アメリカのカレッジ ロゴ アイテムには注意が必要

Arizona Wildcats
去年あたりにファッション業界が流行していると主張しているアメカジ スタイルですが、いつもの流行作りの一環なので一般の方々には関係がないお話でございます。そしてそのようなファッションを街角で見かけないうちにすでに流行は終了している模様です。

アメカジ スタイルにおいてはカレッジ ロゴが特徴のひとつとなっていますが、それはらは基本的に出身大学を主張するためのものでもあります。したがって不用意にロゴ付きアイテムを着用すると、周囲に誤解を招く結果となる場合があります。

それは国内でも慶応義塾大学の卒業生が、WASEDA UNIVERSITYと書かれたウエアは決して着用しないのと同様です。それらを考慮せずに英語も話せないのにHARVARD UNIVERSITYなどのロゴ付きウエアを着れば、アメリカはおろか国内でも印象は良くありません。

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その一方で、最近まで国内で展開していたイタリアのフランクリン&マーシャルは架空の大学をブランド名としています。これは実在しない大学なので、まったく問題はありません。加えてアメリカの州名(都市名)が入ったウエアも、どなたでも着用可能です。

とは言ってもオシャレをまったく意識しないのであれば、書かれた文字を気にする必要はありません。しかし仮にもファッション ライターが、ロクに調べもせずに実在する大学のロゴ アイテムを紹介するのは駄目でしょうというお話であります。

参考までにアメリカ人は居住地域(州)に固執する傾向があり、居住したことが無い州の名前が書かれたウエアはあまり着用しません。私も居住していたアリゾナ州以外のロゴ付きアイテムを着用することには心理的な抵抗があります。

いずれにしてもカレッジ ロゴや州の名前が書かれたウエアを、アメリカで着れば高確率でそれらの出身者から話しかけられます。逆に日本国内でそのようなウエアを着ているアメリカ人観光客も、それらの出身者と考えられます。

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