真夏の黒服は熱を吸収する上に暑苦しい外観になります

外気温35度を超えた猛暑日の先日、部屋着の黒タンクトップでうっかり外出してしまいました。家に戻って着替えるのも面倒なのでそのまま出かけたのですが、徒歩で駅に向かう途中で背中が異常に熱いことに気が付きました。

最初は日焼けした背中がヒリヒリしているのかと考えたのですが、正面から太陽光線が当たると胸が熱いので服が原因であるとわかりました。それは暑さでは無くて熱であり、服が熱せられている感覚がありました。

そもそも私は外出時に黒い服はほとんど着ないので、そういったことには無頓着でした。しかし黒の熱せられやすさは、体力の消耗も伴うので現代の日本の夏においては危険なレベルです。

中国人が好きな黒服
参考までに黒服好きといえば中国の方々でございます(上記はマカオ)。海外で見かける黒服アジア人集団の多くは中国人観光客であったりします。Tシャツも黒色から売り切れるお国柄と現地で伺いました。

香港の民主化デモの参加者の皆様もほぼ黒一色の服装ですが、それは政治的な抗議の意味があると思われます。しかし中国本土の方々の黒好きはそれとは無関係で、何故そこまで黒がお好きなのかは不明です。

一方で欧米における黒服のイメージは喪服またはフォーマル ウエアであり、特に夏に黒服を着る方々はほとんど見かけません。それでも東洋人は黒服を好むようですが、炎天下ではあまり健康によろしくないのでオススメできません。

さらに外観上暑苦しく見えることは避けられず、屋外で長時間着用すると発汗して塩分が白く目立つこともあります。したがってファッションの観点からも、真夏に黒服は避けられたほうがよろしいかと存じます。

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