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スーツと合わせるウエスタン デニムシャツの弱点はスナップボタンと胸ポケット
スーツとウエスタンデニムシャツを合わせたのは、イタリアを始めとした欧米ファッション界に強い影響を与えた故ジャンニ アニエッリ氏と言われております。そして氏のファッション手法の一部は現在でも継承されています。
しかしながら氏のファッション スタイルはあまり一般的とは言えず、どちからと言えばファッションを知り尽くしたゆえの着崩した手法といった印象です。そしてスーツとウエスタンデニムシャツの組み合わせもそれに該当します。
私も過去には氏に習って上記のようなコーディネートを試しております。それは近年のスーツ スタイルにおけるネクタイの省略が理由ですが、現在では試行錯誤の結果と以下に述べる理由などから諦めています。
アメリカ由来の同シャツはその特徴的な外観のみならず、屋外における作業時の機能性も備えています。その理由からどちらかと言えばアウターとしての性格が強く、また作業着由来なので裾をパンツにインをするスタイルが一般的です。
そして同シャツの最も標準的な着こなしは、上記のようなジーンズに合わせたアメリカのウエスタン スタイルとなります。しかしこのスタイルは、乗馬文化が無い日本では受け入れ難い一面があることは否めません。
そのウエスタン デニムシャツをインナーとして使用する場合、問題となるのはスナップボタンと胸ポケットになります。それらは機能性を起源としているため、ファッション性が高いウエアとの相性がそれほど良く無い傾向があります。
そしてスーツのジャケットから見えるスナップボタンのメタルの縁取りや2個の装飾ポケットは過剰な装飾の印象を与えがちです。その観点から上記のような薄い生地のシャンブレー シャツのほうが、スーツ スタイルには合わせやすいと思われます。
とは言っても私にとってデニム生地のシャツの魅力は捨てがたく、最近ようやく入手したのが上記のシャツであります。このシャツは、ポケット無しの一般的なデザインのドレスシャツであると同時に厚手のデニム生地を使用しています。
その理由からこのシャツはウエスタン デニムシャツよりインナーに適しており、外観も比較的エレガンテな仕上がりです。加えてカジュアルシャツでありながら、シャツ単体でもフォーマル風の雰囲気も備えています。
いずれにしてもウエスタン デニムシャツは、インナーとして使いやすいとは言い難い面があります。その意味からも初心者向けでは無く、特にそれらの方がスーツと合わせると高確率で失敗するような予感しかいたしません。
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COS(コス)の長袖シャツを購入しました
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経歴:FerrariやRolls-Royceなどの高級輸入車の整備解説書・取扱説明書の翻訳者を経て、 政治家・芸能人・弁護士などのパーソナル スタイリングを担当。1966年生まれ。【言語:TOEIC840・初級イタリア語】
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