40代メンズのエレガンテなパンツにはクリース(折り目)が必要

先日イタリア好きの方々とお話をする機会がありまして「そう言えばイタリア人の母親はジーンズにもアイロンをかけるんですよね?」とお尋ねしたところ、「いやいや、ジーンズどころか夫や息子の下着ににもアイロンをかけますよ(笑)」とお答えになりました。

それがどのような意図で行われているのかは不明ですが、すべての母親では無いにしても日々の習慣として定着していることは確実です。そして家族の衣服にシワがあると、それは母親の責任として見られてしまうことにも起因していると想像されます。

一般的にコットン素材やウール素材のウエアは、アイロンがけでシワを伸ばすことは可能です。私もシャツ類は自分でアイロンをかけていますが、パンツはクリースを付けるのが少々面倒なので定期的にクリーニングに出しています。

メンズパンツのクリース
エレガンテなパンツの場合はクリースは必須でございます。これによってパンツのシルエットが立体的になり、横から見たときにパンツのシルエットが綺麗になります。加えて身だしなみに気を遣っている人物との印象を与えることもできます。

メンズパンツのクリース
その一方で上記のようなコーデュロイ素材はクリースをつけにくい傾向があります。またジーンズやチノパンなどはクリースをつけても、すぐにそれが消えてしまいます。

そして作業用パンツにもクリースは存在しません。その意味においてはカーゴパンツやジーンズやチノパンなどは作業着由来なので、カジュアルパンツの範疇となります。その理由からオシャレな場所へのお出かけには向かないわけです。

メンズパンツのクリース
リネンパンツの場合も同様にクリースが消えてしまいますが、シワによる立体感がエレガンテなサマースタイルとなります。ちなみにリネン素材のシワがお嫌いと言われる方のパンツのクリースが消えていたりするのは良くあるお話です。

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