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ドラム式洗濯乾燥機は糸くずや糸ホコリとの戦いである

Panasonic-NA-SD10HAL
我が家では私が洗濯担当なので、洗濯機は私が選んで購入しております。なかでもドラム式洗濯乾燥機に関しては20年以上にわたって使用しています。その間洗濯機を何度も買い替えましたが、現在は2年ほど前に購入したPanasonic NA-SD10HALを使用しています。

その経験からドラム式洗濯乾燥機の宿命は、乾燥時の糸くずと糸ホコリの蓄積であると考えております。海外製品ではこれらのホコリは下水に流してしまうこともあるのですが、日本製品の多くは排水路が詰まることを考慮して別途フィルターで取り除いています。

そしてこのフィルターが目詰まりすると、乾燥時間が長くなるなどの不具合の原因となります。したがって洗濯乾燥を行った後には、毎回糸くずやホコリを取り除く必要があります。つまりこれを面倒と感じる方は、洗濯乾燥機の使用にあまり向いておりません。

加えてヒートポンプ式乾燥機の場合、それらのホコリがヒートポンプ ユニットに蓄積して乾燥性能が低下します。しかしそのユニットは本体内蔵なので、ユーザーでは清掃できません。その理由から2~3年経過すると乾燥性能が低下することが避けられません。

私も以前は乾燥時間が短いヒートポンプ式を使用していましたが、およそ2年ごとに業者に依頼してユニットを清掃していました。この費用が2万円前後なのですが、清掃後も徐々に乾燥性能が落ちてくるので、現在は乾燥時間が長くてもヒーター式乾燥機にしています。

近年ではホコリ自動洗浄機能付きや、ホコリを下水に排出する安価な機種も販売されています。しかし個人的にはホコリは手作業で除去するほうが確実であると考えています。また下水に排出するとホコリが排水路に詰まる可能性もあるので、それらの機種はあまり購入する気にはなりません。

上記のような理由から購入したPanasonic NA-SD10HALですが、現時点においてはその機能に満足しております。ほぼ1日おきに使用し、2人分のバスタオル4枚と2日分の衣類の洗濯乾燥運転で約3時間半を要する状態(ほぼメーカー発表値)が購入から2年間継続しています。

その間使用後には毎回ホコリを除去し、半年に1回は専用クリーナーで槽洗浄を行っています(所要時間:約12時間)。乾燥に関しては洗面所の湿度が上昇するのは避けられないので、換気扇は常に作動させています。

電気代はヒートポンプ式より高いものの(年間で1万円前後のプラス)2年に1回のヒートポンプの出張清掃費を考慮すれば、支出はほぼ同じと考えられます。とは言っても洗濯頻度が高い場合や、洗濯量が多い場合は大容量のヒートポンプ式のほうが適していると思います。

洗剤自動投入機能は洗剤タンクが大きいということもあり、3ヶ月程度は洗剤が持つ印象です。これによって洗濯機周囲の洗剤ボトルのスペースが不要となり、我が家の狭い洗面所では空きスペースを確保できるようになりました。

また予約機能の設定方法が時刻では無く、運転終了時間(◯時間後)というのも便利です。不満な点としては電源ボタンを誤って押しやすいことと、筐体の角が面取りされていないので当たると痛いといったところです(自分で対策済)。

参考までに下記は洗濯乾燥機全般に関する留意点です:

・洗濯乾燥機で洗濯機能のみを使用した場合、洗濯乾燥時より短時間で洗濯が終了します。これは脱水時間の違いで、洗濯乾燥運転は乾燥時間を短縮するために脱水を長時間行うことが理由です。

したがって洗濯運転のみを行って終了し、その後に乾燥運転を行うと却って総運転時間が長くなります(私はこれを知らずに洗濯乾燥を20分程度短縮できるかと思い込んでいました)。さらに脱水不足によって洗濯物が乾燥しないこともあります。

・乾燥運転後に洗濯物を内部に放置すると下水の臭いが付く現象は、排水トラップの水位の低下が原因と思われます。それは乾燥フィルターの目詰まりなどにより、乾燥排気が下水経路に流入し、排水トラップに溜まった水が減少することで発生すると考えられます。

Panasonic NA-SD10HALの場合、これを防ぐために乾燥運転終了後に排水トラップに水が自動注入されます。他メーカーの機種に関してはわかりませんが、少なくともこの現象を防ぐためには乾燥フィルターの頻繁な清掃が必要となります。



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