ビジネス スーツのネクタイ有り無しの比較【写真】

西深川橋
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近年はノーネクタイがクールビズの象徴のように言われておりますが、本来はビジネス カジュアル スタイルにおいてはネクタイ無しでも許容されると解釈するべきであります。そして対人関係があるビジネスにおけるノーネクタイの場合、テーラードジャケット+パンツ+革靴の組み合わせが国際標準的なスタイルとなります。つまりスーツにネクタイ無しはアリとかナシとかの議論では無く、スーツとネクタイはセットなのでございます。

この記事の写真ではビジネス シーンにおいて最も普遍的と思われるスタイルをイメージしております。スーツはラルフローレンの中級モデルで、春夏向けの地味なピンストライプ柄です。白シャツも数千円レベルです。ネクタイこそマリネッラではありますが、ベーシックな色柄のモデルでございます(首から上はビジネス スタイルとは程遠いことをお察しいただければ幸いです)。

スーツにネクタイ有りと無しの比較
ジャケットの前ボタンを留めた場合、ネクタイ無しでは絶望的にカッコ悪くなります。そもそもスーツのデザインは立ち姿で前ボタンを留めることを前提としているのですが、ネクタイ無しは考慮されておりません。また礼儀として前ボタンを留めているにもかかわらず、ネクタイ無しでは礼儀の意味がありません。

スーツにネクタイ有りと無しの比較
このような地味なスーツと白シャツの組み合わせで前ボタンを外した場合、ネクタイ無しでは取調べ中の被疑者スタイルとなります。このスタイルで街角で女性に声をかけたら通報されても文句は言えないレベルでございます。またネクタイ好きの女性のお話は伺いますが、ネクタイが嫌いな女性のお話は伺ったことがないので、ノーネクタイで女性に対する印象は悪化はしても良くなることは無いと思われます。

参考までに「ドレスコード:ノーネクタイ」などは日本独自の服装コードであり、ネクタイだけを服装の規定から外しても意味が無いのであります。もしカジュアル スタイルを指定したいのであれば「ドレスコード:ビジネス カジュアル スタイル」としたほうが主催者側の不見識を露呈させずに済むかもしれません。

一方でスーツにネクタイ無しのスタイルの政治家さんやビジネス パーソンをテレビで見かけることもあるかと思います。しかしそういった方々の多くは「ネクタイさえ外しておけばいいでしょう」といった怠惰な理由から、ネクタイ無しのスタイルを自分の都合の良いように解釈をしているだけであると思われます。

スーツにノーネクタイのカッコ悪いスタイル
結局スタイルを悪く見せている原因はスーツのシルエットにあります。ビジネス用スーツはジャケットの肩パッドや動きやすいパンツで構成されているため、ネクタイ無しではメリハリの無い緩いスタイルに見えてしまいます。そしてそれを補っていたのがネクタイだったのでございます。

外国に目を向けますと紳士の国を標榜するイギリスでは、常に辛気臭い天候な上に夏でもクーラーいらずなのでスーツ姿でネクタイを外すことはありません。イタリアは日本より夏の湿度が低く、ネクタイを外す場合はジャケット+パンツのスタイルが多いかと思います。アメリカはTシャツと短パンの国なので、ハリウッド映画やドラマのシーンではスーツにネクタイ無しのスタイルを見かけることもあります。

日本の夏は暑すぎるのでネクタイ無しを良しとしても、冬のコートは重いから軽いダウンジャケットとか、通勤時に両手が空いて楽だからカバンよりビジネス リュックとか、近年は組織に属している勤め人の方々が個人の都合を優先する場面が多くなったように感じられます。組織で働くということは、服装を含めた取り決めの中で働くということでございます。それがお嫌であれば自ら起業するか、真夏はサンダルで押し通すくらいのガッツが必要なのであります。

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