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メンズ高級腕時計は言われるほど流行していない模様です
近年はスマートフォンの普及によって腕時計の役割が低下しております。電車の中でも腕時計を付けていない方々も見かけるようになり、コロナ禍の影響も加わって「吊革バトル」といった用語も遠い昔のお話でございます。
【4人に1人が腕時計をつけない】腕時計に関するアンケート調査:男女別では男性2割・女性3割が腕時計をつけない(CUSTOM FASHION MAGAZINE調べ)
そういったなかで先日、上記のアンケートが実施されました。以前から女性の腕時計はアクセサリの要素が強いので付けない方も多いのですが、男性でも2割というのはスマホの影響かと思われます。
また上記のアンケート結果の項目に、50万円以上の腕時計を所有している人の割合(付けているとは限らない)が1.4%というものがあります(男性に限れば2%程度と考えられます)。この数値は多いように感じられますが、近年のROLEXの価格の高騰と関係している可能性もあります。
いずれにしても高級腕時計は雑誌などが大々的に取り上げている割には、100人あたり1~2人しか所有していないことになります。とは言っても彼らにとっての高級腕時計は、歴史から始まって機能やエピソードなどの見飽きた内容で簡単にページ数を稼げる優秀なコンテンツでございます。
最近のROLEXの話題と言えば機能性とかデザイン性では無く、「いくらで買いました?」とか「昔は40万円でしたよね」などとお金の話ばかりでございます。こうなりますと、手首に現金を巻いているのも同じです。
私もROLEXは2本所有しており、売値も買値の2倍近くなっております。しかしそれらにその価値があるとは思えませんし、かといって売却すると二度と購入時の値段では入手できないのでモヤモヤするところであります。
ちなみに「この腕時計は子供が大きくなったら譲ろうと思います」などとおっしゃる昭和育ちの方もいらっしゃいますが、現代の子供さんは価値観が違うので貰っても迷惑なこともあります。そしてこうした腕時計中心の考え方はマニアの方々共通の特徴であったりします。

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40代メンズを中心としたファッション アドバイスおよびスタイリングの提案。メディア向けファッション アイテムの貸出。経歴:政治家・芸能人・弁護士などのパーソナル スタイリング。1966年生まれ。【言語:TOEIC840・初級イタリア語】
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