ブランド品が似合わない方々の特徴

ブランドバッグのメンズ コーディネート
世の中には残念ながらブランド品がお似合いになられない方々がいらっしゃいます。しかしそれらのケースはご本人に似合わないという理由では無く、ブランド品の取り扱い方法に原因があります。そして以下に挙げる例はその原因の一部です。

・外見に特徴がある複数のブランド品を身につけている

見た目でわかるブランドは1種類に限定しないと統一感が失われます。特にブランド ロゴは必ず1点のみとします。しかし外観からわからないブランド品は、複数を組み合わせても問題はありません。

・ブランド品が使い古されている、または汚れている

ブランド品は高価であっても耐久性が高いとは限りません。同じブランド品をローテーション無しに使い続けたり、お手入れを怠ったりすると外観が悪化します。通常使用でも劣化が進んだ場合には新品と買い替えます。

例えば近頃ファッションメディアが勧めるブランドロゴが付いた高価なTシャツも、ご自分で洗濯されると最初の洗濯で首部分や裾などの形状が崩れる可能性があります。したがって毎回クリーニングに出す必要があります。

・サイズ感あるいは色彩が合っていない

細身のデザインが特徴のブランド服を太った体型の方が無理やり着たり、その逆であったりするとブランド品のデザイン性が崩れることになります。基本的に服のお直し箇所が多いブランドは、お好きであっても体型に合っていません。

色彩などのデザイン性が高いブランドは、コーディネートが難しいので上級者向けとなります。特にそれらを40代以上の方々がお召しになった場合、高確率で痛々しいスタイルとなります。

・ブランド品以外のアイテムがチープすぎる

これはRolexなどの高級腕時計などにも当てはまりますが、1点のみの高級ブランド品が浮いて見える場合です。例えば過度にラフな(あるいは清潔感に欠ける)スタイルにブランド品を合わせると、それが本物に見えないことがあります。

ちなみに上流階級のご婦人にエルメスのバッグとユニクロの組み合わせをお尋ねしたところ、「どちらも同じカジュアル ブランドなので、それらを合わせてもよろしいとは思います。私は合わせませんけど」とのお答えでした。

結局のところブランド品は身につけると気分が高揚するファッション アイテムでもあるので、必要/不必要で語ることはできません。またファッション スタイル全体を底上げする効果もあるので、お手入れをして上手に使われるとよろしいかと存じます。

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