パラブーツのブルームの正体は単なる純正グリースか?


3ヶ月ほど履く機会が無かったパラブーツのキャッスルですが、先日ふと見るとブルームで革表面が白くなっておりました。皮革の油分などが表面に滲み出るブルーム(Bloom)は、リスレザーを使用しているパラブーツで時折見られると言われているものの新品購入時には確認できませんでした。

パラブーツは国内においては雨天にも強いフランス製のオシャレな革靴として人気がございます。しかしノルウィージャン製法の外観やラバーソールの快適性に関しては同意するものの、防水性に関しては一般的な革靴の3割増しといった印象です。少なくとも国内の大雨や長雨を乗り切るためには防水スプレーが必須かと思われます。

パラブーツの場合、製造時に皮革に浸透させたオイル(グリース)がブルームとなって表面に浮き出る場合があるとの注意書きがあります。そしてその浸透させる工程やオイルの素材に関しては公開はされていません。しかし今回のブルームを見る限り、販売店舗で見た新品に滲み出たブルームと大差は無い感じです。

以上のようなことから、パラブーツの純正グリースは製造工程で使用しているものと同じかもしれません。製造元としても製造工程で使用しているワックスをそのまま販売するほうが楽であります。参考までにパラブーツ純正クリームなどは数種類ありますが、私が購入したものは2,200円(税別)で販売されている非常に柔らかい保革グリースです。

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