40代メンズが合わせやすいワン ウォッシュ デニム
Location: 新宿アイランドタワー
デニムの色や種類は様々でありまして、年齢によっても使いやすいデニムは変化してまいります。若い世代であればダメージド デニムも着こなせても、それは40代になりますと少々痛々しい外観となります。またバギーのような膨張したシルエットのデニムも厳しいものがございます。そして結局のところ、40代のデニムはテーラードジャケットと合わせられるかどうかが判断基準と言っても良いかと思います。
色に関してはネイビーなどの濃い色が使いやすい印象です。それらはまたIndigo Blue(インディゴ ブルー)、One Wash(ワン ウォッシュ)、暗い色を残して洗った意味のDark Wash(ダーク ウォッシュ)、軽く糊を洗い流した意味のRinse Wash(リンス ウォッシュ)などとも呼ばれています。そしてこれらの名称はデニムの製造技法の変化に伴って多様化している模様です。
参考までに黒デニムは意外とテーラードジャケットには合わせにくい上、見た目がデニムらしくないので難しいアイテムです。逆に白デニムはテーラードジャケットにも合う非常に使いやすいアイテムです。
素材はコットン100%をおすすめします。ポリエステルが含まれたストレッチ デニムの履き心地は楽ですが、膝部分が抜けやすくシルエットが崩れやすい傾向があります。特に薄い素材はそれが顕著になります。逆にコットン100%の履き心地は楽では無く、体に馴染むまでに時間を必要としますが、最終的には経年変化でカッコ良くなります。
シルエットはストレートで、18~20cmの裾幅が最も使いやすいと思います。サイズ合わせは食後の状態で、一番上のボタンがギリギリで閉じるサイズが40代では最も安全かと思います。そしてどうしても太ももやお尻がキツくて入らない場合、素直にストレッチ デニムを選択したほうがストレスが無いと思います。
最後に重要なのが裾の長さです。昔のワン ウォッシュ デニムは裾を10cm以上折り返したキレイめのアメカジ スタイルで見かけることが多かったのですが、そのスタイルではテーラードジャケットに合いません。デニムとテーラードジャケットと合わせる場合はイタリアン スタイルが適切であると思います。
裾はくるぶしが丁度隠れる長さで詰め、2cm幅のロールアップで足首を見せます(ロールアップなしでも可)。またこうすることにより、40代のデニム スタイルにおいて若作りに見えがちな膝から下のダブつきも避けることができます。
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