痩せ型メンズはイタリア製スーツやジャケットが似合いにくい

40代メンズ スーツ
メンズ スタイリングにおいて、肥満型(程度による)より痩せ型のほうが難しい場合があります。それは高齢になって筋肉量が減少すると服と体の間に隙間が多くなり、スーツやジャケットが似合わなくなるのと同じ理由です。

とりわけイタリア製のスーツやジャケットは立体的なデザインが多く、胸周りと比較して胴回りの寸法が小さく絞られています。これを痩せ型の方が着ると、ジャケットと胸の間がスカスカといったフィッティングとなります。

同じく胸の厚みも重要な要素で近年の肩パッドがあまり入っていない(あるいは無い)アンコン仕様のジャケットの場合、胸が薄いと肩周りのシルエットが針金ハンガーに掛けたような外見になることもあります。

それでもイタリア製にこだわるのであれば、身幅を詰めたりするなどの大掛かりな修正によってある程度見栄えは良くなります。しかしそれを行うと元のデザインが失われ、もはやイタリアン スタイルとは呼べなくなります。

40代メンズ テーラードジャケット
そういった方々に提案する解決策は2つあります。ひとつはウエイトトレーニングで筋肉量を増やすことです。男性は女性と違って筋肉量を増やすことが容易であり、その気になれば1年以内に体型を劇的に変化させることも可能です。

さらに筋肉量の増加に伴って男性ホルモンも増えるので、男性らしさが強調される利点もあります。ちなみに「私も(トレーニング)しないといけませんねぇ~」というのは、何事も実行する気がまったく無い方々の口癖でございます。

ふたつめはイタリア製を諦め、イギリス製やアメリカ製に切り替える方法です。例えばポール・スミスやポール・スチュアートなどがそれに当たります。それらのブランドのジャケットはウエストの絞りが緩いデザインが採用されています。

あるいはアイビーやトラッド系のファッションを取り入れても良いと思います。それらが過去に日本で流行したのも当時の痩せ型の男性に合っていたことが一因であり、今でもその寸胴なデザインは痩せ型の方々に好まれています。

一方でオーダー スーツという解決策も考えられますが、それでも満足度は思ったほど高くはなりません。何故ならばスーツを限りなく体型に合わせると、結果として痩せ型の体型が強調されることもあるからです。

参考までにジャケットが体型に合っているかどうかは側面からも確認することができます。例えば前ボタンを外した状態で、襟が首の後ろから胸にかけて密着しているのは綺麗なフィッティングの特徴と言えます。

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