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ホワイトジャケットのコーディネートは生地やパンツを工夫する

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ホワイトジャケットは日本では人気が無いようで、日本語で画像検索をしてもファッション玄人の西洋人ばかりが表示されます。それは英語で画像検索をしても同様なので、西洋でもホワイト ジャケットは人気が無いのであります。 恐らく国内でもホワイトジャケットを着用された方々は少数であり、結婚式のホワイトタキシードなどが最初で最後の経験であったりします。しかしホワイトジャケットは組み合わせ方によっては劇的にカッコ良く……とはなりません。 それはジャケットの質感やそれに合わせるアイテムの選択が難しいことが主な原因です。それでも注意すべきポイントを押さえれば、人気が無いことを逆手にとった差別化されたスタイルとなります。 基本的に白い生地は光線を強く反射してゴージャスに見える反面、そればかりが目立って他のアイテムが合わせにくい欠点があります。それを回避するために純白では無いアイボリー色や、リネン混合素材などの柔らかい生地を選択すると良いと思います。 白色は実際より膨張して見える傾向があるので、細身のパンツを合わせるとバランスがあまり良くありません。またブルージーンズなどのカジュアル色が強いパンツも、華やかに見えるホワイトジャケットとそれほど合わない印象です。 シルエットが緩いシアサッカー素材やリネン素材のパンツは、カジュアル過ぎないので相性が良い感じです。またサマースタイルの場合は、足首が見える長さに詰めた裾の長さが適切です。 日常生活においてホワイトジャケットを着用する場面はパーティー程度しか思いつきませんが、実は人目を気にする必要が無い旅行先のほうが気分も高揚するのでオススメであります。 それはホワイトジャケットに限らず、旅行先では普段着よりは華やかなスタイルのほうがエレガンテな場所に気兼ねなく入ることができます。そういった観点からは、軽めの華やかなジャケットをお持ちになられてもよろしいかと存じます。 【関連記事】 Gabriele Pasiniのテーラードジャケットを購入しました La Martinaのボンバージャケットを購入しました

DIKTAT(ディクタット)のヘンリーネックTシャツを購入しました

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何気なく通販サイトのGILTを見ていたところ、国内の店舗では販売されていないDIKTAT(ディクタット)のTシャツを見つけたので購入しました(送料込4,010円)。同ブランドのアイテムは過去に何回かYOOXで購入していますが、今回はそれよりも値引き率が高く送料も安かったので即決いたしました。 Italian Fashion Style イタリア発祥の同ブランドはニットウエアを中心に展開しております。それらのアイテムは、比較的低価格帯のイタリアのカジュアル ファッションといった印象です。特にタートルネックやセーター類はタイトなデザインで、スッキリとしたシルエットです。 今回購入したヘンリーネックTシャツはオレンジの発色が鮮やかであり、前と後ろで異なる生地が使用されています。前面の生地には刺繍のような模様が施されており、夏を感じさせるデザインとなっています。 【関連記事】 DIKTAT(ディクタット)のホワイト タートルネックを購入しました

サンダルに靴下を履くのかそれとも素足か

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近年夏になりますと、サンダルに靴下を履いている方々をお見かけすることがあります。それがオシャレ目的なのかどうかは不明なのですが、私個人的にはサンダルは素足で履くことにしております。 そもそもサンダルの特徴は物理的や見た目の涼しさであり、靴下を履くとそれが失われることになります。また上記のようなサンダルの形状では、あまり一般的ではない先割れ靴下を着用する必要があります。 加えて日本は家屋では靴を脱ぐ文化なので、サンダルに白い靴下を履くと屋内では汚れが目立ちます。さらに雨が降ると靴下が濡れた雑巾のようになるので、履き心地も見た目もかなり悪化します。 その一方で靴下を履くと靴ずれが起きにくいことや、冷房の効いた屋内では足が冷えるのを防ぐことができます。しかしそこまでしてサンダルにこだわる理由が見当たりません。 ちなみに近年におけるこのスタイルの発祥は英語圏であると思われます。特にアメリカの場合は、年間通してTシャツ+短パン+サンダルの三点セットで世界中に出かけていくほどサンダル好きの文化であります。 そのスタイルに肥満も加わってダサいファッションとして世界中で嘲笑されているわけですが、それに靴下(とりわけハイソックス)が加わったことによって評判にとどめを刺す結果となっている模様です。 その反面アメリカ国内でもサンダルに靴下を履いているのはシニア世代・オタク・ドイツ人観光客(ダサいと思われている)などと言われ、決して一般的なファッションスタイルとは言えない印象です。 いずれにしても40代の皆様がサンダルに靴下を履いた場合、あらゆる方面から抗議を受けることが予想されます。そして特に試す必要も無いので、素直に素足でサンダルを履いたほうがよろしいかと存じます。 【関連記事】 革サンダルは擦れて痛い場合がある ヴァンズ スライドオンのサンダルを購入しました

プリント柄Tシャツは柄の一部とパンツなどの色を合わせる

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プリント柄Tシャツは体型の凹凸を隠す効果もあり、デザインによっては中高年の方々でも比較的使いやすいアイテムでございます。ただしブルージーンズと合わせる場合、体型に依存する部分があるので難しい場合があります。 一般的にプリント柄は色数が多い傾向があり、中でも写真などがプリントされたTシャツは難易度が高めとなります。それを考慮すると、英文などのレタード(文字)Tシャツのほうが使いやすいと思います。 そしてTシャツの柄の一部の色とパンツなどの色を合わせると、上下で統一された印象を与えることができます。これはTシャツに限らず、柄物のトップスとボトムスを合わせるときに使われる手法でもあります。 上記は一般向けとは言えませんが、パンツの色と英語の文字の色を合わせてあります。他のパターンとしてはパンツの黒ストライプと、黒系の柄のTシャツを合わせる方法もあります。 この場合はTシャツのグレーとパンツのストライプの色を合わせています。この観点においては、ストライプ柄のパンツは柄物Tシャツとの相性に優れているかもしれません。 いずれにしてもプリント柄Tシャツを購入される場合、合わせるパンツの色も考慮されたほうがよろしいかと存じます。また、書かれた英文などの内容にも注意をする必要があります。

DOPPIAA(ドッピア アー)のサファリジャケットを購入しました

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久しく購入していなかったテーラードジャケットを、通販サイトのGILTで購入しました(約70%オフ)。ちなみにこのジャケットのデザインはサファリジャケットに近いので、便宜上その名称を使用しています。 Doppiaa | Timeless Menswear made in Italy. イタリア生まれのDOPPIAA(ドッピア アー)は、近年日本でも各セレクトショップなどで取扱数が増えてきた印象です。同ブランドのテーラードジャケットは比較的タイトなシルエットであり、逆にパンツ類は大きめな感じがあります。 今回購入したサファリジャケットは100%リネン素材であります。巷ではリネン素材は涼しげと言われておりますが、涼しいわけではありません。特にジャケット類は重量感があるので、暑さはある程度我慢する必要があります。 この投稿をInstagramで見る Kazuhide Araki(@k__araki)がシェアした投稿 このジャケットは購入時に袖を詰める代金も考慮しましたが、実際は私の通常サイズの46(S)でジャストサイズでした。ただしウエストが細いので、腹部が大きめの方の場合は前ボタンが留められないかもしれません。 購入の決め手となったのは価格の他に、合わせやすいベージュ色であったことも挙げられます。参考までにリネン素材は経年によって退色することがあるので、特に黒色には注意が必要です。 【関連記事】 DOPPIAA(ドッピア アー)のテーラードジャケットを購入しました

春向けのナポリ風味パステルカラー メンズ コーディネート

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ナポリのカジュアル スタイルの特徴のひとつとして、パステルカラーなどの明るい色の組み合わせが挙げられると思います。私は当地を訪れたことはありませんが、ナポリ出身の方々とお会いしたり映像で見る限りはそのような傾向がある印象です。 それはナポリの風土に由来していると推察され、パステルカラーは当地の陽気な方々を象徴するスタイルでもあります。逆にファッションメディアが大好きなブラックコーディネートは、陰気で排他的な人物に見られる可能性があります。 そして社交的な性格の方であれば、春はパステルカラーのコーディネートを試される良い機会でございます。何故ならそのようなスタイルは、人柄が悪い人物には見えにくい特徴があるからです。その結果として初対面における会話が成立しやすくなります。 無論カッコの良し悪しはあります。しかしパステルカラーのコーディネートに正解はありません。ある意味やった者勝ちなので、他人の意見さえ気にしなければテキトーな組み合わせで何とかなるので心配ご無用でございます。 40代以上の方々の場合、ピンクは外せない色です。この色に組み合わせる色は、ホワイトまたはブラックが最良と思われます。特に入手が容易なピンクシャツは、最初にパステルカラーを試しやすいアイテムです。 イエローも、なかなかのナポリ風味の色であります。そして国旗などで見られるブルーとの組み合わせは世界共通です。例えばイエローTシャツとブルー ジーンズなどの組み合わせも良いかと思います。 オレンジは専有面積を多くしすぎると、レスキュー部隊風になるので注意が必要です。これもブルーとの組み合わせが良い感じです。一方でホワイトやブラックは、衣服の場合はあまり相性が良くないと思います。

リネンパンツは使いやすいが入手が難しい

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リネンパンツは選び方が重要なアイテムでございます。例えば国内で安価に販売されているサルエルパンツのようなゆるいシルエットは、若者さん向けと言えます。それは対外的な外見も必要となる40代以上の方々には不適格です。 またリネン素材の性質上シワができることは避けられないので、シワを許容できる方々向けでもあります。近年ではシワを避けるために混紡素材が使用されることもありますが、リネンのシワの風合いは独特でカッコ良く見えます。 リネンパンツはポロシャツの素材とも相性が良く、ニット素材とも合わせることが可能です(逆にドレスシャツやナイロン素材などの光沢があるトップスは合わせにくいので注意が必要です)。 しかしながら40代の皆様が使いやすいリネンパンツは、あまり取扱量が多くないので入手に難点があります。さらに近年の価格改定により、海外製のパンツは3万円を超える価格帯となっています。 そのような理由から私は YOOX のような海外通販で、リネンパンツを常に探しています。とは言っても現物が見られないので、購入時に質感までは良くわからない問題点もあります。 したがってご予算に余裕がある場合は、国内セレクトショップなどでイタリア製のものを購入するのがベストであると思います。その際には素材が薄いものは透けるので避けたほうがよろしいかと存じます。 BERWICH ベルウィッチ SCOTCH スコッチ リネン クロップド パンツ 2プリーツ サンド ベージュ 麻 無地 メンズ イタリア ブランド 国内正規品 posted with カエレバ レ・アッカ Yahooショッピングで探す Amazonで探す 楽天市場で探す 【関連記事】 OFFICINA36(オフィチーナ・トレンタセイ)のリネンパンツを購入しました

グレー&ネイビーのメンズ コーディネート【写真】

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グレー&ネイビーの組み合わせは、あまり一般的なコーディネートとは言えません。それは合わせやすいアイテムが限られていることが原因で、特にネイビー パンツやグレー シャツなどは合わせにくい傾向があります。 一般的にそれらの組み合わせの難易度はネイビー(アウター△インナー△パンツ☓)グレー(アウター△インナー△ウールパンツ○)といった感じになるので、中級者以上向けのスタイルとなります。 グレーのウールパンツは比較的合わせやすく、ネイビーのジャケットと合わせるのは定番的なスタイルと言えます。一方で、同じグレーでもコットン素材は合わせにくので注意が必要です。 冬季の定番アイテムであるピーコートは、ネイビー アウターの代表的存在です。そしてグレーのタートルネックが良く合う印象です。白や黒のタートルネックも試してみましたが、グレーが最も良いとの結論になりました。 参考までに単体で着用するピーコートは、合わせるインナーの選択が意外と難しいアイテムです。国内ではシャツ類を合わせるスタイルを見かけますが、防寒性が低いのでタートルネックをおすすめいたします。 グレー スーツとネイビー ネクタイは外れない組み合わせです。基本的に柄シャツを使わなければ、テキトーに組み合わせてもエレガンテな外観になるので試す価値はあると思います。

初心者にはテーラードジャケットよりブルゾンのほうが使いやすい

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一般論としてテーラードジャケットは、スーツをドレスダウンしたカジュアル向けのウエアといった位置づけになります。スーツほど格式張らずに、様々なパンツやシャツと組み合わせることでエレガンテな外観を完成させることが可能です。 また華やかな場面やドレスコードがあるレストランなどにも対応し、女性側も服装を合わせやすいのでデートの際にも活躍いたします。加えてそれらのテーラードジャケットに対する認識は世界共通のものでもあります。 その一方でテーラードジャケットは正確にサイズを合わせないと外観が悪化し、さらに多様な素材やデザインが存在することによって選択肢が多すぎて初心者向けとは言えない部分があります。 そういった観点からは、初心者向けのカジュアル スタイルにおいてはブルゾンのほうがコーディネートが簡単と言えます。特にブルゾンは正確なサイズ合わせが不要なので、テーラードジャケットほど体型に依存しないのは大きな利点となります。 参考までに近年のイタリアのTVドラマや映画などを見る限り、当地におけるテーラードジャケットの着用率は低い印象です。その劇中では上記のようなハンティング風のブルゾンや、シャツジャケットなどが多く使われています。 とは言ってもテーラードジャケットが不要というわけではなく、40代以上の方々が着用されればスタイリッシュに見えますし、コーディネートのスキルも上がることは間違いありません。 レザーブルゾンは体型にも依存しますが、一撃で外観を激変させることが可能なアイテムと言えます。またジーンズのみならず、様々な種類のパンツにも合わせることも可能です。 そして中級者へステップアップするための近道と考えられます。何故ならレザー ブルゾンは、何も考えずにコーディネートをしたとしても大きく失敗することが少ないからです。 シャツジャケットやオーバーシャツと呼ばれるウエアは、長袖シャツの裾出しスタイルに代わるアイテムとなります。そもそも長袖シャツは裾をインすることが前提なので、裾出しスタイルはだらしなく見られる場合があります。 その点においてシャツジャケット類は裾出しが前提です。加えて重ね着にも対応しているので着用できる季節も長く、コーディネートの方法によってはスタイリッシュに見せることも可能です。 パファージャケット(中綿入ジャケット

着こなしが難しい色やアイテムは、基本的に着る必要は無い

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定期的にファッションメディアが「着こなしが難しい△△は、□□で解決する」などとファッションの提案をしております。これはネタ切れを起こしたときの彼らの手法であり、そもそも着こなしが難しい色やアイテムは一般向けでは無いのでございます。 例えばミリタリーアイテムは体を鍛えた西洋人が着るからカッコよく見えるのであり、貧相な体型の日本人が着ればベトコンであったりあるいは不審者に見えて職務質問の対象となったりします。 ミリタリーアイテムのなかでも彼らが得意とするカーゴパンツは、一般の方々が履けば高確率で工事現場の職人さんパンツとなります。加えて短足に見えて着こなしが難しいこのパンツは、都内の繁華街でも見かけることはほとんどありません。 色に関しても赤・黃・緑・紫などは、差し色であってもコーディネートのバランスが崩れる原因となります。それを解消するために柄物を投入しようものなら、何を見たら良いのかわからない意味不明なコーディネートが完成してしまいます。 それでも彼らはお仕事なので「指南する」とか「伝授する」などと、上から目線でコーディネートを提案します。そしてそれらの色やアイテムを使ったコーディネートは安定感に欠けるので、目立つことはあってもカッコ良い外観とはならない結果になります。

OFFICINA36(オフィチーナ・トレンタセイ)のリネンパンツを購入しました

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夏に向けて少々急ぎでリネンパンツを探しておりまして、OFFICINA36のパンツを YOOX にて購入いたしました(送料込11,050円)。当初は黒を探していたのですが、なかなか良いものが無かったのでとりあえず茶を選択しました。 Officina36 - #talkinboutgenerations イタリア発の同ブランドは国内に代理店は存在せず、本国ではカジュアル ウエアを中心に展開している模様です。そして比較的お手頃な価格帯で様々なウエアを取り扱っている印象です。 今回購入したリネンパンツは薄手の素材を使用しており、中価格帯のリネンパンツといった感じです。ちなみに低価格帯のリネンパンツは、素材が透ける場合があるので注意が必要です。 またこのようなリネンパンツの裾は長いと見栄えが悪化するので、くるぶしが見える位置で詰めると良い感じになります。これによってサンダルとも合わせることが可能になります。 【05/08追記】 このパンツが大変具合がよろしかったので、YOOXにおいて色違いのものを追加購入いたしました。 【関連記事】 リネンパンツは使いやすいが入手が難しい

大人の重ね着メンズ カジュアル スタイルは薄い素材を使う

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重ね着スタイル(Layered Style)は、概ね上半身に3枚以上のアイテムが見えるファッションを意味します。したがって国内の若者さんで良く見かけるスウエット(パーカー)+裾出しシャツに代表されるスタイルはそれには該当しません。 また重ね着スタイルはオーバー サイズでは無く、基本的にジャスト サイズで着こなす手法となります。そしてカジュアル スタイルのなかでも難易度が高めであり、組み合わせの試行が必要なので多様なアイテムを必要とします。 一般的にこのスタイルは若者さんたちのように胴体が薄い方々向けと言えると思います。逆に脂が乗ってきた40代メンズや筋肉質の方々の重ね着は、着ぶくれして見えることに加えて動きにくくなります。 このスタイルの注意点としては上半身で3色の異なるアイテムを使うので、多色の柄物アイテムを合わせるとかなりクドい外観となります。その観点から、単色のアイテムで組み合わせると統一感のあるコーディネートになります。 Tシャツと違ってヘンリーネックシャツは簡単に重ね着(風)に見せることが可能です。これは特に意識しなくても、長袖シャツの胸を大きく開けることで完成します。長袖の代わりにカジュアル ジレを使う方法もありますが、上級者向けです(トップ写真)。 冬季であればヘンリーネックシャツの代わりにタートルネックと組み合わせるのも良いと思います。このようなコートを使った重量感がある重ね着スタイルは、ダウンジャケットを着用しない英国などで見かけますが動きにくい欠点もあります。 ライトコートも重ね着アイテムとして使うことができます。そして簡単に脱ぐこともできるので、体感温度調節も兼ねた実用的なスタイルになります。ちなみに上記のコーディネートにネクタイの追加は、やり過ぎになるので不可です。 いずれにしても大人の重ね着は、薄い素材のアイテムが使いやすいと思います。そして苦労の割には劇的にカッコ良くなるわけでもないですが、春先などの季節の変わり目に試されてもよろしいかと存じます。

40代以上のメンズはジーンズに革靴を合わせる

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40代以上の皆様がジーンズのコーディネートに失敗する要因には、オーバーサイズ・裾のダブつき・スニーカーと合わない……などが挙げられます。なかでもスニーカーは、比較的難しいアイテムとなります。 ジーンズ+スニーカーは一般的なカジュアルスタイルなので、多くの方々はそれほどコーディネートに注意を払わない傾向があります。例えばスーツを着こなす方であっても、ジーンズ スタイルとなると突然と雑なコーディネートになったりします。 実際のところブルージーンズに白スニーカーは、それほどカッコ良く見える組み合わせではありません。特にデザイン性が高く鮮やかな白のスニーカーは、足元が目立ちすぎるのでホワイト ジーンズと合わせたほうが良いと思います。 上記は普段着に近い着こなしですが、スニーカーと組み合わせると足元のバランスが悪くなります。その点において革靴は目立たないので、丁度よいバランスとなります。 ちなみに黒の革スニーカーは革靴とは異なり、シワなどの経年劣化は外見に悪化をもたらすので避けたほうが無難です。また黒のランニングシューズもボリュームがありすぎるので、全体のバランスが崩れます。 テーラードジャケットと合わせる場合は、革靴以外の選択肢は無いと言っても良いと思います。逆に言えば、革靴さえ合わせれば大きくは失敗しないコーディネートです。 ミリタリー テイストのスタイルではスニーカーは高難易度でございます(軍服は革靴が基本)。こういった場合はカジュアル色が強い革靴と合わせると、多少なりともイカツさが和らぐ印象です。 【関連記事】 Care Labelのジーンズを購入しました

ROLEX(ロレックス)から卒業いたしました

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昨年アップルウォッチを購入したこともあり、手持ちのROLEXの扱いに悩んでおりました。それらはEXPLORER2(ref.16570)とアンティークの部類に入るオイスターパーペチュアルで、どちらも1年前後でオーバーホールに出す時期も近づいていました。 正直なところそれらは使用回数が少なく日付合わせが面倒であったり、近年のオーバーホール料金が馬鹿にならない金額なので持て余していた面がありました。加えて日付が老眼で見えないとか、スマホで時間がわかるので腕時計が止まっていることすら気が付かない有様でした。 そういった経緯もあり、この機会に手持ちの機械式腕時計をすべて売却処分することにしました。EXPLORER2は近年の買取価格の上昇により、予想を上回る価格で売却することができました。そしてその他の腕時計はそれのおまけといった売却価格になりました。 私はGMT MASTER2とその売却後にEXPLORER2の2種類を、新品で購入して合計20年以上所持していました。その感想としては同ブランドの腕時計は実用品なので、すべての服装に合う万能腕時計では無かったということでした。 特にスポーツモデルはスーツ スタイルにはあまり合わないと薄々は感じておりました。それは私のみならず多くの皆様も、スタイリング レベルの向上に伴って同様のご経験をされていると思います。 またSUBMARINERやGMT MASTERなどのモデルは、ベゼルでシャツの袖の先端部分が擦り切れる問題があります。加えてスーツスタイルにおける腕時計はシャツの袖に収納可能な小さいサイズが望ましく、大型化した現行のROLEXモデルでは袖に入りません。 それでも収集家の方々やROLEXに憧れを持つ若者さんたちにとっては、気分も高揚する良い腕時計です。ただ残念ながら皆様が予想されるほど一般の方々はそれに興味は無く、私の場合は20年間で会話の話題となったのは2~3回程度でした。 結局のところ私がROLEXに対する興味を失った要因は、新製品でも前モデルとほとんど同じ外見・中身にもかかわらず価格が暴騰したことと、オーバーホール料金の値上げにあります。さらにROLEXのデザインを模倣した腕時計の増加により、外見による優位性が失われたことも影響しています。 そういったわけで、今回の売却を最後にROLEXか

リメイク ファッションはテンションが上がらない

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近年のファッション業界はサステイナブル(Sustainable)などと調子の良いことを言って、環境に配慮した素材を使っていることを強調しております。それを言うなら、新しい衣服を買わずに現存の衣服を着続けるほうが遥かにサステイナブルでございます。 そしてそういった流れの一環としてリメイク ファッションも取り上げられるようになりました。確かに使わなくなった衣服を新しいデザインとして再生する方法は有意義であるとは思います。しかしそれらの服をオシャレ着として着用するかどうかは別問題です。 衣服は素材とデザインで成立しています。むしろオシャレ着にとってはデザインが大部分と言っても良いと思います。そしてリメイクによってそのデザインが失われた衣服は、魅力が大きく低下することになります。 それは新品の衣服を購入する際も同様で、体に合わせて身幅や着丈などに大きな変更を加えると元のデザインが失われます。それによってブランドの価値も半減するので、体に合うブランドもしくはオーダーメイドを選択するほうが賢明です。 またリメイクを行うのが有名デザイナーであれば付加価値も高いのですが、それらは主に無名の方々によるものです。したがってデザイン性はそこまで高くありません。そうなりますと着用してもテンションはあまり上がりません。 ただしリメイク製品のなかでもバッグや指輪などの一部アクセサリー類は、着用に際して心理的なハードルが低い印象です。参考までに下記のバッグはリメイク製品ですが実用性も高く、ジムに通う際など日常的に使用しております。 ハーネスのDECKENBAG(ゼッケンバッグ)を購入しました

40代メンズ向けのトラック ジャケットは長袖シャツと合わせる

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トラックジャケットはコーディネート難易度が低いメンズアイテムでございます。特に劇的にオシャレになるわけではありませんが、大きく外見が悪化することもありません。そしてスタジャン(バーシティー ジャケット)よりは汎用性が高い傾向があります。 それでも街角であまり見かけないのは、スポーツウエアとしてのイメージが強いことが一因と思われます。とりわけTシャツとトラックジャケットの組み合わせは、スポーツ体型の方以外はあまり似合いません。 肩パッドが入っていないトラックジャケットは、アウターではありますがTシャツ同様に体型に依存します。したがって過体重の方や薄い体型の方が着こなすことが難しいのは事実です。しかしそれは長袖シャツを着ることによってある程度解決します。 長袖シャツと合わせる利点は、重ね着スタイルを強調できることにあります。加えて腕部分がシャツの袖によって多少太く見えるので、細い腕をカバーできます。そしてシャツの下にインナーを着れば気温差が大きい春先などにも対応可能です。 長袖シャツは柄物でも大丈夫ですが、ウエスタンシャツが相性が良いように思われます。シャツの裾はインでもアウトでも構いませんが、フロント ジッパーを閉じる前提であればインのほうが良いと思います。 またフロント ジッパーを閉じる際には上下のジッパーを少し開けると動きやすくなります。その観点からも購入の際にはダブルジッパー付きのトラックジャケットをお選びになるとよろしいかと存じます。 【関連記事】 STUDIO D'ARTISANのトラック ジャケットを購入しました
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