大人の重ね着メンズ カジュアル スタイルは薄い素材を使う

重ね着メンズ カジュアル スタイル
重ね着スタイル(Layered Style)は、概ね上半身に3枚以上のアイテムが見えるファッションを意味します。したがって国内の若者さんで良く見かけるスウエット(パーカー)+裾出しシャツに代表されるスタイルはそれには該当しません。

また重ね着スタイルはオーバー サイズでは無く、基本的にジャスト サイズで着こなす手法となります。そしてカジュアル スタイルのなかでも難易度が高めであり、組み合わせの試行が必要なので多様なアイテムを必要とします。

一般的にこのスタイルは若者さんたちのように胴体が薄い方々向けと言えると思います。逆に脂が乗ってきた40代メンズや筋肉質の方々の重ね着は、着ぶくれして見えることに加えて動きにくくなります。

このスタイルの注意点としては上半身で3色の異なるアイテムを使うので、多色の柄物アイテムを合わせるとかなりクドい外観となります。その観点から、単色のアイテムで組み合わせると統一感のあるコーディネートになります。

重ね着メンズ カジュアル スタイル
Tシャツと違ってヘンリーネックシャツは簡単に重ね着(風)に見せることが可能です。これは特に意識しなくても、長袖シャツの胸を大きく開けることで完成します。長袖の代わりにカジュアル ジレを使う方法もありますが、上級者向けです(トップ写真)。

重ね着メンズ カジュアル スタイル
冬季であればヘンリーネックシャツの代わりにタートルネックと組み合わせるのも良いと思います。このようなコートを使った重量感がある重ね着スタイルは、ダウンジャケットを着用しない英国などで見かけますが動きにくい欠点もあります。

重ね着メンズ カジュアル スタイル
ライトコートも重ね着アイテムとして使うことができます。そして簡単に脱ぐこともできるので、体感温度調節も兼ねた実用的なスタイルになります。ちなみに上記のコーディネートにネクタイの追加は、やり過ぎになるので不可です。

いずれにしても大人の重ね着は、薄い素材のアイテムが使いやすいと思います。そして苦労の割には劇的にカッコ良くなるわけでもないですが、春先などの季節の変わり目に試されてもよろしいかと存じます。

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