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タートルネックは40代メンズに必要なおしゃれアイテム
タートルネックは国内ではそれほど人気がありませんが、ヨーロッパのウインター メンズ スタイルにおいては一般的なアイテムとなっております。特にイタリアでは、映画の出演者のファッションから由来するDolcevita(ドルチェヴィータ)の別名で呼ばれております。 タートルネックが国内であまり使われないのは、冬季でもヨーロッパより気温が高いこと、素材が直に接触する首の部分を不快に感じること、あるいは脱着時に髪型が乱れることなどが影響していると推測いたします。 しかしながら長袖シャツをタートルネックに変えるだけでオシャレ度が向上するので、40代メンズの方々には強くオススメするアイテムではあります。ただしそれによって体型が強調される場合もあるので、すべての方々向けとは言えない部分もあります。 カジュアルスーツとの組み合わせでは、黒色または白色の薄い生地のタートルネックが良く合うと思います。一般的に白色や薄い生地は体型が強調されて単体では細い体型の方には難しいのですが、ジャケットを着用するのであれば問題はありません。 体型に自信がない方は、体の凹凸が表面に出ない厚い生地のタートルネックが良いと思います。そしてそれにコートを合わせることにより、ウィンター スタイルが劇的に向上いたします。 ちなみにダウンジャケットとタートルネックの組み合わせは、自動車移動が多い寒冷地向けです。電車移動を伴う東京や大阪などでは、ダウンジャケットを脱ぐのに困難を伴うことに加えて電車内では暑すぎます。 上記は革ジャンをお持ちの方であれば、明日にでも試せるコーディネートです。タートルネックは革ジャンの無骨な外観が和らぐ効果があり、ヨーロッパ寄りの着こなしとなります。 そしてタートルネックの生地の厚さと着丈にさえ注意すれば、外れないコーディネートと言えます。色は白・黒・青などが容易であり、茶は上級者風に見える可能性があります。 上級者向けですが、長袖シャツでは難しい色がタートルネックであれば合わせられるケースもあります。ジャケットやパンツなどを多くお持ちの方であれば、チャレンジされても良いかもしれません。 タートルネックのサイズ合わせは長めの着丈が基本となります。そして最初の1枚はファーストファッションの店舗で購入されても大丈夫です。逆にそちらのほうが首のチクチク
イタリア製ワークシャツのメンズ コーディネート
NINE:INTHE:MORNINGのワークシャツ(シャツジャケット)が3色揃ったので色々とコーディネートを試しております。ちなみに同ブランドのワークシャツはイタリア製に時折見られるタイトなシルエットであり、アメリカ製や日本製のものとは異なります。 さらに厚手の生地なので、オーバーシャツのように長袖シャツの上から着用することができません。しかしそれを逆手に取り、冬季にタートルネックの上から着用する方法も考えられます。 直近で購入した上記のブラウンは、当初の希望であった上下を同色で揃えるユニフォーム スタイルのコーディネートを試しました。しかしながら東洋人では人民服にしか見えないので断念いたしました。 その代替えとして無難なホワイト デニムを合わせてみたところ、意外と派手な印象になりました。とは言ってもブラウンは汎用性が高いので、ブルージンズと合わせても問題はありませんでした。 着こなしが難しいミリタリー グリーンのシャツやアウターは、ホワイト パンツとの相性があまり良くありません。さらにブルージンズも今ひとつといった感じで、現時点においては上記のブラウン パンツがベストであると考えています。 ネイビーは地味で意外と変化を付けにくいので難しい一面があります。ホワイト デニムもあまり合いませんし、ブラウン パンツもチグハグ感があります。とりあえずブルージンズとは合わせましたが、インパクトに欠けるコーディネートとなりました。 結局のところシャツジャケットはオシャレに着こなすというよりは、日常使いのウエアといった考え方をしたほうがコーディネートの悩みから開放されると思います。そしてその観点からは優秀なウエアであると思われます。 【関連記事】 NINE:INTHE:MORNINGのミリタリー シャツを購入しました
モロー・パリのApple Watch用ベルトを購入しました
ハイブランドのIPhoneケースは比較的多く展開されていますが、アップルウォッチ ベルトとなりますと極端に少なくなります。メンズ用であればベルルッティのものなどがありますが、今回は男女兼用で使えるモロー・パリのベルトを2種類購入いたしました(税込各35,200円)。 MOREAU PARIS(モロー・パリ)公式オンラインブティック 2022年春夏から販売が始まった同ブランドのApple Watch用ベルトは4色展開で、素材はレザーでは無くキャンバス地にポリウレタンコーディングが施されております(サイズ:38mm/41mm・42mm/44mm)。 モロー・パリを代表する配色のcanvasclassicは、ラインナップの中で最も服装に合わせやすいと思います。特にカジュアルスーツ スタイルで合わせるとエレガンテな感じになりそうです。 カジュアル色が強いcanvaswhiteは、褐色肌や太い腕の方にお似合いになります。また白シャツや白パンツなどと合わせると上級者風味の外観になると思われます。 いずれにしても同ブランドのApple Watch用ベルトは販売が開始されて間もないので、新しもの好きの方やエレガンテなアップルウォッチ ベルトをお探しの方にはよろしいかと存じます。 【関連記事】 モロー・パリのベルトとバッグを購入しました
マスタード色ジャケットのメンズ コーディネート
上記のジャケットのように微妙な中間色のアイテムのコーディネートは、試行錯誤が必要となります。それが特に一点物のように珍しい色は、合わせるアイテム数を多く必要とするのでスタイリッシュな外観を作り出すことが困難です。 このジャケットは難しい色に加えて肉厚な生地なので、今でもスタイリングに苦労しております。またシルエットがタイトなので厚手のニット類が使えず、これも苦労する理由のひとつとなっています。 難しい色の場合は上下で色味と質感を合わせることが最も容易なコーディネートになります。しかしこのような雑誌のスタイル写真を思わせるコーディネートは出かける場所が限定され、さらに女性も服装を合わせにくいのでデートなどにもあまり適していません。 そうなりますとジーンズと合わせる方法が次点の選択肢となります。特に濃い目のインディゴブルー色は汎用性が高く、この色のジーンズと合わないジャケットは一般の方々では使いこなせないと思います。 インナーはこれも汎用性が高いウエスタン デニムシャツを組み合わせていますが、シャツはの色は濃い目のほうが合わせやすそうです。一方で光沢がある普通のドレスシャツは、質感がどうやっても合わない印象でした。 ブラックの長袖ポロシャツ+グレーのフランネルパンツ+ブラウンのブーツを組み合わせた上記は極めて玄人さん寄りですが、現時点におけるベストのコーディネートであると考えております。 参考までにこのジャケットの袖には裏地が付けられておらず、これが原因で着脱が面倒であったり摩擦による色移りの恐れがありました。それをしばらく放置していたのですが、先日裏地を付けてみたところ別物のジャケットのように着やすくなりました。 【関連記事】 ERAL55のカジュアル テーラード ジャケットを購入しました
メンズ ファッション向けにアップルウォッチを購入しました
年齢的に機械式腕時計への興味が薄れ、それらで欲しいものも無くなってきました。そういった状況で知り合いの方からアップルウォッチ用ステンレス ベルトをいただいたので、アップルウオッチも購入することにしました。 とは言ってもファッション スタイルにおける腕時計は服装に合わせる必要があります。そしてアップルウオッチに関してはそれを疑問視していたので、事前に同一モデルを借り受けてスタイリングのテストを行いました。 結果としてスタイリングの悪化は認められない印象でした。ただし高級感やガラスの強度を考慮した場合、アルミニウムモデルより価格が3倍程度高いステンレスモデルのほうが良いとの結論になりました。 またケースは私の細い手首には41mmが丁度よいサイズであり、多くの種類のベルトに合わせられるシルバーを選択しました。ベルトに関しては上記のミラネーゼまたは頂いたステンレス モデルの組み合わせが最も使いやすそうです。 ちなみにご承知のようにアップルウオッチの腕時計としての機能は、機械式腕時計では何ひとつ太刀打ちできません。特に視認性は老眼のワタシにとっては別世界でございました。今後はベルトの交換や文字盤の変更などを試す予定です。 【関連記事】 モロー・パリのApple Watch用ベルトを購入しました
痩せ型メンズはイタリア製スーツやジャケットが似合いにくい
メンズ スタイリングにおいて、肥満型(程度による)より痩せ型のほうが難しい場合があります。それは高齢になって筋肉量が減少すると服と体の間に隙間が多くなり、スーツやジャケットが似合わなくなるのと同じ理由です。 とりわけイタリア製のスーツやジャケットは立体的なデザインが多く、胸周りと比較して胴回りの寸法が小さく絞られています。これを痩せ型の方が着ると、ジャケットと胸の間がスカスカといったフィッティングとなります。 同じく胸の厚みも重要な要素で近年の肩パッドがあまり入っていない(あるいは無い)アンコン仕様のジャケットの場合、胸が薄いと肩周りのシルエットが針金ハンガーに掛けたような外見になることもあります。 それでもイタリア製にこだわるのであれば、身幅を詰めたりするなどの大掛かりな修正によってある程度見栄えは良くなります。しかしそれを行うと元のデザインが失われ、もはやイタリアン スタイルとは呼べなくなります。 そういった方々に提案する解決策は2つあります。ひとつはウエイトトレーニングで筋肉量を増やすことです。男性は女性と違って筋肉量を増やすことが容易であり、その気になれば1年以内に体型を劇的に変化させることも可能です。 さらに筋肉量の増加に伴って男性ホルモンも増えるので、男性らしさが強調される利点もあります。ちなみに「私も(トレーニング)しないといけませんねぇ~」というのは、何事も実行する気がまったく無い方々の口癖でございます。 ふたつめはイタリア製を諦め、イギリス製やアメリカ製に切り替える方法です。例えばポール・スミスやポール・スチュアートなどがそれに当たります。それらのブランドのジャケットはウエストの絞りが緩いデザインが採用されています。 あるいはアイビーやトラッド系のファッションを取り入れても良いと思います。それらが過去に日本で流行したのも当時の痩せ型の男性に合っていたことが一因であり、今でもその寸胴なデザインは痩せ型の方々に好まれています。 一方でオーダー スーツという解決策も考えられますが、それでも満足度は思ったほど高くはなりません。何故ならばスーツを限りなく体型に合わせると、結果として痩せ型の体型が強調されることもあるからです。 参考までにジャケットが体型に合っているかどうかは側面からも確認することができます。例えば前ボタ
レガッタ ストライプ柄テーラード ジャケットのコーディネート
レガッタ ストライプと呼ばれる縦縞模様は、英国ボート競技の観客席などで見受けられるアイビー系のアイテムで使用されております。そしてこのような太い縦縞のテーラード ジャケットのコーディネートは、ストライプ柄の中でも高難易度でございます。 華やかな(あるいは派手)に見えるこの柄のジャケットのコーディネートが難しい一因は、ブルージーンズと合わせにくいことにあります。特に安価な生地で作られたジャケットとブルージンズの組み合わせは、全体的にチープな雰囲気の外観になってしまいます。 レガッタ ストライプのジャケットは、ホワイト パンツとの組み合わせが伝統的な着こなし方法となります。これもまた難易度が高いコーディネートであり、一般の方々では目にすることすら無いレベルであります。 このジャケットのインナーは通常、白シャツとネクタイを合わせます。しかし冬向けのウール素材であればタートルネックと合わせることも可能です。そしてこのようなコーディネートは、かなりレアな部類と思われます。 同じく冬向けのグレーのフランネル パンツとの相性も良い印象です。この場合もタートルネックなどのニットウエア類が合わせやすいと思いますが、いずれにしても全体的に素材感を合わせる必要があります。 参考までにレガッタ ストライプに限らず派手な柄のテーラードジャケットは、シングルブレストでは中途半端な外観となります。その点において面積が広いダブルブレストは突き抜けた外観となるのでオススメでございます。 【関連記事】 ルビナッチのジャケットをオーダーメイドしました
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