パラブーツが大雨で浸水したので純正グリースを塗りました


去年購入して特に手入れもせずに雨天用として使用してきたパラブーツのキャッスルですが、先日土砂降りの中を歩き回ったところ浸水が認められました。パラブーツは防水シューズでは無いので浸水はしますが、言い方を変えれば上記の4箇所以外は浸水していないので大雨に良く耐えたと言えるのかもしれません。

浸水が認められたのは上記の4箇所でした。まず指の根元の部分の2箇所ですが、これは歩行時に最もストレスがかかる部分です。恐らく繰り返し折り曲がった際にソールの縫い目、または伸びて薄くなった皮革から浸水したと思われます。この部分の浸水は他のブーツでも経験しているので、特に水に弱い箇所かもしれません。


外羽の根元部分の浸水は構造上の問題であって皮革の防水性能には無関係です。この靴は特に靴紐が太めなので根元部分には隙間ができやすく、この部分から水が入ってくるのは仕方がないと思います。普段は緩めに紐を結んでいるのですが、これから雨の日にはキツく締めるつもりです。

パラブーツ純正グリース
とりあえずまったくお手入れをしていないかったので、純正保革グリースをGINZA SIXのパラブーツ銀座店で購入しました(税込み:2,376円)。ミンクオイルでも代用可能とは思ったのですが、皮革への浸透性などを考慮して純正にしてみました。


指の体温で溶けるほど柔らかいグリースは塗布したあとに24時間放置するとの説明でしたが、念のために48時間放置しました。ちなみにあまり長時間放置すると、茶色などの皮革の場合はシミができる可能性があるとのことです。またこのグリースは年に1回程度の塗布で十分との説明でした。

そしてこのあとにグリースを拭き取り、通常の黒の靴クリームを軽めに塗布しておきました。グリースが浸透しているのかどうかは目では確認できませんが、次回の雨の日には浸水した4箇所に防水スプレーを塗布して再挑戦でございます。

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