メア・オブ・イーストタウンはアメリカの現代を映し出す物語


メア・オブ・イーストタウン / ある殺人事件の真実【PR・広告】はケイト・ウィンスレット氏主演のサスペンス ドラマでございます(全7話:2021年)。そして私が同氏を映像で拝見するのは映画タイタニック(1997年)以来であり、そのイメージはこの作品では大きく変わっています。

現代のアメリカはドラッグ・銃器・貧困の三拍子が揃った経済大国となっております。特にアメリカ単体で全世界市場の3分の1を占めるとも言われるドラッグは、貧困と結びつく最悪の事態となっています。そして3億丁存在する銃器の多くは、自国民に向けられているのが現状です。


この作品はアメリカ東部のペンシルベニア州フィラデルフィア市近郊の田舎町が舞台となっています。ちなみに映画ロッキーでシルベスター・スタローン氏が階段を駆け上がるシーンで有名な同市は犯罪発生率が非常に高く、上記は決して近寄ってはいけない市の中心部とのことです。

本作品は警察官であるメア(ケイト・ウィンスレット)が町で起こった殺人事件を担当する物語です。そして登場キャラクターは家庭事情を抱えており、それらは第1話で展開されるので注意をして見たほうが良いかもしれません。

またメアは日常的に町の住人トラブルも担当しており、これは典型的なアメリカの田舎町の警察官のお仕事といった印象です。メアはそれらのトラブルに振り回されながらも容疑者を探すわけですが、総じて物語の展開のテンポも良いと思います。

それにしもアメリカのドラマや映画を見て毎回感じるのは、アメリカの食生活の貧しさであります。彼らは日本のように毎日食事を作る習慣が無いのは理解できますが、少しでも美味しい料理を作れば家庭内の喧嘩も減るのではないかと思う今日この頃です。

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