見た目を重視する靴は、種類によって靴紐の通し方を変える

一般的にシューズの靴紐はほとんど付属品の扱いで、多くの方々はほとんど気にされていないと思われます。とは言ってもデザイン性が高いシューズは靴紐もデザインの一部であり、それを交換すると外観が損なわれる場合もあります。

また靴紐は通し方によって外観や履いたときの快適性に影響を及ぼすことがあり、そのような意味においては複数通りの靴紐の通し方を覚えておくと便利です。そして靴紐の通し方にはある程度のルールも存在します。

靴紐の通し方
ドレス シューズやビジネス シューズで見られる内羽根式の革靴の場合、「シングル」または「パラレル」と呼ばれる方法で靴紐を通します。この通し方では靴紐が並行に配置されるので、外観が洗練された印象になります。

この通し方のもうひとつの特徴は、羽根部分を完全に閉じることができるという点です。他の通し方では靴紐が羽根の間に挟まってしまうので、完全には閉じません。したがって上記の二通りの方法が基本となります。

ちなみにヨーロッパ製革靴は、容易に靴紐を通せるシングルを多く見かけます。しかしシングルは靴紐の長さの調整が煩雑であったり、靴紐が直線的に甲部分に当たって不快な場合もあるので私はパラレルにしています。


靴紐の通し方
内羽根式よりカジュアル寄りとなる外羽根式の革靴の場合、靴紐の通し方も「オーバーラップ」と呼ばれるカジュアル寄りの方法が適切と思われます。これはアイレット(靴紐の穴)が少なく、靴紐が外観にあまり影響しないも理由です。

加えて羽根部分を完全に閉じるような履き方は一般的では無く、むしろ羽根部分の開閉度合いで履き心地を調整できるのが特徴です。そして一般的なカジュアル革靴はオーバーラップで通しておけば問題はありません。


靴紐の通し方
スポーツ性が高い外観のスニーカーも「オーバーラップ」で通す方法が一般的です。このようなスニーカーはデザインも派手なので、靴紐の通し方による外観への影響はほとんどありません。

靴紐の通し方
近年増加している高級スニーカーの場合、基本的にはウエブサイトでの写真や購入時の靴紐の通し方が推奨されます。逆に購入時に靴紐がまったく通されていなかった場合、シングルまたはパラレルで通したほうがより高級感がある外観となります。

靴紐の通し方
これも近年増加傾向のドレス スニーカーの場合も、基本的にシングルまたはパラレルで靴紐を通します。それはテーラードジャケットや、場合によってはスーツと合わせることがあるのが理由です。

このようなスニーカーは基本的に内羽根式でアイレット数も多く、オーバーラップではカジュアル過ぎる外観となります。これを考慮せずにオーバーラップでスーツに合わせたりすると、靴が服装に合わない原因となります。

いずれにしても国内では快適性に重点が置かれた靴紐の通し方の説明を多く見かけますが、外観はそれと同等の重要性を持ちます。そして外観にこだわる方は、最低でもパラレルの通し方は習得されるとよろしいかと存じます。

ココをClick→記事タイトルとURLをコピー

コメント

当ブログの剽窃はご遠慮ください

© 2025 やさぐれスタイリスト

過去記事

もっと見る