ジーンズに合わせる革靴は紐革靴かローファーか、素足か靴下か

ジーンズと革靴のメンズコーディネート
近年はデザインを含むジーンズの多様化によって革靴と合わせる機会も増えてまいりました。それに伴って日本の高校生が履くような黒色ローファーと合わせるスタイルにも変化が訪れています。

ジーンズと革靴に合わせる場合(特に緩いシルエットのジーンズ)、細いデザインの革靴はあまり合いません。またアメリカのレトロ風ロックファッションなどで見かけるドレッシーな紐革靴は、現代的とは言えず女性ウケもよろしくありません。

一方でパラブーツのミカエルなどのチロリアンシューズなどの幅が広いデザインの革靴は相性が良い感じです。いずれにしてもスーツ用革靴で見られる細い蝋引き紐を使った革靴は避けたほうが良いと思います。

また内羽根式の紐革靴はフォーマル色が強いので、ジーンズと合わせる場合は外羽根式の紐革靴が一般的です。色に関しては茶色より黒色が合わせやすく、そして磨きすぎると革靴が悪目立ちするので注意が必要です。

ジーンズと革靴のメンズコーディネート
結局のところジーンズはカジュアルスタイルである以上、カジュアル向け革靴であるローファーなどのスリッポンタイプの革靴のほうが合わせやすいと思います。なかでもシンプルなペニーローファーが最も入手しやすく汎用性が高いので、人気がある組み合わせとなります。

逆にイタリア メンズ スタイル由来と思われるタッセル(房飾り)付きの細身のローファーやスエード ローファーとの組み合わせは、上級者向けであり革靴自体も汎用性が低いので一般の方々にはあまりオススメできません。

ジーンズと革靴のメンズコーディネート
そして上記のようなキルト付きローファーはジーンズを含むコットンパンツと相性が良く、外見もエレガンテなので注目を浴びるようになってきました。またどちらかと言えば若者さんよりは、40代の方にお似合いのスタイルと言えるかと思います。

ジーンズと革靴のメンズコーディネート
オシャレな革靴の履き方と言えば、素足か靴下で無駄に熱い議論が交わされることがあります。特に素足で履くと非常に女性ウケが悪いので悩む方もいらっしゃるかと思います。そして結論としては「革靴は素足で履くと痛くて歩けない」となります。

革靴は素足で履いて長時間歩くと足の皮膚がキズだらけになります。したがってフットカバーやアンクルソックスが必須となります。ちなみにテレビで見かける芸能人の方々は素足で革靴を履いている場合があります。しかしそれは楽屋からスタジオまで数十メートルしか移動しないからです。

したがって革靴を素足で履いているように見える多くのオシャレな方々も、実際はフットカバーなどを履いています。特に甲高な方の場合、甲部分が革靴に密着すると高確率で皮膚が擦れます。

一般的に素足(に見える)で履くスタイルは、開口部が大きくて足の甲が露出するオペラパンプスのような革靴は使いにくい印象です。 甲の素肌が大きく露出するのはあまりエレガンテとは言えず、下品に見られる場合もあるので甲部分が隠れる革靴のほうが使いやすいかと存じます。

【関連記事】

メンズ革サンダルは擦れて痛い場合がある
TOD'Sのローファーを個人輸入しました
パラブーツのCASTEL(キャッスル)を個人輸入しました


ココをClick→記事タイトルとURLをコピー

コメント