードなどのモデルと同様の堅牢なノルウィージャン製法を採用しています。 国内定価が税込み58,320円のこのモデルは、140ユーロ+10ユーロ(送料)の合計150ユーロ(約19,400円)で販売されておりました。新品箱付きでこの価格は魅力的であったものの、サイズが5.5UK(24.5cm)の1点のみで前回のモデルよりハーフサイズ小さく少々迷いました。 試着などでサイズ チェックをしたところ、私の通常サイズである6UK(25cm)は幅や高さはピッタリであるものの、踵が5mmほど長い印象でした。私の足は幅広・甲高・小踵の三拍子が揃っているので輸入革靴が合いにくいのですが、UK6の踵の遊びが気になったので5.5UKでも大丈夫と判断しました。 実際に購入したキャッスルは6UKとほぼ同じサイズ感ですが、6UKと比較して踵の遊びが少ないのでジャストサイズといった印象です。またノルウィージャン製法を使用したモデルは、経年で中底が全体的に沈む傾向があり、また皮革も伸びやすいようなので少々キツめですがこのサイズで正解であると思います。 もし踵の側面に靴擦れが発生する場合、踵部分に1~3mm程度の中敷きを入れると解決する場合があります。経験上、このタイプの靴擦れは靴の内側にパッドを貼っても修正できません。しかし足で擦れる部分が1mmであっても下に移動することで、擦れが解消されることもあります。 着用感は現時

40代になったので高級スーツを買ってみたい方

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スーツの価値は価格やデザインや素材では無く、存在する周囲の人々や環境によって決まる相対的なものであります。高級スーツを着ても見せる場所が無ければ価値はありません。職場で高級スーツを着て浮いた存在になっても意味がありません。したがって服装が趣味の方々は別として、周囲の服装と合わせるのが一般的であると思います。 服装が趣味の方であっても、状況によってはドレス ダウンを考える必要があります。例えば無理な融資を金融機関でお願いするなら、華やかなスーツより手入れの行き届いた真面目そうなスーツ スタイルのほうが適切です。ちなみに弔事用の黒いネクタイと、謝罪用のネイビー ネクタイは職場に常備しておきたいところであります。 一般論ではありますが、現在では定価10万円以上のスーツであれば高級スーツの範囲であると思います。しかし価格と見た目が確実に比例するのは20万円以上といった印象です。そして60万円以上になると、変態さんのレベルになります。お得感があるのは、定価14~18万円のスーツの半額セールといったところです。 若者さんの場合はカッコ良さより相手に不快感を与えないスタイルのほうが重要です。どこの国でも若者さんたちは安いスーツを着ております。服装のブランドに関心が薄い職場では、高級ブランドのスーツは無意味です。なんとかセレクトとか、どうたらカンパニーのスーツで十分であると思います。 一方で高級スーツは人前に出る方々や、人目を引く方々には有効なアイテムです。例えば一部上場企業の社長や役員の皆様。あるいは絶望的にイケていないファッション スタイルの国内スーパーカー乗りの皆様。そういった方々は無理をしてでも高級スーツを着る価値はございます。 さて、スーツに本気を出して購入しても着て行く場所が必要であります。職場に不向きのカッコ良いスーツはパーティーが最適ですが、日本でにはパーティーの習慣が根付いていません。結局スーツを着てセレクトショップや新宿伊勢丹メンズ館を訪れ、店員さんとファッションのお話をしたり買い物をして家に帰るというのはありがちな光景です。 しかしそのカッコ良いスーツが注目を浴びる場所があります。それはクラシックコンサート会場であります。この会場はドレスアップしている方々も多く、また特に他人と喋る必要も無いので映画鑑賞に行く場合と大差はありません。

EYEVAN7285のサングラスを購入しました

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EYEVAN7285 (アイヴァン7285 @eyevan_official )は2013年に再生した日本のアイウェア ブランドでございます。1972年に創立した前身のEYEVANは主に海外で展開をしておりましたが、2013年にEYEVAN7285として国内で再生いたしました。そしてEYEVANから派生したサングラス ブランドのEyevolは去年から売れ行きが好調とのことです。 EYEVAN 7285 今回購入したのはモデル717Wの1260というフレーム カラーです。このフレーム カラーのサングラスは3色展開で、薄いパープルのプレーン レンズを選択しました(他の2色は偏光レンズ)。価格は定価44,400円+消費税でしたが、クリア レンズ仕様は39,000円+消費税とのことです。 アイウェアを10本以上持っている私ですが、今回のような薄い色のレンズは初めてでございます。と言いますか、屋内や夜間でも着用できるサングラスを探してこのモデルにたどり着いた次第であります。またフラットレンズも初めてになります。 サングラスはデザインやフレームの素材も重要ですが、レンズの重要性はそれほど語られておりません。私は気に入ったフレームのサングラスであっても、レンズの色で購入を見送ることがあります。そういった場合にレンズの交換を勧められるのですが、純正レンズに勝るレンズは無いのであります。 サングラスにとってレンズはデザインの一部なので、後からレンズを入れ替えると全体のバランスが崩れることがあります。また交換用レンズの色も数十種類程度なので、微妙な色合いは望むべくもありません。しかしそれは私のような普通のサングラスに飽きている人間の場合なので、一般的にはレンズを交換する方法もアリだと思います。 EYEVANのサングラスにはフラット レンズが多く見られます。フラット レンズは通常の曲面レンズと違い、光が窓ガラスのように反射します。したがってレンズ裏面のみに反射防止コーティングが施されています。しかしフラット レンズ特有の反射の雰囲気はカッコ良い反面、目が疲れやすくなる場合もあるとのことです。ちなみに私は偏光レンズは目が疲れやすい傾向にあります。 【関連記事】 40代メンズ向けの5大高級サングラス ブランド【2020年】

意外と人気が出ないParajumpersのダウンジャケット

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PARAJUMPERS(パラジャンパーズ)は2006年に創立したイタリアのカジュアル アウター ブランドでございます。アラスカのレスキュー部隊にインスパイアされたデザインや素材は各国の有名人に人気がありますが……日本ではそれほど見かけないブランドであります。 同ブランドコンセプトのひとつとして機能性が挙げられます。特にマスターピースと呼ばれる数種類の定番モデルの前面左側には大きなポケットが取り付けられています。肘のポケットには緩衝材を入れることが可能で、肘を付いた際の衝撃を緩和することができます。 そして特徴的な黄色のチンストラップは防寒用ですが、同時にサングラスを保持することもできます。他にも携帯電話ポケットなどもありますが、総じて多くのポケットが取り付けられています。 過去には伊勢丹新宿店での取り扱いもあり、男性ファッション誌などでも取り上げられたこともあるのですが爆発的なヒットとはならなかった模様です。参考までに海外では偽物が出回るほど人気があるようです。 上記のダウンジャケットは2008年頃に購入したGOBIと呼ばれるモデルです。これはマスターピースのモデルなので現在でもほぼ同じデザインが継承されています。冬季のフィールドに出ていた頃は結構活躍しましたが、現在では他のアウターの活躍の影に隠れております。 パラジャンパーズ PARAJUMPERS メンズ アウター ダウンジャケット イタリア ファー XS-S posted with カエレバ SUXEL-IMPORT-STORE Yahooショッピング Amazon 楽天市場

デニム スーツの着こなしは意外と簡単

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2ヶ月ほど前に購入したドッピアアのデニム スーツを、先月の新宿伊勢丹メンズ館のパーティーで着用してみました。デニムのテーラードジャケットに関しては数年前から探しており、コーディネートが容易であると思っていましたが、デニム スーツも意外と簡単でした。 参考までにこのスーツは国内でも時折見かける薄手のデニムとは異なり、厚手のデニム生地を使用しています。したがってジャケットに重量感がありますが、厚手のデニム生地ならではの特徴があり、生地の色落ちなどの経年変化はデニム ジーンズと同様に劣化が長所となります。 そして私が気に入っているのは腕のシワであります。このような腕のシワは一般的なコットン生地でも発生しますが、デニム生地の場合はインディゴ染めなので濃淡がはっきりと見えます。そして経年変化でシワの山の部分が色落ちすると、かなりカッコ良くなる予感がしております。 コーディネートに関してはスーツと質感を合わせるためにコットン100%のシャツとニット タイを組み合わせました。光沢のあるシルク100%のネクタイを合わせる方法もあると思いますが、シャツに関してはコットン100%のほうが無難な印象です。 ちなみに上記のコーディネートではポケット チーフにこだわりました。ジャケットの胴部分は比較的平面的なので、胸に立体感を作りたいと思ったのが理由です。結果的にシルクのチーフはどれも合わなかったので、コットン100%の薄ピンクを使用しました。 View this post on Instagram Plaza Uomo, The Magazineさん(@plazauomo)がシェアした投稿 - 2016年 8月月17日午前8時21分PDT 一方でネクタイ無しのカジュアル スタイルは少々シンプル過ぎるかもしれません。上記は ラルフローレン の非常にレアな3ピース デニム スーツです。ここまでデニムの面積が大きいと他のアイテムに苦労しそうであります。したがってネクタイ無しの場合はジャケット単体でコーディネートするとよろしいかと存じます。 【関連記事】 Tom Fordのサングラス(LOUIS)を購入しました Etroのニット ネクタイ Do

Fugàto(フガート)のシアサッカー ダブル スーツを購入しました

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シアサッカー生地のジャケットは涼しげに見えて便利なアイテムではあるものの、残念ながら摂氏40度近い気温の日本の夏では涼しげに見えることはありません。しかし価格帯も比較的低いので購入しやすく、40代の皆様においては1着は持っていても損はありません。そしてコットンの白シャツとネイビー タイを組み合わせれば、簡単に素敵なオジサマに大変身でございます。 Fugàto (フガート @fugatoitalia )は南イタリア発祥のブランドで、シルエットが綺麗でありながら10万円以下のテーラードジャケットなどを中心に製造販売しております。国内においては各百貨店や各セレクトショップで取り扱いがあります。ラペル ピンのてんとう虫はブランド アイコンをかたどったものです。 ジャケットの体型を示すDropは7ですが、程よく絞られている印象です。またジャケット前面にはシワ伸ばし加工が施されており、これは恐らくダブル ジャケットのラペルの形状を維持するためのものかと思われます。さらに貝ボタンが多いシアサッカー ジャケットには珍しく、メタル ボタンが使われています。 パンツはテーパードでは無く、腰回りも比較的ゆったりしています。裾の処理は悩んだのですが、ダブルだと重い印象なので軽快に見えるたたき仕上げにしました。 このダブル スーツはセールで購入したものですが、定価は10万円ほどであります。用途は特に考えていませんが、最も威力を発揮するのは海外旅行時といった感じです。特に現地の高級っぽいレストランの昼食には最適でございましょう。ただし細かいストライプ柄なので、写真にはモアレ ノイズが出る可能性があるので注意が必要と思われます。

Wales Bonner × Chapalのデニムを購入しました

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WALES BONNER (ウェールズ ボナー @walesbonner )は2016年に創立したイギリスのモード ブランドでございます。デザイナーは女性ですが、メンズもレディースと同様に展開している模様です。 [ファッションプレス]ウェールズ・ボナー 店舗・取り扱い一覧 CHAPAL (シャパル @chapal1832 )は1832年(天保3年)に創立したフランスの老舗レザー ブランドでございます。国内の取り扱い店舗は LE GARAGE (ル・ガラージュ)、 Rocks ( @rocks_horie )および カヴァレリア 大阪店 となっております。 ウェールズ ボナーは新しいブランドで、まだそれほど認知度は高くありませんが、シャパルは世界中のクラシック カー コレクターの間では有名なブランドでございます。同ブランドは現在でも往年のクラシック カーのレーシング スーツや、プロペラ戦闘機の乗務員のレザー ジャケットなどを製造しております。 View this post on Instagram CHAPALさん(@chapal1832)がシェアした投稿 - 2017年 1月月11日午前12時30分PST その2つのブランドが2017年にコラボレートし、シャパルの皮革を使用したアイテムをウェールズ ボナーのブランドで展開いたしました。そしてこのデニムは2017年秋冬モデルで発表され、約14万円の価格で販売されました。シャパルによる羊革が前面両ポケット部分と背後腰部分およびパイピングで使用された豪華なデニムでございます。 私がこのデニムの存在を知ったのは今年初頭でしたが、その時点ですでに販売は終了しておりました。また国内の取り扱い量も少ないと思われ、非常に気になっていたものの入手は難しいと予想しておりました。そして何とか国内外の通販サイトなどで探してみたのですが、結局世界中でサイズ違いの2点が存在するのみでした。 そのデニムが先日、 ユークス (yoox @yoox )においてセールになっておりました。ブランド名などでは探せないブラックホール的な場所に眠っていたのでございました。またプロモーション中ということもあってかなり破格のお値段であり、これを見逃すわけにはいきませんでした。ちなみに商品は写真で確認しただけなので、自宅に到着するまで

Doppiaa(ドッピア アー)のデニムスーツを購入しました

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数年来探していたデニムのスーツをようやく入手いたしました。デニムのスーツは意外と探すのが困難で、デニムのテーラードジャケットであっても年に1度お目にかかかる程度です。今回は ユークス (yoox @yoox )において Doppiaa (ドッピア・ア @doppiaaofficial )をセール価格の約18,000円で購入しました。とは言っても同サイトでスーツを購入するのは初めてなので、サイズを含めて勝負気味でありました。 2人のブランド創立者のイニシャルから由来するDoppiaaは英語ではDouble "A"の意味であり、カジュアルラインを中心として2016年に誕生した模様です。国内では新宿伊勢丹をはじめとした各セレクトショップで取り扱いがございます。今回のスーツは国内の取り扱いがあったかどうかは不明ですが、あったとすれば10万円前後の価格帯かと思われます。 ちなみにデニム素材を使用しているウェアの色あせ現象は避けて通れません。特に摩擦が多い箇所は早く色あせが始まります。一般的にデニムの色あせは風合いとして楽しむ意味合いもありますが、それを考慮した上で購入を判断する必要があります。 ジャケットは3ボタンの段返りなので、真ん中のボタンを留めることになります。とは言っても1番目のボタンを留めても問題はありません。Dropは表記されていませんが7といった印象で、特に肩周りがタイトなデザインです。またデニム素材はジーンズに使用されているものと同じと思われ、重量感があります。参考までにサイズは46で私の普段のサイズと同じであり、ジャストフィットでございました。 通販でテーラードジャケットを購入する際、袖の仕上げを写真で確認できないことがあります。このジャケットは最初から本切羽(ボタン穴が開いている)になっていました。したがって袖が長い場合は肩から詰める必要があり、時間と費用(6,000円~)が必要となります。特にイタリア本国仕様のジャケットは腕が長いので注意が必要です。今回は幸運にも袖を詰める必要はありませんでした。 パンツは裾幅が20cmとの表記があり、腰回りを含めて比較的緩めのシルエットです。パンツのシルエットは裾幅である程度の想像が可能で、17~18cmの表記であれば今どきのテーパード パンツと言っても良いと思います。

マリネッラのオーダー ネクタイが出来上がりました

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4月上旬のオーダー会で注文した E.Marinella (マリネッラ @emarinellajapan )のネクタイが仕上がってまいりました。当初のイメージ通りの仕上がりでございます。参考までにオーダーであってもこの柄は特別なものでは無いので、場合によってはマリネッラの店頭で見かけることがあるかもしれません。しかし一般的にはあまり見かけない柄ではございます。 この投稿をInstagramで見る Kazuhide Araki(@k__araki)がシェアした投稿 このネクタイは税込みで30,240円でしたが、同ブランドの既製ネクタイの価格とあまり変わりません。したがって年2回ほど開催されるオーダー会を利用される方々も多いようです。ネクタイの価格としては高額な部類ですが、ネクタイの話題になった場合に圧倒的優位に立てるので、40歳を超えたら1本はお持ちになっていても良いかと思います。 9cm幅のネクタイは2本めとなりますが堂々とした印象です。特に太いラペルのジャケットをお持ちの方であれば、この幅をオススメいたします。またシルク素材の質感と光沢が良い感じです。 【関連記事】 マリネッラのソリッド ブラウン ネクタイを購入しました マリネッラの小紋柄オーダー ネクタイ(2本め)

ダニエレ アレッサンドリーニのスウェットパンツを購入しました

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ダニエレ アレッサンドリー二は近年日本における取扱量が増えてきたイタリアのブランドでございます。同ブランドはモードカジュアルといったデザインで、比較的細身のシルエットが多い印象です。そして今回はセール品となっていたスウェットパンツを購入いたしました。 Daniele Alessandrini | Abbigliamento made in Italy e accessori uomo, shop online e B2B スウェットパンツは汎用性が高いアイテムですが、履き心地が良くてカッコ良いものにはなかなか巡り会えません。スポーツブランドのスウェットパンツは運動会仕様の外見が多く、ファッションブランドのものは外見が良くても生地が伸びてデロデロになってしまうことを経験しております。そういったなか、今回のスウェットパンツはシルエットも生地も良さそうな感じでした。 内股には切り替え部分がデザインされ、これによってパンツの前後が独立する形になっています。恐らくこれにより、動きやすさなどの履き心地が向上していると思われます。ちなみにスウェットパンツのポケットは浅い場合が多々あるので、購入前にすべてのポケットを確認したほうが良いかと思います。 この裾の細さがイタリア製で多く見られるスウェットパンツの特徴です。裾が細いシルエットは、上半身のアイテムの幅が広がります。特にテーラードジャケットと合わせる場合は細いほうがカッコよく決まります。

ネクタイ小剣ずらしはダブルノットで結ぶと簡単

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小剣ずらしと呼ばれるネクタイのテクニックは、ネクタイ後ろ側の小剣をループ(小剣通し)に通さずに少し横にずらして着用します。北米では見かけることは少なく、主にイタリアや日本を中心として認識されているようです。また、カジュアル向けのテクニックとなるので特に覚える必要もありません。 小剣ずらしはネクタイの結び方に左右され、綺麗な逆三角形のウィンザーノットでは不可能に近いと思われます。私は普段はシンプルノットやセミウィンザーで巻いていたのですが、偶然にもダブルノットで巻いたところ小剣ずらしが上手に決まることに気が付きました。 ダブルノットはシンプルノットを二重に巻くだけの結び方で、ノットにボリュームを出したい場合や、長めのネクタイを短く巻く場合に有効です。しかし締め上げることが難しく台形型のノットになったり、解いたときに団子結びが残ってしまいます。そこで図8の行程で、大剣を内側ではなく外側のループに通します。これによって裏側の小剣が独立して動きやすくなります。 これはダブルノットの変形と言えるかもしれませんがキツく締め上げることが可能で、なおかつ解いた時に団子結びが残りません。巻き方は図5でキツく巻いて小剣用のノットをまず作り、そのノットを押さえながらもう一周させて上から大剣を通せば完成です。もちろん小剣を意図的にずらす必要がなければ、外見はシンプルノットとほぼ同じです。 ちなみにふわっとした緩いノットは子供っぽい印象を与えてしまいます。これは女性の手によって巻かれたり、生地が痛むことを恐れたりすると発生します。私といたしましてカッコ良く見せるためにも、ネクタイと靴紐はキッチリと締め上げていただきたいと思う次第でございます。 【関連記事】 ネクタイはブランドや素材や長さに応じて結び方を変える

BLACKFLYSのサングラス

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ラップアラウンド型のサングラスを探していまして、セールとなっていた BLACKFLYS ( @blackflys_japan )のサングラスを購入いたしました(FLY 1ST CLASSと呼ばれるこのモデルは生産終了です)。ラップアラウンド型のサングラスが有名となったのは、映画「Easy Rider」(1969年)でピーター・フォンダ氏が着用したことが影響していると思われます。参考までに劇中のサングラスを復刻したものが、 Toys McCoy(トイズマッコイ) において販売されております。 その後、レイバンのオリンピアンと呼ばれるモデルが人気となりましたが現在では販売されておりません。この型は現在ではスポーツ タイプのサングラスに多く見られますが、それらはプラスチック フレームで私が探していた金属フレームではありませんでした。また上記の経緯から北米では人気があるものの、その他の国の有名アイウェア ブランドでは見かけることが少ない型となっています。 そういったなか先日、映画「ボーダーライン」(2015年)の再放送を見ていたところ、突然とベニチオ・デル・トロ氏が劇中で着用していた下記のサングラスが欲しくなったわけであります。しかしながら2年も出遅れた関係で、このラップアラウンド型のサングラスは生産が終了しておりました。 そして色々と探してみましたがオリンピアンもビンテージ品となって価格が高騰しており、結局今回のサングラスの購入に至りました。このサングラスの定価は15,000円ほどなのでお手頃な価格であったと思います。ちなみにレンズは現代の偏光レンズが使用されています。といったわけでこのサングラスに合うファッションや髪型を試行錯誤してみようかと考えています。

ウエアハウスカンパニーのTucson ArizonaのTシャツ

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WAREHOUSE & CO. (ウエアハウスカンパニー @warehouse.co )は、アメリカン カジュアル ウェアを製造販売する国産ブランドでございます。そして先日、発売されたばかりのこのTシャツを偶然発見して購入いたしました(税込み7,020円)。同ブランドはビンテージ デザインを主に展開している模様で、このTシャツはデザインと共に脇の縫い目が無い丸胴編みも良い感じです。さらに首周りのリブ部分も伸縮性が高く、大きな頭の私でもデロデロに伸びる心配は無さそうです。 購入の決め手は言うまでもなく、このプリント柄であります。Tucson(ツーソン:Cは発音しない)はアメリカ西部のアリゾナ州に位置する都市の名前です。古くはビートルズのゲット・バックの歌詞にも登場しております。これは恐らくポール・マッカトニー氏の最初の妻であるリンダ・マッカートニー氏が、同市のアリゾナ大学(University of Arizona)の 卒業生 であることにも関係していると思われます。そして随分と昔の話になりますが実は私もこの大学の卒業生であり、ツーソンに数年間住んでおりました。 描かれている鳥はロードランナーという種類で、アメリカのアニメに良く登場するキャラクターのひとつです。当時この鳥を見かけた記憶は特にございませんが、多分その辺の草むらでも走っていたのでありましょう。ちなみにUniversity of ArizonaのマスコットはWildcats(山猫)であり、Arizonaの文字とその柄がプリントされたTシャツも数年前に購入しました(これも何故か日本製)。 参考までにこのようなプリント柄は、アメリカにおいて過去に存在したものを復刻する場合もあると伺いました。ただしそれはTシャツとは限らず、看板やマッチ箱あるいは配布された販促グッズなどに印刷されたキャラクターといったケースもあるとのことです。いずれにしろTucsonの文字がプリントされたイケてるTシャツは激レアも甚だしいので、Tucsonにご縁ある方々には超オススメのTシャツであります。 サイズはS・M・Lの3サイズで、色も白・灰・橙の3色展開です。普段EU46サイズで170cmの私の場合、Mでジャストフィットでした。またこのTシャツは、5~6年後の経年変化も楽しめるとのことであります。
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