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6月, 2024の投稿を表示しています

リネン テーラード ジャケットのメンズ コーディネート

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夏にはリネンジャケットがお似合いなどと言われますが、それは夏の夜間気温が20℃以下になる地域のお話でございます。日本においては5月・6月・9月あたりが適切で、7月・8月は気候的に無理があります。 またリネン素材のジャケットは合わせることが難しく、単体でカッコ良くなるものでもありません。少なくともジーンズなどのコットンパンツを中心としたスタイルが得意の方々にとっては難易度が高いアイテムです。 加えてリネン素材のアイテムは緩いシルエットのデザインが多く、オーバーサイズ気味に着こなすテクニックも必要です。そうなると体型にも依存し、特に薄型の体型の方には向いているとは言えません。 しかしながら白髪が混じるようになった年代の方々にとっては、ある意味テキトーでエレガンテな着こなしに見える場合もあります。加えてシワを気にする必要が無いので、旅行時などにも活躍する一面も持ち合わせています。 ジャケットはベージュやブラウンが最も夏らしく、リネンの質感が活かせる色となっています。それらの色は他の色と合わせやすく、素材感が似通った夏向けのアイテムを合わせればそれなりに見えます。 その一方で作業着由来のブルージーンズやスポーツ由来のポロシャツは、エレガンテなリネン素材とは合いません。シューズは革靴のほうが外観が良好ですが、場合によっては革サンダルもアリかと思います。 Tシャツとの組み合わせは、国内では見かけることはほとんどありません。ヨーロッパの高級避暑地のご近所着といった感じもありますが、リラックス スタイルでありながらコーディネートの難易度は高めです。 ちなみにリネン100%の黒のテーラードジャケットは、夏を代表する最もエレガンテなドレス ジャケットです。しかしながらその威力を発揮できる場所は、在日大使館主催のナイトパーティーといった印象です。

サファリ・キャンプ・ボーリング シャツなどの違い

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去年から半袖シャツを購入していますが、それらの名称(通称)に違いがあるので調べてみました。とは言ってもそこまで細分化されているものでは無く、要は裾がストレートカットの半袖開襟シャツの種類ということになります。 そういった名称を付ける理由としては、販売上において人目を引くとか着用シーンが想像できることが挙げられます。しかし厳密な名称では無く、またデザインも曖昧な部分があるので参考程度とされてほうが良いと思います。 サファリシャツは厚手のコットン生地で作られたサファリスーツの一部となります。オリジナルはカーキ色の長袖で、同じ色のパンツとセットで着用します。胸の2つのフラップ付きポケットが特徴です。 キャンプシャツは半袖のデザインで、通常は2つの胸ボタンが取り付けられています。最も特徴的なのは1番ボタンを留めるためのボタンループが取り付けられていることです。またカバナシャツと呼ばれることもあります。 ボーリングシャツやアロハシャツ(ハワイアンシャツ)はキャンプシャツの派生シャツであり、プリントデザインを特徴としています。いずれにしても、これらのシャツのすべては裾を出して着こなすことを前提としています。

オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーの芳香マッチを購入しました

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先日偶然立ち寄った店舗で香りが良い芳香マッチを購入いたしました(2,860円)。香りは全8種類の展開で、今回はルトゥール・デジプトというムスク系の香りを選びました。 OFFICINE UNIVERSELLE BULY - オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーは、2017年に日本に上陸したフランスの総合美容薬局とのことです。同ブランドは香水・石鹸・化粧水などの商品を主に取り扱い、国内では麻布台ヒルズなどにも実店舗が存在します。 このマッチは洗面所やトイレで使用する目的で購入しました。当初は実際に燃やして香りを楽しもうかと思ったのですが、上記の写真のように少し箱を開けても香るので当面はそのままで置いてみようかと考えております。 参考までにトイレの悪臭源である硫化水素は、マッチを燃やすと化学変化によって無臭化されるとのことです。そしてこのマッチは軸にも香りが染み込んでいるので、燃やした場合でも香りが発散する模様です。

首元・胸元を見せるメンズファッション

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色気があるとかセクシーだとか言われることもある首元や胸元を見せるスタイルは、西洋ではラテン文化の国々で多く見かけます。しかし日本国内ではあまり歓迎されず、とりわけ薄い体型の若者さんの場合はチャラい印象となりがちです。 加えて色気を出したいのであれば、体を鍛えたり日焼けをすることが前提となります。とは言っても首元や胸元は、夏になれば肌を見せたほうが自然なスタイルです。したがって夏にシャツの第1ボタンまで留めるのはあまりオススメできません。 いずれにしても首や胸元部分は、性別や年齢を問わずオシャレ上級者は露出することを躊躇しません。そして女性の場合はネックレスなどの装飾品をアピールできる場所でもあります(男性のネックレスは高確率で失敗します)。 イタリア製のカジュアル シャツは胸元を見せることを前提としてデザインされている印象です。最近増えてきた胸元が開いた機能性インナーを着用すれば、外見を維持しながら通年で着用することも可能です。 イケてないアメリカン スタイルの象徴でもある長袖シャツ+丸首Tシャツのスタイルは、ヘンリーネックTシャツを代替えとするとオシャレに見えます。そしてヘンリーネックのボタンを外せば首元を見せることが可能です。 冬季であっても首元を見せる上記のようなセーターのスタイルは、スカーフを巻いたりコートを脱いだりすることにより、建物内外の気温差に対応することが容易な一面も持ち合わせています。 パーカーも基本的には胸元を見せる着こなしのほうがエレガンテかと思います。しかしながらパーカーは胸元が大きく開くので冬季は寒く、生地が厚いので春・秋には暑く感じられる欠点もあります。 ちなみに奥様に「胸元が見えすぎじゃない?」とか「ボタンを上まで留めたら?」などと指摘をされた場合、それらは奥様の外敵防衛反応の可能性があります。もしそれらが色気を示唆してると確信されるのであれば無視されてもよろしいかと存じます。

RRLのプリント インディゴ リネン キャンプ シャツを購入しました

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先日、何やら具合のよろしい半袖リネンシャツを発見して購入いたしました。折しもセール価格となっており、この機会を逃すと二度と入手不可能と思われたので即決しました。 Double RL | メンズ | ラルフ ローレン公式オンラインストア RRLはアメリカのカントリー スタイルやビンテージ調をモチーフとした、ラルフ ローレンのコレクションでございます。また同ブランドを扱う実店舗は世界的に少なく、国内では表参道の店舗が最大となります。 今回購入したシャツはリネン100%で、比較的厚手の生地を使用しております。着こなし方法としてはシャツジャケットおよび単体でも着用可能です。しかし国内の夏であれば、単体の着用が理想的と思われます。 私がこのシャツを特に気に入ったのは、サングラスを入れることができる両側のポケットです。夏場は外出時の収納箇所が限られるので、パンフレットやスマホなども入れられるこのようなポケットは非常に便利であります。 この投稿をInstagramで見る Kazuhide Araki(@k__araki)がシェアした投稿 サイズはS(46相当)でジャストフィットでした。同ブランドは毎シーズン新しいアイテムを発表し、それらの多くは次シーズンに持ち越されることはありません。したがって、このシャツも今シーズン限りと思われます。

ワイシャツの襟は立てる必要は無い

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近年の夏はネクタイを締めないクールビズなるものが普及している影響で、ワイシャツの襟崩れを気にされる方々が増えている印象です。私も過去にはそれを気にした時期はありましたが、現在では襟にカラーキーパーでさえも入れないスタイルで落ち着いております。 このような現象の一因は、低価格で国内シェアが高い国産ワイシャツにあると思われます。それらは60~90度の襟の開度を持つレギュラー カラーで生地に化繊を含み、襟の先端までが長いのが特徴です。 レギュラー カラーはネクタイ無しでは襟の長さや生地の厚さなどによっては襟の崩れが目立ちやすい場合があります。したがって襟の崩れを気にされるのであれば、レギュラー カラーは避けたほうが無難ということになります。 しかしクールビズ自体が妥協の産物なので、ワイシャツの襟は綺麗に立たせる必要は無いのです。さらに量産品の国産ワイシャツはネクタイ着用を前提としており、ネクタイ無しで不格好になるのは避けられません。 そこで台頭してきたのがボタンダウンシャツですが、それらは襟が崩れにくい反面、高級感に欠ける一面があります。加えて襟を立てるために、エリマキトカゲのように巨大化した襟を持つデザインも登場するようになりました。 いずれにしても外見を気にされるのであれば、1万円以上の予算をワイシャツに使う必要があります。そして低価格帯のワイシャツほど、黒ボタンや有色糸や二重襟などの過度な装飾が施される傾向があります。 参考までに私はビジネス スタイルにおけるシャツは、綿100%で襟の開度が180度に近いワイド(ホリゾンタル)カラーを着用しています。この襟は、先端がジャケットの内側に収まりやすい特徴があります。 ネクタイ無しの場合はレギュラー カラーと比較して襟が左右に開きやすく、先端も横に逃げるので襟の崩れを気にする必要もありません。しかしながらこの襟はエレガンテではあるものの、保守的な方々には受け入れにくいと思われます。 ちなみにどうあっても襟を立てたいというのであれば、上記のような襟の下に挿入するカラー ブラケットも販売されています。サイズも調整可能ではありますが、どちらかといえば写真や映画などの撮影用といった感じです。 Slick 襟 調節可能 シャツ 襟 サポート 襟 ステイ プラケット 男女兼用 posted

FORTELA(フォルテーラ)の半袖サファリシャツを購入しました

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今年の夏はリネンシャツと半袖シャツ中心のスタイルで過ごそうかと考えております。それらであっても30℃を超えれば暑いのですが、ポロシャツよりは遥かにマシでございます。そういったなか YOOX [FORTELA]「広告・PR」 においてFORTELA(フォルテーラ)の半袖シャツを購入いたしました(送料無料:11,440円)。 Fortela: abbigliamento e accessori vintage e iconici 近年セレクトショップなどで取り扱いが増えてきた同ブランドは、イタリア ファッション界で著名なアレッサンドロ スクアルツィ氏によって設立されました。展開アイテムはアメリカン カジュアル スタイルが中心といった印象です。 この投稿をInstagramで見る Kazuhide Araki(@k__araki)がシェアした投稿 また同氏は頻繁に日本を訪れており、同ブランドのデニム生地の多くは岡山産であるとのことです。また2019年から今年5月までトッズ グループ傘下のFay Archive(フェイ アーカイブ)とコラボレーションも行っておりました。 この投稿をInstagramで見る Kazuhide Araki(@k__araki)がシェアした投稿 今回購入した半袖シャツはボーリング シャツといった外観なのですが、無地でポケットにフラップも無いことからサファリシャツに近いと思われます。裾は出すデザインで、Sサイズ(46相当)を選択しました。 【関連記事】 フォルテーラのカーゴパンツを購入しました

リネン カプリシャツのメンズコーディネート

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リネン カプリシャツはかなりテキトーに着こなしても、ハズすことのほうが難しいカジュアル アイテムでございます。着こなし方法も裾は常にパンツの外に出し、袖は捲るか否かの2通りしかありません。 加えて寒暖差が大きい初夏にも対応し、リネン素材は汗が蒸発してすぐに乾燥するという利点もあります。一方でジャケットを羽織ると不格好とか、着用する際に生地が伸縮しないので窮屈といった欠点もあります。 それらを考慮してもリネン カプリシャツは便利なアイテムです。しかしそれと合わせるのが難しいブルージーンズ・チノパン・スニーカーを、コーディネートのメイン アイテムとする方々には向きません。 合わせるパンツはサマーウールやリネンなどの風通しが良い素材が適切です。それらのパンツには基本的に革靴を合わせる必要があるので、ローファーなどのカジュアルなタイプのものが良いと思います。 短パン(ショーツ)も場合によっては組み合わせることも可能であり、その場合は細めのシルエットが相性が良い印象です。サンダルに関しては、ある程度の外観を備えた皮革製以外は避けたほうが無難です。 リネン カプリシャツは比較的安価でもあり、白長袖シャツ+スラックスのビジネス スタイルが完成している方であれば容易に移行可能です。その際には合わせやすいネイビーからはじめるとよろしいかと存じます。 【関連記事】 GAZZARRINI(ガッザリーニ)のリネンシャツを購入しました
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