10万円以下のビジネス スーツの違いはわからない

40代メンズ スーツ スタイル
ビジネス スーツを購入する際に、他人からの見た目を気にする皆様も多いかと思います。安いスーツであってもできれば安く見られたくないとか、自分としては高いスーツを買ったつもりだけど高く見えるかとか、4万円と8万円ではどれほど見た目の差があるのか……などです。

結論から言えば一般の方々が、外見から10万円以下のスーツの価値の違いを見分けることは困難です。さらに言えば5万円未満の既成品のスーツはどれでも同じと考えても差し支えないと思います。極論を言えば4万円と8万円のビジネス スーツの差は1.5倍にも満たないので、消耗品と考えれば4万円でも十分であると思います。

基本的にスーツの値段を確実に推測するには、ジャケット内側のブランドタグを見るしか方法がありません。スーツの生地の光沢や質感で見分けるためには相当の経験が必要となります。ましてや縫製やデザインの違いから値段を推測するためにはそれなりの知識が無いと不可能です。


上記はすべての年齢層におけるメンズ ビジネス スーツの価格帯分布のイメージでございます。上記の図は正確な数字に基づいたものではありませんが、世の中では10万円未満のビジネス スーツが圧倒的に多いと考えられます。何故なら多くの衣料品ブランドが10万円未満の価格帯で熾烈な競争をしているからです。

最近はこの価格帯でも低価格のオーダー スーツが増えてきました。海外信仰が強いオーダースーツ業界ではゼニアなどの外国製の生地をセールスポイントにする傾向がありますが、外国製の生地は外見で判別ができない上に国産生地より耐久性に劣る場合もあるので注意が必要です。



これが40代の皆様のビジネス スーツとなりますと、分布に10~20万円という価格帯が加わってまいります。また同じ10万円未満であっても、中心分布が6~8万円に移動すると思います。そして近年流行のイタリア製のスーツの多くは10~20万円の価格帯になります。

ちなみにラルディーニやタリアトーレなどのオシャレなイタリア製のスーツは見た目重視のイタリア仕様であり、襟も接着芯で弱く雨や経年劣化で折れ曲がったりします。また生地も縫製も耐久性は考慮されていません。ただしそのようなスーツを着ることによって気分が高揚するので、一概に悪いわけではありません。

一般的にお仕事で使うスーツは消耗品としての性格があるので、耐久性も重要となってきます。そして価格の上昇に伴って耐久性が下がり、高級な生地を使用したりデザイン性が高くなってきます。したがって40代の皆様は購入にあたってそのあたりのことも注意されたほうが良いかと思います。

参考までに先日私がパターン オーダー スーツをご案内したお客様も耐久性を考慮して国産生地を選択され、エレガンテなイタリアン デザインのスーツにパンツをさらに1本追加されて20万円以内で収まりました。そういったわけで、お仕事で使う10~20万円の価格帯のスーツには、オーダー メイドもオプションに入れてもよろしいかと存じます。

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