胸が薄い方のスタイリング


一般的なテーラードジャケットは胸の部分が胴の部分より大きく作られています。この大きさの差をヨーロッパ表記ではDrop(ドロップ)という単位で表す場合があります。胸囲(cm)から胴囲(cm)を引いて2で割るとDropの数値となり、通常は6~9の数字が内ポケットの中のラベルに記載されていると思います。これは日本で表記されるA・B・Y体などにあたります。

また一般的なマネキンはDrop8~9で作られており、これと同様のサイズの方は自然と着こなしが上手に決まります。ちなみにアメリカでは絞りが緩いDrop6のジャケットが多く、イタリアでは7~8を中心としている印象です。したがって胸にある程度の大きさがないと、Dropの数値が大きいジャケットは似合わない傾向にあります。

上記の方は比較的胸が薄いスタイルの男性です。これは生まれつき胸が小さかったりまたは何らかの胸のご病気、あるいは高齢者の方でも見られる体型です。さらに前肩と呼ばれる両肩が前方に出ている日本人でも多く見られる姿勢でもあります。

こういった方の場合、上記のようにDropが6以下のボックス型のジャケットが良いと思います。そして大きい襟は胸を強調するのに適していますが、場合によっては細い襟と細いネクタイの組み合わせなども良いかもしれません。また可能な限り体型に合わせて胴や腕の部分に隙間を作らないことも大切です。

参考までにこの体型と対極にあるのがボディビルダーの方々であり、彼らはDrop10をはるかに超える数値となります。そこまで差がありますと胸にサイズを合わせたジャケットは、胴部分がスカスカになります。必然的にDropゼロの完全な長方形のジャケットしか着られません。そういった理由もあり、私はベンチプレスなどの運動は避けております。

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