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ワイシャツに下着を着るかは好き嫌いと許容の問題
どうやら巷ではビジネス ファッションにおいて、ワイシャツに下着を着るか否かの議論が熱く語られている模様です。様々な意見があるようですが、ことの本質は「男性のワイシャツから乳首が透けて見えるのは許せない(嫌い)」という女性目線が原因であると思われます。
しかし男性目線から見れば他の男性のシャツから乳首が透けていても気になりませんし、それほど大問題なのかが理解できません。そしてビジネス スーツ スタイルでは冬は防寒目的で下着を着用しますが、春から秋口にかけてはシャツ単体で着用するのが一般的です。
特に夏のシャツ単体のスタイルは、現時点において透けるのを防ぐためには下着を着用するしかありません。すると暑いので職場の空調温度を下げることにもなります。そして女性からは温度が低すぎて寒いとクレームをいただくわけです。
仮に下着無しがビジネス マナーとしてダメなのであれば、夏季にジャケット無しをビジネス スタイルとすることのほうが根本的なマナー違反となります。加えて日本には自分が嫌いな事柄を「マナー違反」と言い換えて正当化する方々もいらっしゃいます。
さらにそんなに透けるのが許せないのであれば30℃を超える真夏に、Tシャツやポロシャツの下に下着を着用するのかというお話にもなります。そうなりますと、もはや不毛な議論としか言いようがありません。
結論としてはシャツから男性の乳首が透けてしまうのは不可避なのであります。そして四六時中ワイシャツから透けているならまだしも、姿勢やシャツの材質の関係で時々透けるのであれば許容していただきたいところでございます。
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40代メンズを中心としたファッション アドバイスおよびスタイリングの提案。メディア向けファッション アイテムの貸出。経歴:政治家・芸能人・弁護士などのパーソナル スタイリング。1966年生まれ。【言語:TOEIC840・初級イタリア語】
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